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2013年08月28日

【特集】拡大続く通販市場と関連銘柄

■ネット通販が牽引、市場規模5兆4100億円と過去最高

特集 通販市場の拡大が続いている。日本通信販売協会(JADMA)が8月27日に発表した12年度の通販売上高(速報値)は、前年度比6.3%増加の5兆4100億円で過去最高を更新した。

 12年度の伸び率は10年度の同8.4%増加、11年度の同9.0%増加に比べて鈍化した形だが、14年連続の増加であり、他の小売業態に比べて高い成長率を維持している。

 12年度の通販売上高は、調査時点の対象会員企業509社から得た売上を集計した結果に、各種調査から推計できる有力非会員企業180社の売上を加えて算出している。この結果、カタログ通販やテレビ通販を中心とする会員企業509社合計の売上高は同3.4%増加の3兆3400億円で、ネット通販を中心とする非会員企業180社合計の売上高は同11.3%増の2兆700億円だった。

 JADMAでは、通販市場が成長した要因として、アマゾンの大幅増収、スマートフォン・タブレットの普及に伴うネット通販の成長、BtoB通販企業の成長などを挙げている。会員企業が展開しているネット通販の伸びも考慮すれば、通販市場の成長はネット通販が牽引する形であり、これまでカタログ通販やテレビ通販を主力としていた有力企業のネット通販へのシフトも加速しているだろう。

 8月21日に無料通話・チャットアプリのLINEが、今秋をメドにネット通販市場へ参入すると正式発表したことで競争激化を懸念する見方もあるようだが、逆に市場が一段と拡大する起爆剤になるだろう。BtoC市場の拡大に加えてBtoB市場も拡大基調であり、電子商取引(EC)全体として市場の拡大が続きそうだ。ネット通販がカタログ通販やテレビ通販の売上を逆転する日も近いだろう。

 ヤフー<4689>楽天<4755>というネット通販の総合大手、ネット専業でBtoC通販を展開する企業、BtoB市場で専門サイトやECプラットフォームを提供する企業などにとって追い風が続きそうだ。さらに「物」の管理・配送などを担う物流企業、ECサイト構築・保守など「基盤」や「仕組み」を担うSI(システムインテグレーション)企業にとっても恩恵は大きいだろう。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:10 | 特集