株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2010年03月14日

【決算を探る】サトウ食品工業:販管費・固定負債の削減が進む、記念配当の期待も

■国際的な安全・安心のブランドを強化

サトウ食品工業のHP サトウ食品工業<2923>(東2)の第3四半期決算(09年5月〜10年1月)は、餅(もち)、米飯とも微減となり、売上高は前年同期比1.7%減少した。年末年始の需要期に、鏡餅の売れ筋がダウンサイジング傾向により小容量製品へ変動した影響もあった。経常利益は同21・9%減、純利益は同17・7%減だった。
 この期は、東港工場で09年11月から太陽光発電設備が運用を開始したほか、製造経費の削減や生産並びに業務の効率化を積極的に進めた。国際的な安全・安心のブランド強化に向けて、ISO22000:2005の認証を一昨年の北海道工場に続いて同工場でも取得。
 包装餅部門は、販売促進費の効果的な執行などに取り組み、切り餅は昨年の価格改定の影響が一巡したこともあり前年同期を上回った。ただ、鏡餅は市場における売れ筋がダウンサイジング傾向による小容量製品へ変動した影響もあり減少した。包装餅部門の売上高は114億9400万円(同0.5%減)。

■包装米飯は産地・銘柄はじめ品質と信頼を重視

 包装米飯部門は、独自のガス直火炊き製法や産地銘柄米の表示などで品質への信頼を得るとともに、包装米飯の健全な市場育成を目指し、他社とは一線を隔した販売活動に取り組んだ。包装米飯の売上高は91億3600万円(同3.1%減)となった。
 総売上高は206億4400万円(前年同四半期比1・7%減)。販売費及び一般管理費は3.0%減少。財務面では、長期借入金の減少を主要因に固定負債の残高が32億9600万円となり、前事業年度末に比較し5億2000万円減少。ただ、売上総利益の減少に加え受取手数料の減少などがあり、経常利益は10億4100万円(同21・9%減)、四半期純利益は5億9100万円(同17・7%減)となった。
 今4月通期の見通しは、これまでの予想を据え置き、売上高を266億円(前期比3.0%増)、経常利益を7億5000万円(同37.4%減)、純利益は4.0億円(同39.4%減)とした。利益額が第3四半期の実績より減少するのは、同社の事業特性が年末年始型のため。配当予想も据え置き、4月期末配当の見込みを10円(前期実績は12円)とした。
 前週末(3月12日)の株価終値は1280円(前日比変わらず)だった。浮動株比率が低いため突飛高・安する場合があり、包装米飯業界での価格競争激化は留意点。しかし、株主優待の拡充(09年10月)に続き、株式市場には創業60周年記念増配の期待がある。

◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!


提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:03 | IR企業情報