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2018年01月05日

【材料でみる株価】オンコリスバイオファーマはがん領域中心にパイプライン構築、基調転換して戻り歩調

 オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は、ウイルス遺伝子改変技術を活用した新規がん治療薬や新規がん検査薬を開発するバイオベンチャーである。がん領域中心に、がん早期発見から転移がん治療を網羅するパイプラインを構築している。株価は基調転換して戻り歩調だ。

■がん領域中心にパイプライン構築

 がんや重症感染症領域を中心に、ウイルス遺伝子改変技術を活用した新規がん治療薬や新規がん検査薬を開発するバイオベンチャーである。

 パイプラインとして、がん領域では、腫瘍溶解ウイルスのプラットフォームをベースに、固形がん治療を行う腫瘍溶解ウイルスのテロメライシン(OBP−301)、第2世代テロメライシンであるOBP−702やOBP−405、がんの早期発見または術後検査を行う新しい検査薬のテロメスキャン、新規エピジェネティックがん治療薬OBP−801を揃えることで、がんの早期発見・初期のがん局所治療・術後検査・転移がん治療を網羅するパイプラインを構築している。

 新規B型肝炎治療薬としてOBP−AI−004を、鹿児島大学と化合物スクリーニング中である。その他ではワシントン大学発のZika熱ワクチン開発ベンチャーに戦略的出資している。さらに「有効な治療法の無い難病に画期的な新薬をお届けする」というコンセプトの下、将来的には希少疾病領域への参入を目指している。

 17年11月には、がんの体外検査薬として開発を進めているテロメスキャン(OBP−401、IBP−1101)について、順天堂大学との共同研究契約締結を発表した。またOBP−1101(テロメスキャンF35)について、ロシア特許出願の特許査定を受けたと発表した。

 17年12月には、腫瘍溶解ウイルスのテロメライシン(OBP−301)と抗PD−1抗体との併用に関する医師主導治験で、国立がん研究センター東病院において第1例目の被験者への投与が開始されたと発表している。またテロメライシンの中国でのライセンス契約先である中国のハンルイ社が、第1回マイルストーンを達成したと発表している。ライセンス契約に基づいてマイルストーンフィー(金額非開示)を受領する。

■17年12月期は赤字拡大予想

 17年12月期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比12.4%増の2億円、営業利益が14億円の赤字、経常利益が14億円の赤字、純利益が14億円の赤字としている。韓国Wonik Cube社からのテロメスキャンに係るライセンス収入、米国Deciphera社へのテロメスキャン販売収入などで増収だが、研究開発活動への資金投下と特許関連費用で赤字が拡大する見込みだ。

■株価は基調転換して戻り歩調

 株価は年初来安値圏600円近辺で下値固め完了し、1月4日には834円まで上伸した。1月4日の終値は820円、時価総額は約91億円である。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。基調転換して戻り歩調だ。(MM)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:11 | 材料でみる株価