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2014年01月20日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトホールディングスはネット通販市場拡大を追い風に4ケタ固めて2378円目指す

 ECサイト構築のソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)の株価は高値更新して強基調の展開が続いている。ネット通販市場の拡大も追い風として、中期成長力を評価する流れに変化はなく上値追いの展開だろう。需給面では自己株式取得も支援材料だ。

 ECソリューション事業(ECサイト構築ソフト「ecbeing」販売、ECサイト運用、ECプロモーションサービスなど)を主力として、SI事業(自社グループ開発ソフト「X−point」「AgileWorks」「Assetment」「L2Blocker」の販売や基幹系システムの受託開発など)、物品販売事業(法人向けIT機器販売など)も展開している。

 顧客のEC事業立ち上げ時の戦略コンサルティングから、ECサイト構築・運用支援・プロモーションサービスまで総合的なサービスを提供していることが強みで、ECサイト構築実績は前期までの累計で国内断トツ首位の750社超に達している。ECサイト構築実績の積み上げに伴ってストック型収益が拡大基調であり、Webプロモーション(ネット広告)分野などデジタルマーケティング市場にも積極展開する方針だ。アライアンス戦略では13年5月に日本ユニシス<8056>と資本・業務提携、13年9月に東芝テック<6588>と業務提携している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比12.5%増の113億円、営業利益が同24.2%増の13億59百万円、経常利益が同10.1%増の13億80百万円、純利益が同10.0%増の7億10百万円としている。機能を向上させた「ecbeingプラスワンシリーズ」などでECサイト構築・運用支援の新規顧客開拓が進み、Webプロモーション分野の拡大も寄与する。増収効果で開発費、広告宣伝費、人件費などの先行投資負担、データセンター移転関連の特別損失計上を吸収する。

 9月25日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限37万5000株、取得価額総額の上限3億円、取得期間13年9月26日〜14年3月31日)については、12月31日時点の累計で取得株式総数13万4900株、取得価額総額1億1679万3800円となった。

 株価の動きを見ると、水準を切り上げて強基調の展開が続いている。12月下旬に900円近辺での中段保ち合いから上放れの展開となり、12月27日に1052円を付けて10月21日の1017円を突破した。さらに1月9日には1169円まで上値を伸ばした。足元は利益確定売りで一旦反落しているが、証券優遇税制廃止に伴う需給面の不安も後退し、中期成長力を評価する流れに変化はないだろう。

 1月17日の終値1066円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS52円29銭で算出)は20〜21倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS401円55銭で算出)は2.7倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、中段保ち合いから上放れて水準を切り上げている。上値追いの流れで2005年の上場来高値2378円(権利修正)を目指す展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:33 | アナリスト水田雅展の銘柄分析