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2014年08月26日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトHDは6月戻り高値を突破して再動意のタイミング

 ECサイト構築ソフトのソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)の株価は、8月25日に900円台を回復して927円まで上伸する場面があり、6月の戻り高値908円を上抜いた。中期成長力を評価して出直りの流れに変化はなく、再動意のタイミングだろう。

 ECソリューション事業(ECサイト構築ソフト「ecbeing」の販売からECサイト構築・運用支援、データセンターでのホスティングサービス提供、ECプロモーション提供までの総合サービス)を主力として、SI事業(自社グループ開発ソフトの販売、基幹系システムの受託開発など)、物品販売事業(法人向けIT機器販売など)も展開している。

 顧客のEC事業立ち上げ時の戦略コンサルティングから、ECサイト構築・運用支援、さらにリスティング広告・SEO対策などのプロモーションサービスまで総合的なサービスを提供していることが強みだ。ECサイト構築実績は前々期(13年3月期)までの累計で国内断トツ首位の750社超に達し、ECサイト構築実績の積み上げに伴ってストック型収益が拡大基調だ。

 さらに「eビジネス総合デベロッパー」を目指して、インターネット広告や運用支援など、デジタルマーケティング市場にも積極展開してビジネス領域拡大を推進している。またアライアンス戦略では、13年5月に日本ユニシス<8056>と資本・業務提携、13年9月に東芝テック<6588>と業務提携した。

 8月1日に発表した今期(15年3月期)第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比7.6%増の27億22百万円で、営業利益が同14.8%増の2億81百万円、経常利益が同15.9%増の3億03百万円、純利益が同2.0倍の1億99百万円だった。ECソリューション事業が順調に伸長して増収、2桁営業増益だった。

 通期の連結業績見通しは前回予想(5月9日公表)を据え置いて売上高が前期比4.3%減の115億円、営業利益が同2.2%増の15億01百万円、経常利益が同0.6%増の15億10百万円、純利益が同4.8%増の8億円で、配当予想は同1円増配の年間18円(第2四半期末9円、期末9円)としている。

 売上面では、物品販売事業でウインドウズXPサポート終了に伴う買い替え需要の反動減や、消費増税の影響を見込んでいる。ただし主力のECソリューション事業は、中堅・大手優良企業のECサイト構築需要の増加に伴って、ECサイト構築ソフト「ecbeing」の販売やカスタマイズが好調に推移する。ネット広告需要の増加でデジタルマーケティングビジネスも拡大する見込みだ。

 利益面では開発費、広告宣伝費、人件費などの増加を吸収して営業増益見込みだ。ストック型収益が拡大基調であり、EC市場が拡大基調であることを考慮すれば、今期業績の会社見通しには上振れ余地がありそうだ。国内断トツ首位のECサイト構築実績を武器として中期的に収益拡大基調だろう。

 株価の動きを見ると、5月安値740円から6月20日908円まで切り返した後は、戻り一服でモミ合う展開だった。ただし徐々に水準を切り上げて、8月25日には900円台を回復して927円まで上伸する場面があり、6月の戻り高値を上抜いた。好業績を評価して再動意の構えのようだ。

 8月25日の終値908円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS59円55銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.0%近辺、前期実績PBR(前期実績の連結BPS419円95銭で算出)は2.2倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準切り上げの動きを強めている。中期成長力を評価して出直りの流れに変化はなく再動意のタイミングだろう。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:04 | アナリスト水田雅展の銘柄分析