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2014年02月04日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は急騰の1月高値から反落したが収益は着実に改善、きっかけ次第で再動意の可能性

 陽光都市開発<8946>(JQS)の株価は急騰した1月高値から反落したが、収益基盤は着実に改善している。きっかけ次第で再動意の可能性があるだろう。なお2月17日に前期(13年12月期)決算発表を予定している。

 投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小して、不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへの事業構造転換を進めている。13年8月にはアパマンショップホールディングス<8889>の子会社アパマンショップネットワークとFC加盟契約を締結した。13年10月にはストライダーズ<9816>と資本業務提携した。ストライダーズの子会社で東京を中心に不動産賃貸管理事業を展開するトラストアドバイザーズとの相互補完関係構築やシナジー効果を目指す。

 13年12月には、中国の大手不動産デベロッパーである上海地産グループが投資用マンション「グリフィンシリーズ」を視察するため当社を訪問した。上海地産グループ、当社の資本提携先である徳威企業発展有限公司(上海)、および当社の協業による中国でのワンルームマンション開発の可能性について検討している。

 1月17日には柏雅資本集団控股有限公司(香港)の株式を取得して連結子会社化すると発表した。香港柏雅の子会社および孫会社である柏雅酒店管理(上海)有限公司および上海柏雅投資管理有限公司も連結子会社となる。酒店管理および投資管理は、当社の資本提携先である徳威企業が不動産デベロッパーと共同で行ったサービスアパートメントの運営・管理を受託しており、中国における不動産関連事業に進出する。なお1月31日には香港柏雅の株式取得に関して、日中間における会社登記等に係る手続が継続しているため株式取得実行日を「1月31日」から「2月28日迄」に変更すると発表した。契約締結は1月17日に完了している。

 前期(13年12月期)の連結業績見通しは売上高が前々期比33.9%減の10億53百万円、営業利益が同16.1%減の1億21百万円、経常利益が同19.7%減の71百万円、純利益が同22.1%減の65百万円としている。不動産販売物件がないため大幅減収減益だが、不動産管理・賃貸・仲介事業が堅調に推移している。ストック型フィービジネスの収益基盤が着実に強化され、今期(14年12月期)以降は不動産販売も寄与して収益改善が期待される。

 なお13年10月発行の第1回新株予約権について、割当先である徳威国際発展有限公司(上海徳威企業発展有限公司の子会社)およびストライダーズとの間で締結した新株引受契約に基づき、12月27日に割当先に対して新株予約権の行使指定を行い、1月8日にストライダーズ、1月9日に徳威国際発展有限公司が権利行使した。この結果、徳威国際発展有限公司が第2位株主となった。

 株価の動きを見ると、香港柏雅を連結子会社化するとの発表を好感して1月16日終値155円から1月17日205円まで急伸した。その後は利益確定売りが優勢になり、2月3日には165円まで水準を切り下げた。足元の全般地合い悪化も影響したようだ。2月3日終値165円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS6円80銭)は24倍近辺である。週足チャートで見ると大勢130円台〜200円台でのボックス展開だが、足元で26週移動平均線、およびレンジ下限に接近して反発のタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:02 | アナリスト水田雅展の銘柄分析