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2013年12月03日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコはマド開け上放れ後の強さ抜群、好業績割安で上値追い

 受託ソフトウェア開発のクレスコ<4674>(東1)の株価は自己株式取得を好感した買いが続いている。今期(14年3月期)好業績や指標面の割安感も支援材料であり、上値追いの展開だろう。

 ソフトウェア開発(ビジネス系)事業を主力として、組込型ソフトウェア開発事業、その他事業(商品・製品販売など)を展開している。収益力向上に向けてERPコンサルティング、オンラインストレージサービス、クラウド関連サービスを強化し、得意分野を持つビジネスパートナーとのアライアンスやM&Aも積極活用している。13年4月にソリューション事業のクリエイティブジャパンを子会社化し、企業コンサルティング事業のエル・ティー・エスを持分法適用会社化した。そして9月には三谷産業<8285>とクラウドサービス事業で協業体制を構築している。

 今期連結業績見通しは売上高が前期比15.6%増の220億円、営業利益が同13.5%増の14億10百万円、経常利益が同8.5%増の15億30百万円、純利益が同12.5%増の8億60百万円としている。ソフトウェア開発事業は金融関連、クラウド関連、組込型ソフトウェア開発事業は情報家電関連が好調であり、クリエイティブジャパンの新規連結も寄与する。通期見通しに対する第2四半期累計(4月〜9月)の進捗率は売上高が47.4%、営業利益が40.9%、経常利益が46.3%、純利益が50.9%である。下期の構成比が高いことを考慮すれば順調な水準であり好業績が期待される。

 なお11月25日に自己株式取得を発表した。取得株式総数の上限40万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合3.7%)、取得価額総額の上限3億4百万円、取得期間13年11月26日〜14年5月30日としている。

 株価の動きを見ると、概ね750円〜800円近辺で推移していたが、11月26日に5月高値894円を一気に突破して年初来高値となる930円まで急伸する場面があった。自己株式取得発表を好感した形だ。その後一旦は利益確定売りが優勢になる場面もあったが、12月2日には切り返しの動きを強めている。

 12月2日の終値891円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円68銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間26円で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS786円92銭で算出)は1.1倍近辺である。日足チャートで見ると窓を空けて急伸したため目先的な過熱感はあるが、短期モミ合い展開から上放れた形であり、今期好業績や指標面の割安感も支援材料として上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析