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2013年11月21日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は下値固め完了感、週足チャート三角保合い

 陽光都市開発<8946>(JQS)の株価は調整局面だが、下値固め完了感も強めている。きっかけ次第で動意付く可能性があるだろう。

 主力だった投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小して、不動産管理・賃貸・仲介事業の「ストック型フィービジネス」への事業構造転換を進めている。8月には、アパマンショップホールディングス<8889>の子会社アパマンショップネットワークとフランチャイズ(FC)加盟契約を締結した。

 さらに10月には、徳威国際発展有限公司とストライダーズ<9816>を割当て先とする第1回新株予約権の発行、およびストライダーズとの資本業務提携を発表した。ストライダーズの子会社で東京を中心に不動産賃貸管理事業を展開するトラストアドバイザーズと、相互補完関係の構築やシナジー効果の発揮を目指すとしている。

 11月8日発表の今期(13年12月期)第3四半期累計(1月〜9月)の連結業績は前年同期比40.8%減収、同28.4%営業減益、同22.3%経常減益、同23.7%最終減益だった。不動産販売物件がなく大幅減収減益だったが、概ね計画水準のようだ。

 通期見通しについては前回予想を据え置いて、売上高が前期比33.9%減の10億53百万円、営業利益が同16.1%減の1億21百万円、経常利益が同19.7%減の71百万円、純利益が同22.1%減の65百万円としている。通期見通しに対する第3四半期累計の進捗率は売上高が76.2%、営業利益が72.7%、経常利益が87.3%、純利益が89.2%と順調な水準である。不動産管理・賃貸・仲介事業が堅調に推移している。来期(14年12月期)以降の販売用物件確保に向けて事業用地仕入れも進める方針だ。

 株価の動きを見ると、20年東京夏季五輪関連で人気化した9月高値264円から反落し、概ね150円〜180円近辺のレンジで推移している。上値を徐々に切り下げて調整局面だが、150円台で下値固め完了感も強めている。

 11月20日の終値165円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS6円80銭)は24倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS13円13銭)は13倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを圧迫する形だが、右肩上がりの52週移動平均線が下値を支えている。きっかけ次第で動意付く可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析