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2016年08月08日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】肺炎球菌ワクチンの最新の投与スケジュール

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 「肺炎後の廃用症候群」は本当に恐ろしい病気です。現在我が国では、肺炎の原因細菌で最も多い肺炎球菌には2種類の肺炎球菌ワクチン接種が可能です。今月は最新の推奨されている投与スケジュールを解説させて頂きます。

 この冬に「肺炎後廃用症候群」になられたご家族から、かかりつけ医からは従来型の23価肺炎球菌多糖体ワクチン(PPSV23、ニューモバックス)の説明はあったが、新しい13価肺炎球菌統合型ワクチン(PCV13、プレベナー)を教えてくれなかったと苦情を受けたことがあります。2種類のワクチンは免疫に働きかける作用が異なり、プレベナー接種でより長期的に優れた予防効果が期待できます。

(1)ワクチン未接種で65歳,70歳と5歳間隔の方は、地方自治体の助成があり助成対象かどうか確認して下さい。まず助成を利用されてのニューモバックス接種をお勧め致します。1年以上経過してからプレベナー接種を受けて下さい。そして最初のニューモバックス接種から5年以上経過していますと、再度ニューモバックスを接種して下さい。

(2)5歳間隔の谷間の未接種の方は、上記の投与方法か、最初にプレベナー接種後の6ヶ月〜4年以内にニューモバックス接種を受けるスケジュールもあります。

(3)既にニューモバックスを接種された方は、5年以上経過していますと再度ニューモバックス接種の選択肢があります。まだ明確な科学的根拠は明示されていませんが、ニューモバックスから1年以上経過された方はプレベナー接種がより有効と報告されています。

 高齢者の方の肺炎は、いったん負のスパイラルに陥ると元の状態に回復するのは非常に困難です。肺炎を発症してしまってからでは遅いので、元気なうちに肺炎球菌ワクチン接種を受けて下さい。予防が最大の防御です。特に糖尿病や喘息などの基礎疾患のある方は肺炎発症のリスクが高いので、早めに接種を考慮なさって下さい。(箱崎幸也=元気会横浜病院々長、元自衛隊中央病院消化器内科部長)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:58 | ドクター箱崎の健康増進実践法