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2016年08月02日

【村山貢司の気象&経済歳時記】花火とゲリラ豪雨

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 7月30日に立川の花火大会の予報を担当した。このイベントの予報を担当するきっかけになったのは、2013年7月27日の花火大会が突然の豪雨で中止になったことである。この日は都心の隅田川の花火大会も豪雨で中止になっており、ともに大きな混乱になった。

 当日は大気の状態が不安定で雷雲の発生が予想されていたが、現在の予報技術ではどこに発生するかの予想は難しいのが現状である。当日の夕方は弱い雨の予想であり、花火を決行したのもやむを得ない面もあるが、レーダー等で雨雲の監視をしていればもっと早く中止の決定ができたはずである。同じ年の8月に開催された諏訪湖の花火も1時間に75ミリ、最大瞬間風速27mという嵐になり、交通機関も停止したために大混乱になった。

 立川の花火大会実行委員会では2013年の教訓をもとに、翌年から筆者に気象予報を依頼するようになった。実行委員会に直属する形で、1週間前から気象予報を提供し、当日は朝6時から終了まで当日の予測と雷の監視を行っている。その日の状況によって、開催の是非、雷雲の動向などを実行委員会に報告し、花火大会が円滑に進むようにアドバイスをしている。他の花火大会でも気象庁の予報を参考にしているだろうが、一番のポイントは東京地方の予報ではなく、現地のポイント予報を提供し、終了まで雷雲の監視を行っていることであろう。

 雷雲はダウンバーストと呼ばれる強風を伴うことが多く、上空を通過すれば花火の打ち上げは困難になる。花火に限らず夏のイベントでは、経験豊富な気象予報士から適切なアドバイスを受けることを勧めたい。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:51 | 村山貢司の気象&経済歳時記