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2017年10月30日

【材料でみる株価】メドレックスは底放れ、独自の経皮吸収型製剤技術で新薬を開発

 メドレックス<4586>(東マ)は独自の経皮吸収型製剤技術で新薬を開発するベンチャーである。10月16日には、中枢性鎮痛貼付剤(オキシコドン)MRX−10XTについて、米国で第1相臨床試験を開始したと発表している。株価はMRX−10XTの第1相臨床試験開始発表を好感して動意づき、底放れの形となった。目先的な過熱感で乱高下の可能性があるが、戻りを試す展開が期待される。

■独自の経皮吸収型製剤技術で新薬を開発

 独自の経皮吸収型製剤技術をベースとして、新たな医薬品を開発するベンチャーである。イオン液体を活用した経皮吸収型製剤技術ILTS(Ionic Liquid Transdermal System)や、ナノコロイドを活用した経皮吸収型製剤技術NCTS(Nano−sized Colloid Transdermal System)をベースとして、薬効の極大化、副作用の低減、飲み忘れ防止や経口投与が困難な患者への投与を可能にし、新たな付加価値を有する医薬品を生み出すことを目指している。

 ILTSは、薬物をイオン液体化する、あるいはイオン液体に薬物を溶解することにより、従来の技術では経皮吸収させることが困難だった難溶性薬物や、核酸・ペプチドといった高分子に至る様々な薬物の経皮浸透性を飛躍的に向上させる独自の技術である。既存の経口薬・注射薬の有効成分を貼り薬・塗り薬として開発するため、新規有効成分の発見・創出から取り組む創薬事業に比べてリスクが小さい。

 開発は米国市場を第一ターゲットとして、パイプラインには痙性麻痺治療貼付剤(チザニジン)MRX−4TZT、帯状疱疹後神経疼痛治療貼付剤(リドカイン)MRX−5LBT、中枢性鎮痛貼付剤(オキシコドン)MRX−10XT、アルツハイマー治療薬(ドネベジル・メマンチン)MRX−5DMLがある。

 MRX−4TZTは、17年4月にインドの製薬会社Ciplaの米国子会社Cipla USAと開発・販売ライセンス契約(東アジア除く)を締結し、17年9月には第1相臨床試験の追加試験を開始した。MRX−5LBTは16年5月にフェーズ1結果が判明し、早期のNDA承認取得を目指している。MRX−10XTは17年10月米国でフェーズ1を開始した。MRX−5DMLは非臨床の実施を準備中である。

■株価は底放れ

 株価は、MRX−10XTの第1相臨床試験開始発表を好感して動意づき、安値圏700円近辺でのモミ合いから上放れの形となった。10月27日には1393円まで上伸した。10月27日の終値は1360円、時価総額は約116億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。また月足チャートで見ると長い陽線を立てて底放れの形となった。目先的な過熱感で乱高下の可能性があるが、戻りを試す展開が期待される。(MM)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:52 | 材料でみる株価