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2017年07月12日

ケンコーマヨネーズは自律調整一巡して上値試す、18年3月期増収増益予想や中期成長力を評価

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)は、マヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品・サラダ類・総菜分野への事業領域拡大戦略を加速し、18年3月期増収増益予想である。株価は自律調整が一巡し、好業績や中期成長シナリオを評価して上値を試す展開が期待される。なお8月4日に第1四半期決算発表を予定している。

■タマゴ加工品・サラダ類・総菜分野への拡大戦略を加速

 サラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品などの調味料・加工食品事業、フレッシュ総菜(日配サラダ、総菜)などの総菜関連事業等、その他(ショップ事業、海外事業)を展開している。ロングライフサラダは業界のパイオニアとして国内1位、マヨネーズ・ドレッシング類は国内2位の市場シェアである。

 中期経営計画では目標値に18年3月期売上高750億円、経常利益率5%、自己資本比率50%、ROE8%以上維持を掲げている。

 基本戦略を「サラダNO.1 Leading company」ポジションの確立、サラダ料理の更なる進化、グローバル市場へ積極展開する経営基盤強化として、タマゴ加工品・サラダ類・総菜分野への事業領域拡大戦略を加速する。サラダカフェ事業は百貨店などへのショップ展開を進めている。

■18年3月期も増収増益予想で上振れ余地

 今期(18年3月期)の連結業績予想(5月12日公表)は売上高が前期(17年3月期)比5.9%増の750億円、営業利益が同2.3%増の40億80百万円、経常利益が同2.1%増の41億円、純利益が同0.1%増の28億70百万円としている。配当予想は前期と同額の年間37円(第2四半期末18円、期末19円)で予想配当性向は21.2%となる。

 経常利益増減分析予想は、増益要因が増収効果3億75百万円、生産効率向上90百万円、物流費削減58百万円、減益要因が原材料価格変動影響80百万円、固定経費等増加3億60百万円としている。中食市場の拡大も背景としてサラダ・総菜類やタマゴ加工品の採用が拡大基調であり、高付加価値商品の拡販や生産効率の改善も寄与して上振れ余地があるだろう。

■株価は自律調整一巡して上値試す

 株価の動きを見ると、6月22日の戻り高値3370円から一旦反落したが、大きく下押す動きは見られない。自律調整の範囲だろう。

 7月11日の終値3210円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS174円20銭で算出)は18〜19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間37円で算出)は1.2%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1727円17銭で算出)は1.9倍近辺である。時価総額は約529億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。自律調整が一巡し、好業績や中期成長シナリオを再評価して上値を試す展開が期待される。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:51 | アナリスト水田雅展の銘柄分析