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2019年05月19日

【小倉正男の経済コラム】ふるさと納税:『泉佐野の乱』

■国(総務省)は泉佐野市にレッドカード

kk1.jpg 国(総務省)と泉佐野市のバトルが酷い状態になっている。

 国は、ふるさと納税の返礼品は地場産品に限定しろ、返礼率は寄付の30%以内にしろ、としている。さらに自治体のふるさと納税の寄付受け入れ総額は上限で年50億円にしろ、と。

 そのうえで、泉佐野市はふるさと納税から除外すると発表された。いわば、国は泉佐野市にレッドカードを突き付けた格好である。

 国は、一部の地方自治体(泉佐野市)が過剰な返礼品に走り、それが地方自治体間にアンフェアを生んでいるとしている。
 返礼品を厳密に地場産品に限定して、30%以下の返礼率にしている地方自治体は、一般的にいわゆる過剰な返礼品に勝てないからアンフェアであるというわけである。

 国にも問題があった。国は、行政指導、すなわちワンウェイの「通知」一本やりで地方自治体に指示を出してきた。仮にも国は間違うことはないから、地方自治体は国の指示に従っていればよいというやり方である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:58 | 小倉正男の経済コラム

相場は終着駅が近づいたら途中の景色は忘れるべし=犬丸正寛の相場格言

■相場は終着駅が近づいたら途中の景色は忘れるべし

相場は終着駅が近づいたら途中の景色は忘れるべし テレビドラマにもなっている、原作・森村誠一氏の『終着駅シリーズ』。片岡鶴太郎さん演じる牛尾刑事役は味がある。終着駅には、行き止まりと共に新たな出発がある。相場もまた同じである。相場の場合は、「決算期」がひとつの終着駅にあたるものだろう。

 新しい決算期、たとえば3月期決算会社の場合、4月からの新年度入りと共に、終着駅へ向かって、新しい旅がスタートする。途中、車窓を流れる山河の風景のように、アナリストの予想で業績の風景が変わる。相場はその風景の移り変わりに一喜一憂して、時には大きく動く。いわゆる、「アナリストの投資判断引上相場」といわれるものである。

 しかし、投資判断の情報は残念ながら、大口投資家が優先され、小口の一般投資家には、なかなか風景を楽しむことは難しい。それでも、年4回発行の四季報では、すべての銘柄を公平に途中の風景を見せてくれる。そこで、投資に当って大切なことは、途中の風景(業績の変化)に目を輝かせることは大いにあってよいことである。しかし、終着駅が近づいてきたら、降りる準備が必要であることを忘れてはいけない。

 仮に、途中、その銘柄が期初予想を大きく上回る数字になったとしても、期末(終着駅)の1株利益が小さく、配当も小幅ということでは、PERや利回り買いができない。投資の終着駅である決算期末は投資採算が重要なのである。くれぐれも、途中の美しい風景にいつまでも浸らないで終着駅では降りる準備を忘れないことである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 04:00 | 特集