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2017年03月27日

日本アジアグループ:現場情報共有システム清水建設と共同開発

■現場作業者の居場所を検知し、施工管理情報をプッシュ配信

 日本アジアグループ<3751>(東1)傘下の国際航業は、清水建設<1803>(東1)と共同で、建設現場における作業関係者間のコミュニケーション効率の向上を図るために、屋内位置情報を用いた現場情報共有システムを開発した。

 このシステムは、作業現場内に設置した測位インフラから現場作業者の位置を確認し、作業者がいる場所での施工に必要な管理情報をスマート端末にプッシュ配信できるのが特徴である。

■現場重視し、システム開発〜ニーズに合わせ使用勝手の改善を図る

 建設業界では熟練工の大量離職時代を控え、現場の生産性向上技術の開発・普及が急がれている。さらに、施工中の現場では、設計・施工情報の変更や、資機材の移動、作業者の入れ替わりなどが常時発生する事情もあり、作業関係者間のリアルタイムな情報共有が生産性向上のカギを握っているといわれるところから、今回のシステム開発の効果が期待されている。

 両社は開発意図について「こうした(上記のような)背景の下、GPS電波が届かず、人やモノのロケーションも日々変化する建設現場に対応した位置情報取得技術を確立し、位置情報を基盤とした現場情報共有システムを開発したものだ。今後、建築現場での試験導入を進めながら、現場のニーズに合わせて、使い勝手のさらなる改善を図っていく」と語り、以下のように説明している。

【現場情報共有システム】

 BLEビーコンを利用した屋内測位インフラ、位置情報に紐づいた施工管理情報データベース、専用アプリケーションソフトで構成されている。
 現場作業者が専用アプリを導入したスマート端末を携行し、ビーコンの設置場所に近づくと、ビーコン電波から位置情報を取得し、その場所に紐づけられた指示・伝達事項や最新の図面・写真データ等をスマート端末にプッシュ配信する。
 また、作業者の位置情報は、アプリの現場内マップ上で確認できるため、施工管理者からの指示伝達等を、作業者の居場所を踏まえて効率的に行うことが可能となる。

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