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2019年08月10日

【小倉正男の経済コラム】文在寅政権:唯一無比は3品目だけではないという不都合な事実

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■フッ化水素などの周辺にも唯一無比な存在が数多い

kk1.jpg 例えば韓国への輸出規制3品目である高純度フッ化水素、レジスト、フッ化ポリイミドでみても、その周辺にそれらを測定する微粒子計測器(パーティクルカウンター)というものがある。

 フッ化水素、レジストが工場に納入された時点、生産ラインで半導体を製造する時点でそれぞれ超微細なゴミなどが混入していないかを計測するものだ。フッ化水素、レジストに少しでも超微細なゴミが入っていれば、半導体生産の歩留まりは大きく悪化する。

 この微粒子計測器、パーティクルカウンターを押さえているのがリオン(東証1部)という日本企業である。リオンは補聴器でトップシェアを持つ企業だが、アメリカの企業とほぼ2社でこのパーティクルカウンターの世界市場を二分化してマーケットを制圧している。

 フッ化水素など3品目の周辺にもこれがなければ半導体の生産が事実上ストップするような多くの品目を日本企業は押さえている。

 こうした事実を認識しないで韓国の文在寅大統領は、「北朝鮮と経済協力で平和経済を実現すれば、一気に日本経済の優位に追いつく」などと呆れてしまうような発言を繰り替えしている。事実も知らずに安上がりな言葉と感情に走って冷静さを失っている。

 これでは判断を誤るだけである。いや、というより北朝鮮と一緒になりたいというのが文在寅大統領の本心で、それがポロッと出たというべきか。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:11 | 小倉正男の経済コラム