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2017年02月08日

【編集長の視点】ヒーハイスト精工は小反落も3Q決算発表を前に連続高変化業績の進捗率に注目して下値買いが続く

 ヒーハイスト精工<6433>(JQS)は、前日7日に2円安の240円と変わらずを含めて4営業日ぶりに小反落して引けた。2月10日の安倍晋三首相とトランプ米大統領との日米首脳会談を警戒して東証1部市場の不透明感が強まったことから、目先の利益を確定する売り物に押されたものだが、下げ幅は限定的にとどまった。これは、同社株が、来週2月14日に今3月期の2016年4月〜12月期(第3四半期、3Q)決算の発表を予定しており、ここで再び今期業績が連続して高変化することが見直されるとして下値に低位値ごろ株買いが続いているためだ。テクニカル的にも、昨年10月以来、25日移動平均線を下値サポートラインにした上昇トレンドを鮮明化し、年明け後は売買高も漸増傾向を強めており、株価評価が一変する期待を高めている。

■2Q営業利益はレース用精密部品、液晶製造装置向けユニット製品の寄与でほぼ倍増

 同社の今3月期業績は、期初に売り上げ16億6700万円(前期比2.4%増)、営業利益8700万円(同30.4%増)、経常利益8300万円(同50.0%増)、純利益5600万円(同74.0%増)と予想され、純利益は、連結決算ベースで前期の過去最高を連続更新し営業赤字を計上した2015年3月期以降のV字回復を一段と加速させる。配当も、前2016年3月期に1円の復配を実施したが、今期も1円配当を継続予定である。

 今期に入っての業績推移は、この高変化ペース通りで、2016年4月〜6月期(第1四半期、1Q)は、前年同期比6.3%増収、28.3%営業増益、21.6%経常増益、32.3%純益増益で着地し、続く2016年4月〜9月期(第2四半期、2Q)累計決算も、前年同期比10.9%増収、93.8%営業増益、2.21倍経常増益、3.76倍純益増益と連続増益率を伸ばし、期初予想をほぼクリアした。新規顧客への提案型営業を進め、応用製品の開発・販売により収益基盤を強化しており、2Q累計業績では、主力製品の直動機器は、産業用機械業界や民生向けの売り上げが堅調に推移し、精密部品加工は、レース用部品の売り上げが増加、ユニット製品では液晶製造装置向けなどの売り上げが伸び、生産性向上、原価低減の収益改善に取り組んだことなどが寄与した。2月14日発表予定で、3Q業績がどのような業績進捗率を示すか注目されており、連続した業績高変化への見直しが強まる展開も有力となる。


■25日線に下値を強力にサポートされPBR0.4倍の割り負け修正で300円台活躍も

 株価は、今年10月に低位値ごろ株妙味に加え、ニッチ・トップの高技術力も評価されて昨年来高値276円まで急騰し、いったん189円安値へ下ぶれたものの、これを境に上昇転換した25日移動平均線に下値をサポートされて右肩上がりトレンドで推移し、昨年来高値を視界に入れてきた。PER評価そのものは、業績そのものが低水準でジャスダック市場平均を上回るものの、PBRは、なお0.49倍と大きく割り負けており、昨年来高値抜けから2015年4月以来の300円台での活躍も射程圏に捉えよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:52 | 株式評論家の視点