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2014年03月11日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は下値固め完了感、割安感を評価して出直り

 鉄鋼・非鉄金属関連商社の神鋼商事<8075>(東1)の株価は全般地合い悪化の影響を受けたが、下値固め完了感を強めている。指標面の割安感を評価して出直り展開だろう。

 鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などを扱う商社である。13年6月発表の中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では数値目標として16年3月期売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。神戸製鋼所<5406>グループの中核となるグローバル商社を目指してグローバルビジネスを加速させる方針だ。

 3月3日には、メキシコにおける冷間圧造用鋼線の製造・販売を行う合弁会社の設立について、当社および神戸製鋼所、メタルワン、大阪精工、米Republic Steelと5社共同で検討を開始することで合意したと発表している。15年半ばの稼動を目指して合弁会社の事業計画に関する協議・検討を行う。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは前回予想(9月13日に売上高、営業利益、純利益を減額、経常利益を増額修正)を据え置いて、売上高が前期比10.4%増の8500億円、営業利益が同6.3%増の58億円、経常利益が同9.1%増の53億円、純利益が同54.2%増の29億円としている。機械・情報で大型案件が一巡し、中国やインドでの新規事業の創業費用も発生するが、自動車生産や粗鋼生産の増加を背景として鉄鋼・鉄鋼原料・非鉄金属などが好調に推移している。純利益については過年度法人税一巡も寄与する。

 第3四半期累計(4月〜12月)の進捗率は売上高が73.7%、営業利益が69.9%、経常利益が70.2%、純利益が63.4%であり、概ね順調な水準だった。来期(15年3月期)も自動車生産や粗鋼生産関連の好調が続き、機械・情報も設備投資需要の回復が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、1月下旬〜2月上旬の全般地合い悪化の影響を受けて1月21日の昨年来高値243円から急反落し、2月4日に199円、2月5日に198円まで調整した。しかしその後は概ね200円〜210円近辺で推移し、足元では210円台に水準を切り上げてきた。下値固めが完了して出直り態勢のようだ。

 3月10日の終値215円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS32円75銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS335円84銭で算出)は0.6倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ても26週移動平均線を回復する動きを強めている。指標面の割安感を評価して出直り展開だろう。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析