◆日経平均の終値は1万9590円14銭(12円76銭高)、TOPIXは1572.69ポイント(1.38ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億9651万株

正午頃に日銀が15〜16日に開いた金融政策決定会合で現状維持を決定と伝えられたが、銀行株や保険、証券株などに特段大きな動きはなかった。一方、ソフトバンクグループ<9984>(東1)はトランプ大統領の政策に期待がある様子で一段ジリ高となり、M&Aキャピタルパートナーズ<6080>(東1)は業績予想の増額修正などが好感されて一時ストップ高。アドバンテッジリスクマネジメント<8769>(東2)は昨日までのJQ市場から東証2部に市場変更となり活況高。アイケイ<2722>(JQS)は2月締めの第3四半期決算に期待があるようで一時ストップ高。上場2日目のファイズ<9325>(東マ・売買単位100株)は10時16分に公開価格1250円の3.2倍の4010円で初値がついた。
2銘柄が新規上場となり、うるる<3979>(東マ・売買単位100株)は9時19分に公開価格を11%上回る3330円で売買が成立し、後場3750円まで上げて大引けは3480円。
ほぼ日(ほぼにち)<3560>(JQS・売買単位100株)は後場も買い気配のまま初値がつかず、大引けは公開価格2350円の2.3倍の5410円の買い気配。
東証1部の出来高概算は17億9651万株(前引けは8億8491万株)、売買代金は2兆1590億円(同9805億円)。1部上場2004銘柄のうち、値上がり銘柄数は1235(同875)銘柄、値下がり銘柄数は630(同918)銘柄。
また、東証33業種別指数は26業種(前引けは20業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、非鉄金属、鉱業、機械、水産・農林、石油・石炭、パルプ・紙、金属製品、鉄鋼、情報・通信、などだった。
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