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2014年01月23日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヨコレイはボックス上放れの動き、好業績や低PBRを支援材料に出直り本格化

 冷蔵倉庫大手のヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1)の株価はボックス展開から上放れの動きを強めている。今期(14年9月期)好業績見通しや低PBRが支援材料であり、出直りの動きが本格化しそうだ。

 冷蔵倉庫事業を主力として、水産品や畜産品などの食品販売事業も展開している。第4次中期経営計画(12年9月期〜14年9月期)では、重点戦略として低温物流サービスの戦略的ネットワーク展開やドメイン拡充を掲げ、物流アウトソーシングサービスを軸とした総合低温物流への取り組みを強化している。

 総合低温物流サービス強化に向けて冷蔵倉庫事業の能力増強を推進し、14年4月竣工予定で北海道小樽市・石狩第2物流センター(仮称)、14年6月竣工予定で大阪市・夢洲物流センター(仮称)、14年10月竣工予定で宮崎県都城市・都城第2物流センター(仮称)を新設する。海外はASEAN地域への事業展開を本格化してタイ・ワンノイ第2物流センター(仮称)を建設中である。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比9.5%増の1300億円、営業利益が同20.7%増の45億円、経常利益が同18.2%増の45億円、純利益が同8.3%増の25億円としている。新規物流センター稼働で償却負担が増加するが、冷蔵倉庫事業の貨物取扱量が高水準で推移する。食品販売事業は市況が回復基調であり、適切な在庫量と回転率向上によって収益が改善する見込みだ。13年11月に竣工した鹿児島県南九州市の川辺物流センター増築および川辺ソーティングスポット(SS)新築も寄与する。なお2月12日に第1四半期(10月〜12月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、昨年9月の戻り高値圏850円近辺から反落後は概ね760円〜810円近辺のレンジでボックス展開だったが、足元ではレンジ上限に到達してボックス上放れの動きを強めている。1月22日には814円まで上値を伸ばす場面があった。今期好業績を見直す動きだろう。

 1月22日の終値810円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS48円31銭で算出)は16〜17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1114円84銭で算出)は0.7倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって、強基調へ転換する動きを強めている。低PBRも支援材料であり出直りの動きが本格化しそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:15 | アナリスト水田雅展の銘柄分析