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2017年08月10日

ベステラは18年1月期大幅増収増益予想を再評価して反発期待

 ベステラ<1433>(東マ)はプラント解体に特化したオンリーワン企業で、次世代プラント解体工法「3D解体」実現に向けたロボット開発も推進している。株価は水準を切り下げて年初来安値圏だが、調整一巡し、18年1月期大幅増収増益予想を再評価して反発展開が期待される。

■鋼構造プラント設備解体のオンリーワン企業

 製鉄所・発電所・ガスホルダー・石油精製設備など鋼構造プラント設備の解体工事に特化したオンリーワン企業である。

 主要顧客はJFEグループ、新日鐵住金グループ、戸田建設、東京エネシス、IHIグループなどである。大手企業のエンジニアリング子会社を中心とした優良な顧客基盤、豊富な工事実績に基づく効率的な解体マネジメント、解体工事会社としては類のない特許工法・知的財産の保有(特許取得14件、特許申請中5件)を強みとしている。

 1960年代の高度成長期に建造されたプラントの老朽化に伴う解体工事が増加すると予想され、中期経営計画2019(ローリング方式で毎年改定)では、目標数値として20年1月期売上高84億円、営業利益9億75百万円、経常利益9億37百万円、純利益6億44百万円、ROE20.5%以上を掲げている。配当性向の目安は40%とする。なお工事完成時期や完成工事利益率によって四半期業績が変動する特性がある。

■18年1月期通期は前期繰越工事を売上計上して大幅増収増益予想

 今期(18年1月期)非連結業績予想(3月17日公表)は売上高が前期(17年1月期)比36.3%増の57億円、営業利益が同41.9%増の5億64百万円、経常利益が同31.8%増の5億33百万円、純利益が同32.8%増の3億60百万円としている。

 事業拡大に伴う人員増、3D計測事業への研究開発などで販管費が増加するが、期首の繰越工事高が高水準であり、前期の期ズレ案件の検収も寄与して大幅増収増益予想である。第1四半期は前期から繰り越された完成基準適用工事の売上計上が第2四半期(5月〜7月)となったため減収減益だったが、通期ベースでは好業績が期待される。

 配当予想は年間15円(第2四半期末5円、期末10円)としている。17年2月1日付株式3分割を考慮して年間45円に換算すると、17年1月期の年間40円との比較で実質的に5円増配となる。

■株価は年初来安値圏だが、通期大幅増益予想を再評価して反発期待

 株価(8月7日付で貸借銘柄に選定)は水準を切り下げて年初来安値圏だ。8月4日には1920円まで調整して2月の年初来安値に並ぶ場面があった。

 8月9日の終値1948円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS43円35銭で算出)は45倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.8%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS262円89銭で算出)は7.4倍近辺である。時価総額は約162億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、52週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。調整一巡し、18年1月期大幅増収増益予想を再評価して反発展開が期待される。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析