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2016年05月31日

ケンコーマヨネーズの16年3月期は、サラダ類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ類の順調な売上で、過去最高の業績を達成

■5期連続の増収、4期連続の過去最高売上高を更新

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)の16年3月期は、サラダ類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ類のいずれも順調な売上で、過去最高の業績を達成。5期連続の増収、4期連続の過去最高売上高更新となった。

 16年3月期連結業績は、売上高669億33百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益34億36百万円(同14.5%増)、経常利益34億26百万円(同23.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20億85百万円(同27.0%増)であった。

 売上高については、サラダ類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ類のいずれも順調に伸びた。また、分野を細分化した業態別の個別対策によるきめ細やかな対応が顧客に受け入られたことも増収の要因。商品別では、小型形態のロングライフサラダの採用が加速した。

 経常利益については、増収効果に加え、付加価値の高い商品が増加したこと、静岡富士山工場の操業度アップの効果、連結子会社のフレッシュ総菜の増収効果により、計画を上回る大幅増益となった。

 その結果、最終利益は、これまで過去最高であった07年3月に記録した17億14百万円を大きく上回る20億85百万円となった。

■主力である調味料・加工食品事業の売上高は、550億35百万円と対前年比で10.7%増

 同社の事業は、調味料・加工食品事業、総菜関連事業等、その他に分けられる。

 調味料・加工食品事業の売上高は、550億35百万円(同10.7%増)であった。商材別の売上高は、サラダ・総菜類189億03百万円(同12.8%増)、マヨネーズ・ドレッシング類170億64百万円(同1.7%増)、タマゴ加工品177億92百万円(同17.7%増)となっている。

 総菜関連事業等では、食品スーパー向けにポテトサラダやマカロニサラダ、明太子やタマゴを使用したパスタ商品が新規採用された。更に、北海道エリア限定のカット野菜が大幅に伸長した。その結果、売上高は、106億60百万円(同13.2%増)となった。

 ショップ事業(Salad Cafe)及び海外事業のその他の事業は、12億38百万円(同5.4%増)であった。トピックスとしては15年4月に「Salad Cafe ルミネ立川店」をオープン、16年3月「WaSaRa近鉄あべのハルカス店」オープン、「サラダカフェ サラダ料理講習会」を東京、大阪あわせて12回開催したことが挙げられる。なお、海外事業は持分法適用会社のため売上高には含まれない。

 以上のように、16年3月期は、全体的に順調に推移したことから計画を上回り、過去最高益を更新した。

■2017年度目標数値として、連結売上高750億円を目指す

 同社は、15年度から17年度にわたる中期経営計画「KENKO Five Code 2015‐2017」を発表している。

 経営指針として、Globalization(世界的拡大)、Innovation(革新)、Best practice(最良実施)、Knowledge management(知識管理)、Communication(コミュニケーション<ブランド育成>)の5項目を挙げている。

 経営戦略としては、1)『サラダNo.1(Leading company)』のポジションを確立、2)「サラダ料理」の更なる進化、3)グローバル市場への積極的展開を進める経営基盤強化 の3つを表明している。

 以上の取組みを進めることで、2017年度目標数値として、連結売上高750億円、連結経常利益率5%、自己資本比率50%、ROE8%以上キープを掲げている。

 「サラダNo.1(Leading company)」のポジションを確立するための、前期の実績と、今期の取組みについて、事業別に取上げる。

■西日本工場のNo.2ラインを6月に稼働し、ドレッシングラインの生産体制を増強する予定

 マヨネーズ・ドレッシング事業では、コンビニエンスストアや量販店向けにマヨネーズの売上が伸びた。また、「世界を旅するドレッシング」という新ブランドを誕生させた。
今期は、更に「世界を旅するドレッシング」シリーズを拡充し、健康訴求・機能性を付加した商品の拡充に努める。
 また、生産面においては、西日本工場のNo.2ラインを6月に稼働し、ドレッシングラインの生産体制を増強する予定。

■16年4月に御殿場工場に新しいラインを増設し、ロングライフサラダの生産増強

 サラダ・総菜事業においては、前期は「和彩万菜(R)」シリーズ3品を追加した。また、コンビニエンスストア向け小型形態のロングライフサラダのアイテム数が増加した。
 今期は、「和彩万菜(R)」のシリーズを拡充する。一方で、やわらか食、小型形態への対応を進める。また、新規素材の開拓に努める計画。
 生産面においては、16年4月に御殿場工場に新しいラインを増設し、ロングライフサラダの生産を増強した。

■16年1月に小型のポテトサラダライン増強

 ポテト事業は、前期に「まるごと北海道(R) チーズポテトサラダ」、「手作り風ポテサラ(R)」を発売した。また、総合フェアの「Neo ポテト World」コーナーで、オリジナルポテトサラダ料理を提案した。
 今期は、素材系や「北海道」ブランドの商品を開発する。メニュー提案の強化も行う。
 生産面においては、16年1月に山梨サラダ工場の、100グラム前後のポテトサラダの製造ラインを増強した。

■16年2月に静岡富士山工場のタマゴ加工品の設備増強

 たまご事業については、「惣菜亭(R)」シリーズの評価が高く、好調に推移した。コンビニエンスストアや回転寿司向けに厚焼き卵、だし巻き卵が大幅に伸びた。
 今期は「惣菜亭(R)」シリーズを拡充し、ニーズに合った商品の開発に努める。
 生産面においては、16年2月に静岡富士山工場の冷凍設備の増強、スクランブルエッグラインの増強を行った。

■サラダ料理講習会を東京・大阪で12回、ケンちゃんのサラダ料理教室を東京で4回開催

 「サラダ料理」の更なる進化のためのこれまでの取組みとしては、サラダ料理講習会を東京・大阪で12回、ケンちゃんのサラダ料理教室を東京で4回開催し、ファンづくりに努めている。また、Salada Cafeの新ブランドとして和の素材を活かした和サラダ専門ブランド「WaSaRa」の展開を開始した。さらに、三越日本橋本店に「自遊庵(じゆうあん)」をオープンし、同社がイートインスペース「自遊庵 嗜み処」のメニュー開発、運営を行っている。

 また、ラジオ、テレビ、Webを使った情報発信も行っている。

 グローバル市場への積極展開を進める経営基盤強化については、インドネシアでハラール認証商品の強化を行っている。15年11月には、ハラール認証取得の冷凍食品の輸入を開始した。16年4月には、ハラールマーケットフェアに出展し、市場開拓とハラールの知識共有に努め、メニュー提案の強化を図る。

 カナダのバンクーバリサーチオフィスでは、15年10月に「CONNECT Show」に出展している。

 輸出事業の売上高は、年々拡大していて、2016年度は7億円を目指す。

 16年3月現在で、ヨーロッパ、アジア、北米の35の国と地域への輸出を行っている。輸出を促進するため、展示会への出展も積極的に行い、前期はドバイや台湾、パリ等で計6回出展している。

 以上の取組みを進めることで、17年3月期連結業績予想は、売上高700億円(前期比4.6%増)、営業利益34億50百万円(同0.4%増)、経常利益35億円(同2.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益21億30百万円(同2.1%増)、一株利益149円89銭、配当30円(前期28円)と2期連続の最高益更新を見込む。
 

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:27 | 決算発表記事情報