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2016年10月08日

【鈴木雅光の投信Now】ついにここまで来た投資信託のコスト競争

鈴木雅光の投信Now 大和投資信託が「iFree」というインデックスファンドのブランドを立ち上げました。日本株インデックスや外国株インデックス、債券インデックスなど、複数の資産クラスに分散投資できるインデックスファンドが複数本揃っているもので、この手のインデックスファンドシリーズは、大和投資信託以外でも設定・運用しています。

 具体的には、三菱UFJ国際投信の「eMAXISシリーズ」、野村アセットマネジメントの「Funds−iシリーズ」、三井住友トラストアセットマネジメントの「SMTインデックスシリーズ」、ブラックロックの「i−mizuhoインデックスシリーズ」、アセットマネジメントOneの「たわらノーロード」などがあり、それぞれ運用コストの引き下げ競争を積極的に展開しています。

 従来、この手のインデックスファンドシリーズでは、三井住友トラストアセットマネジメントの「SMTインデックスシリーズ」と、三菱UFJ国際投信の「eMAXISシリーズ」が先行組で、信託報酬率の低さから、インデックスファンド好きな個人の間で高い人気を得ていました。

 ちなみに、eMAXISシリーズの信託報酬率は、消費税込みで年0.432%〜0.882%、SMTインデックスシリーズだと年0.3885%〜0.5775%になります。信託報酬率に幅があるのは、資産クラスによって料率が異なるからです。

 では、大和投資信託のiFreeの信託報酬率はいくらになるのかというと、年0.2052%〜0.3672%です。老舗ブランドの信託報酬率を大幅に下回り、業界最低水準の信託報酬率を実現しました。インデックスファンドが大好きな個人には朗報でしょう。

 この信託報酬率になると、恐らくETFと良い競争になります。ETFは信託報酬率の低さが、それを選ぶことの大きな理由になっていました。ETFの信託報酬率は、「iシェアーズTOPIX ETF」が最も低く、年0.06%。逆に高いものは、「南方FTSE中国A株50ETF」の年1.15%です。総じて日本株や債券のインデックスをベンチマークとするETFは信託報酬率が低く、年0.2%以下が常識ですが、海外株式やリートなどに投資するETFになると、年0.3%以上を取るのが普通です。グローバルに投資することを前提にすると、iFreeのようなインデックスファンドでも十分に競争力を持ちます。

 しかも、ETFは積立投資が出来ませんが、ETF以外のインデックスファンドであれば、積立投資が可能な販売金融機関もたくさんありますし、購入時手数料もゼロにして販売するケースもあります。

 「ローコストのETFで積立投資をしたかった」と思いながらも果たせなかった個人とって、iFreeの業界最低水準ともいうべき信託報酬率は、非常に魅力的に映るでしょう。

(証券会社、公社債新聞社、金融データシステム勤務を経て2004年にJOYntを設立、代表取締役に就任、著書多数)


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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:20 | 鈴木雅光の投信Now