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2006年12月26日

コムシードに大化けの素地 ガンホー・オンライン・エンターテイメントを脅かす存在に

 名証セントレックス上場で携帯サイト開発・運営のコムシード<3739>は、12月13日韓国でオンラインゲームを手掛けるサイカンホールディングス(ソウル市、金正律会長)(以下サイカンHD)と資本業務提携すると発表した。サイカンHDは「ラグナロクオンライン」を生み出したグラヴィティ(ソフトバンクの系列投資会社EZERとテクノグルーヴに売却)の元社長である金正律会長が新たに設立した会社で、日本法人を本年9月15日(金)に設立している。東京ゲームショウ二〇〇六(TGS2006)に、韓国のブースとしては最大規模で出展することで注目を集めた。「ラグナロクオンライン」の成功を糧に日本進出を図たいサイカンHDと海外進出やM&Aなど事業拡大を図りたいコムシードとの考えが提携に結びついた。
 コムシードはそのサイカンの強みを活用・共有化し、シナジーを創出することが可能となるような協業関係を築くとしている。具体的には、サイカングループが開発するオンラインゲーム、モバイルゲームの日本進出に向けた開発及びビジネスインフラ、日本国内におけるオンラインゲーム開発体制整備。サイカングループが開発するモバイル向けゲームとコムシードが運営する携帯コンテンツの連携。コムシードの営業ラインを活用した、日本国内のオンラインゲーム(インターネットカフェやゲームセンターなどのリアル店舗を含む)及び携帯向けゲームに対する市場開拓。コムシードの営業ラインを活用した、ゲームコンテンツ、キャラクターの商品化ビジネス展開。その他、海外市場への進出やM&Aなど事業拡大における協力関係などを築くという。
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サイカンの強みを活用・共有化しシナジー効果創出

 業務提携を実現させるために必要な事業資金に充当することを目的として、サイカンに対して第三者割当増資を実施し、普通株式7500株を割り当てることで合意したとしている。
 サイカンは、13日に公開買付けによるコムシード株式の取得を発表、本公開買付けが予定どおり終了し、サイカンがコムシード株式1万3072株を取得した場合、第三者割当増資に係る株式数と合わせてコムシード株式の過半数を保有することとなり、コムシードはサイカンの連結子会社となる。なお、コムシードの大株主である株式会社平和から、コムシード株式の全部について本公開買付けに応募する旨の同意を得ている。その株式数は本公開買付開始時において1万3072株であり、本公開買付けの終了後において、当社の総議決権の数に対する43.82%となる。
 コムシード株式は、現在、名古屋証券取引所セントレックス市場に上場しているが、サイカンは本公開買付けにより当社の上場廃止を企図するものではない旨公表している。
  サイカンが、先のTGS2006で出展したのは6タイトル。オンライン格闘ゲーム「RFC」、紙に描かれたキャラクターが戦うFPS[Paper Man」、オンラインアクションゲーム「R−MAN」、戦闘メカに乗ったキャラクターが最大100人での戦いを展開する「BATTLE BOOM」、3Dの釣りゲーム「Fishing on」、愛犬を育成するコミュニティゲーム「Puppy on」といずれもカジュアル系となっているが、金正律会長によると、企画に数年かけた大作があと2タイトル用意され、その詳細は来年に公開される見通し。
 コムシードがガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>を脅かす存在になる可能性大だ。株価は大幅に居所を変える動きとなろう。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:10 | 株式投資ニュース