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2017年10月31日

【業績でみる株価】第一精工は好業績評価して上値試す、17年12月期大幅増益予想

 第一精工<6640>(東1)は、コネクタを主力とする超精密部品メーカーである。17年12月期は需要が高水準に推移し、稼働率向上による利益率改善も寄与して大幅増益予想である。株価は15年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。14年12月の戻り高値は射程圏だろう。

■コネクタを主力とする超精密部品メーカー

 精密金型技術をコア技術とする超精密部品メーカーである。コネクタをはじめとする電子部品や自動車部品、および半導体・液晶製造装置などを開発・製造している。導電性の高い細線同軸コネクタなどに強みを持ち、自社ブランド製品の拡販を強化している。

■17年9月期黒字化予想

 17年12月期連結業績予想(8月9日に増額修正)は、売上高が16年12月期比11.3%増の510億円、営業利益が6.2倍の25億円、経常利益が3.0倍の24億円、純利益が10.2倍の16億円としている。各事業とも需要が高水準に推移し、稼働率向上による利益率改善も寄与して大幅増益予想である。

 第2四半期累計(1〜6月)は売上高が前年同期比10.7%増収で、各利益は黒字化した。純利益は減損損失を計上したため計画をやや下回ったが、売上高、営業利益、経常利益は計画超だった。PC向け高速伝送コネクタや車載向けコネクタの好調が牽引し、半導体設備関連も伸長した。増収効果で大幅増益だった。全体の売上総利益率は3.5ポイント上昇し、販管費比率は1.8ポイント低下した。特にコネクタおよびエレクトロニクス機構部品は売上総利益率が5.9ポイント上昇した。

 事業別売上高はコネクタおよびエレクトロニクス機構部品が10.1%増の137億06百万円、自動車電装・関連部品が5.8%増の94億84百万円、半導体設備・その他が87.1%増の12億50百万円だった。自動車電装・関連部品では自社ブランドコネクタが大幅伸長した。また新規ビジネスではトルクセンサが安川電機<6506>のロボット「HC10」に採用されている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が47.9%、営業利益が33.6%、経常利益が28.5%、純利益が16.7%である。やや低水準の形だが、電子部品業界は第3四半期(7〜9月)の需要が高まる特性がある。需要が高水準に推移して通期ベースでも好業績が期待される。

■株価は15年来高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は水準を切り上げて10月31日に2865円まで上伸している。15年来の高値圏だ。今期予想連結PERは29〜30倍近辺、時価総額は約465億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。14年12月の戻り高値3045円は射程圏だろう。(MM)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:47 | 業績でみる株価