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2009年11月05日

「羽田・成田空港」関連銘柄特集:インフラ整備など関連需要拡大に期待

■周辺地域への経済波及効果にも期待

「羽田・成田空港」関連銘柄特集:インフラ整備など関連需要拡大に期待 羽田空港と成田空港を、どのような形で役割分担し、一体的な運営で共存を図るのかは今後の議論となりそうだが、いずれにしても両空港の機能と利便性の向上に向けて、滑走路の拡張整備、両空港間や都心部からのアクセス整備、港湾を含めた周辺地域のインフラ整備など、関連需要の拡大が期待できるだろう。また利用客増加に伴って、周辺地域への経済波及効果も期待できそうだ。

 羽田空港では2010年秋に4本目のD滑走路が完成し、C滑走路の延伸と合わせて発着枠が現在の年30万回から年41万回に増加する。一方の成田空港でもB滑走路の延伸工事が完了し、年20万回から22万回に増加する。

 さらに2030年には、両空港合わせて年90万回の発着能力が必要と想定されており、両空港ともに滑走路の新設や延伸など拡張工事が必要になるだろう。羽田空港がさらに沖合に展開すれば、浚渫工事の需要が拡大するだろう。また、両空港と周辺臨海部を結ぶ高速連絡道路や、東京湾の港湾(東京港、横浜港、千葉港)整備と合わせて、インフラ整備を進める可能性も考えられる。

 都心部から成田空港へのアクセスについては、東京・日暮里〜成田空港間を最短36分で結ぶ成田新高速鉄道が、2010年度に開業予定である。さらに両空港の共存を図るためには、両空港間の高速アクセス整備も重要な課題となり、超高速鉄道や高速連絡道路の重要性が増すだろう。千葉県の森田健作知事や神奈川県の松沢成文知事は「羽田と成田の両空港を一体化してハブ空港化するためには、両空港を10分で結ぶ高速リニアモーターカーの整備が欠かせない」と指摘している。そして神奈川県と千葉県は2009年5月に、羽田空港と成田空港を結ぶ超高速鉄道計画に関する検討協議会の初会合を開き、リニアモーターカーと新幹線の2つの方式について建設費などの調査を始めている。JR東海<9022>が2025年の開業を目指すリニア中央新幹線で、始発駅として有力視されている品川駅からアクセスする可能性も考えられる。

■空港拡張やアクセス整備等関連銘柄

 空港拡張やアクセス整備などインフラ関連分野では、ゼネコン大手の大成建設<1801>大林組<1802>清水建設<1803>鹿島建設<1812>など、大型土木工事に強い間組<1719>前田建設工業<1824>熊谷組<1861>など、海洋土木工事を主力とする青木あすなろ建設<1865>東洋建設<1890>五洋建設<1893>など、橋梁大手の横河ブリッジホールディングス<5911>などが関連銘柄だろう。また、鉄道工事が主力の鉄建建設<1815>東鉄工業<1835>日本電設工業<1950>など、鉄道車両大手の日立製作所<6501>三菱重工業<7011>川崎重工業<7012>日本車輌製造<7102>なども関連銘柄と考えられる。

 一方、発着回数増加に伴って空港利用者や外国人観光客が増加すれば、航空会社、空港施設運営会社、首都圏の鉄道・バス・タクシー会社、ホテルや観光関連などが恩恵を受けるだろう。航空や空港関連では全日本空輸<9202>、再建問題に懸念を残すが日本航空<9205>空港施設<8864>日本空港ビルデング<9706>、機内食を手掛けるロイヤルホールディングス<8179>など、鉄道やホテル関連では羽田・成田空港間を結ぶ京浜急行電鉄<9006>京成電鉄<9009>だけでなく、ホテル業なども手掛ける鉄道グループとして、東武鉄道<9001>東京急行電鉄<9005>京王電鉄<9008>JR東日本<9020>JR東海<9022>など、旅行関連ではエイチ・アイ・エス<9603>近畿日本ツーリスト<9726>などが関連銘柄と考えられる。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:25 | 特集