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2014年04月25日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトHDは成長力を評価して押し目買いの好機

 ECサイト構築ソフトのソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)の株価は、全般地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、足元では下げ渋る動きとなり調整一巡感を強めている。ネット通販市場の拡大が追い風であり、中期成長力を評価して反発のタイミングが接近しているようだ。押し目買いの好機だろう。

 ECソリューション事業(ECサイト構築ソフト「ecbeing」の販売からECサイト構築・運用支援、ECプロモーションまでの総合サービス)を主力として、SI事業(自社グループ開発ソフトの販売)、物品販売事業(法人向けIT機器の販売)も展開している。

 顧客のEC事業立ち上げ時の戦略コンサルティングから、ECサイト構築・運用支援、さらにプロモーションサービスまで総合的なサービスを提供していることが強みだ。ECサイト構築実績は前々期までの累計で国内断トツ首位の750社超に達している。

 ECサイト構築実績の積み上げに伴ってストック型収益が拡大基調であり、Webプロモーション(ネット広告)分野などデジタルマーケティング市場にも積極展開する方針だ。アライアンス戦略では13年5月に日本ユニシス<8056>と資本・業務提携、13年9月に東芝テック<6588>と業務提携している。

 前期(14年3月期)連結業績見通し(5月9日公表)は売上高が前々期比12.5%増の113億円、営業利益が同24.2%増の13億59百万円、経常利益が同10.1%増の13億80百万円、純利益が同10.0%増の7億10百万円としている。機能を向上させた「ecbeingプラスワンシリーズ」も寄与してECサイト構築ビジネスの新規顧客開拓が進んでいる。リスティング広告・SEO対策などのプロモーションサービスも拡大する。

 増収効果で開発費、広告宣伝費、人件費などの先行投資負担、さらにデータセンター移転関連の特別損失計上を吸収して増収増益見込みだ。ネット通販市場は拡大基調であり、国内断トツ首位のECサイト構築実績を武器として、今期(15年3月期)も収益拡大基調だろう。

 株価の動きを見ると、利益確定売り、全般地合い悪化、自己株式取得終了などが影響して、1月高値1169円から反落後は水準を切り下げる展開となった。そして3月20日と3月24日に801円、4月11日に803円、4月14日に802円まで調整した。ただし800円台を割り込むことなく下げ渋る展開となり、足元では調整一巡感を強めている。好業績を再評価する動きだろう。

 4月24日の終値816円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS52円29銭で算出)は15〜16倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS401円55銭で算出)は2.0倍近辺である。週足チャートで見ると52週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。サポートラインを確認した形だろう。反発のタイミングが接近して押し目買いの好機だろう。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:34 | アナリスト水田雅展の銘柄分析