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2015年05月25日

ケンコーマヨネーズの今期業績予想は、前期に続き最高益更新を見込む

■株価は、同業他社に比較し、出遅れ感が強いことから一段高が予想される

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)の今期業績予想は、前期に続き最高益更新を見込む。株価は、同業他社に比較し、出遅れ感が強いことから一段高が予想される。

 21日に開かれた決算説明会で、「中期経営計画W2012−2014」の成果についてレビューが行われた。中期経営計画Wの具体的な目標は、グローバル企業となる、事業領域の拡大、「サラダ料理」の確立・情報発信を行い市場演出型企業としての戦略を実践、サラダカフェブランドの推進・浸透、人材育成・体制強化の5つ。数値目標としては、2015年3月期売上高600億円、経常利益27億円を挙げている。

 グローバル企業となるに関しては、中国、インドネシアの売上高は年々伸長し、単月での黒字化を達成している。トピックスとしては、ハラール認証マヨネーズタイプの日本への輸出を開始し、日本でのECサイトでの販売も始まっている。輸出については、海外29か国への輸出が伸び、売上高も年々拡大している。

 事業領域の拡大については、世界のソース、世界のサラダの売上が順調に伸び、アイテム数も増えている。機能性商品としては、低カロリーノンオイルドレッシングやユーグレナ、希少糖を使った高付加価値商品、エッグフリーや粉末タイプのマヨネーズを開発。また、東芝とのコラボレーションとしてサラダカフェで、植物工場産のカップ入りの野菜に粉末タイプのドレッシングを付けて11月より、販売を開始した。

 「サラダ料理」の確立・情報発信を行い、市場演出型企業としての戦略を実践に関しては、コーポレートサイトのリニューアルを行い、サラダ料理コンテンツを設置し、業態別や季節のレシピ等を掲載した。レシピの掲載数は、15年3月末時点で約970レシピとなっている。また、メディアを活用し、大阪のABCラジオ、東京のTBSラジオで「サラダトーク〜お仕事カフェ〜」という番組を放送している。

 サラダカフェブランドの推進・浸透については、サラダカフェ店舗は16店舗となり、11年度の店舗数より2店舗増えている。また、オリジナルドレッシングの発売と、大手CVCとのコラボレーション商品を発売した。更に、当社監修本を発刊し、10万部を突破している。その他、サラダ料理の講習会の開催を行い、サラダカフェブランドの浸透を図っている。

 人材育成・体制強化については、生産管理システムの導入と研修制度の強化により、人材育成・体制の強化を実践している。

 この結果、2014年度の売上600億円、経常利益27億円の数値目標は達成している。

 最も大きなトピックスとしては、14年3月に完成した静岡富士山工場が挙げられる。この工場が完成したことで、関東ダイエットエッグ新座工場を閉鎖し、静岡富士山工場に集約し、味・品質の向上、生産効率の改善が実現されている。静岡富士山工場では、ブランド製品として「惣菜亭」を発売している。

 これらの中期経営計画を実行したことで、当初の目標数値を上回る業績を達成した。15年3月期連結業績は、売上高603億27百万円(14年3月期比5.3%増)、営業利益30億01百万円(同23.6%増)、経常利益27億76百万円(同22.9%増)、純利益16億42百万円(同29.7%増)と増収増益で過去最高の業績であった。

 今期は、新しい中期経営計画「KENKO Five Code 2015−2017』〜輝く未来のために〜の初年度となる。

 KENKO Five Codeとして、Globalization(世界的拡大)、Innovation(革新)、Best practice(最良実施)、Knowledge management(知識管理)、Comunication(ブランド育成)を掲げている。

 戦略としては、サラダNo.1(Leading company)」のポジションを確立、「サラダ料理」のさらなる進化、グローバル市場への積極展開を進める経営基盤強化を挙げている。

 サラダNo.1(Leading company)」のポジションを確立するための具体的な売上高目標数値は、マヨネーズ・ドレッシング事業の売上高は、2014年度比119%、サラダ・総菜事業は同114%、ポテト事業は同119%、タマゴ事業は同123%としている。

 「サラダ料理」のさらなる進化策としては、ケンコーマヨネーズグループの体制強化を掲げ、ケンコーマヨネーズは、サラダNo.1企業を目指し、メディアを活用した「サラダ料理」の発信を行う。サラダカフェは、2017年度までに23店舗(14年度比7店舗増)を目指すと共に、東芝との取組を強化する。また、サラダ料理講習会の拡充を図り、15年度は大阪で開催する。連結子会社は、地場の量販店の強化を行い、販売エリアの拡大を実現する。
 更に、グループのブランドイメージを向上するために、プロダクトブランドの強化、情報発信の強化を行う。

 グローバル市場への積極展開を進める経営基盤強化策としては、原料調達・開発・生産・販売・情報収集・研修など、日本に留まらず、世界へ視野を広げた活動を行う。具体的には、インドネシアでは、タマゴ製品の強化、ハラール製品の強化を行う。冷凍食品の輸出も実施する。
 北米・欧州については、オフィスを設立して、情報の収集や分析を行い、世界への食のトレンドを発信していく。
 海外輸出については、より多くの国への輸出が可能になるように、賞味期限の延長を実現する。また、サラダ類や厚焼き卵などの販売を行い、商品ラインナップを強化する。

 3つの戦略を実施することで、「KENKO Five Code 2015−2017』の目標数値は、2017年度連結売上高750億円、連結経常利益率5%、自己資本比率50%、ROE8%以上キープを掲げている。

 今期2016年3月期連結業績予想は、売上高632億円(前期比4.8%増)、営業利益30億50百万円(同1.6%増)、経常利益30億円(同8.0%増)、純利益17億70百万円(同7.8%増)と前期に引き続き最高益更新を見込む。

 好業績が見込めることから、配当も2円増配の25円(第2四半期末11円、期末14円)を予想している。

 好業績でありながらも、22日の終値1667円で弾く株価指標は、予想PER13.46倍、PBR(実績)1.33倍、配当利回り1.49%と同業他社と比較すると出遅れ感が強い。一段高が期待できる。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:30 | 決算発表記事情報