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2018年02月07日

ティムコは戻り歩調、18年11月期黒字化予想で低PBRも見直し

 ティムコ<7501>(JQ)はフィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開している。17年11月期は赤字だったが、18年11月期は黒字化予想である。収益改善が期待される。株価は戻り歩調だ。低PBRも見直して戻りを試す展開が期待される。

■フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・販売

 フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開している。17年11月期の事業別売上高構成比はフィッシング事業が31%、アウトドア事業が68%、その他(不動産賃貸収入など)が1%だった。

 基本戦略として規模の拡大よりも内容の充実に重点を置き、オリジナルアウトドア衣料ブランドである「Foxfire」の商品力強化や、直営店舗「Foxfire Store」の収益力向上に取り組んでいる。

■17年11月期は赤字

 17年11月期の業績(非連結)は、売上高が16年11月期比1.9%増の28億80百万円、営業利益が19百万円の赤字(16年11月期は20百万円の赤字)、経常利益が16百万円の赤字(同11百万円の赤字)、純利益が23百万円の赤字(同23百万円の赤字)だった。配当は16年11月期と同額の年間12円(期末一括)とした。

 積極的な営業で売上高と売上総利益は増加したが、販売強化に伴う販管費の増加で赤字が残った。差引売上総利益率は45.2%で0.6ポイント上昇、販管費比率は45.9%で0.6ポイント上昇した。

 フィッシング事業は売上高が1.3%減の8億82百万円で、営業利益(連結調整前)が14.6%減の89百万円だった。ルアー用品は新製品投入で堅調だったが、フライ用品が天候不順や市場低迷の影響で苦戦し、新製品発売に先行した販売促進費の増加も影響した。アウトドア事業は売上高が3.3%増の19億65百万円で、営業利益が17.5%増の1億06百万円だった。防虫衣料「スコーロン」製品の販売に注力し、9月以降の気温低下で防寒重衣料好調だった。その他は売上高が0.7%増の32百万円で営業利益が1.6%増の24百万円だった。

■18年11月期黒字化予想で収益改善期待

 18年11月期の業績(非連結)予想は、売上高が17年11月期比5.2%増の30億33百万円、営業利益が43百万円の黒字(17年11月期は19百万円の赤字)、経常利益が44百万円の黒字(同16百万円の赤字)、純利益が30百万円の黒字(同23百万円の赤字)としている。配当予想は17年11月期と同額の年間12円(期末一括)としている。

 フィッシング事業においてはブランド力強化とネット活用による収益性向上、アウトドア事業においてはアウトドア衣料ブランド「Foxfire」の商品力強化や直営店舗「Foxfire Store」の収益性向上に努めるとしている。収益改善が期待される。

■株主優待制度は毎年11月末に実施

 株主優待制度は、毎年11月30日現在の株主を対象として実施している。優待内容は、100株以上〜1000株未満保有株主に対してFoxfire Store20%OFFお買物優待券1枚、1000株以上保有株主に対してFoxfire Store20%OFFお買物優待券2枚贈呈する。株主優待券利用対象店舗は直営店(会社ホームページを参照)となる。

■株価は戻り歩調、低PBRも見直し

 株価は戻り歩調だ。1月23日には戻り高値となる635円まで上伸し、17年6月の昨年来高値675円に接近している。その後は地合い悪化の影響を受けたが一時的だろう。た。

 2月6日の終値601円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS12円11銭で算出)は約50倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.0%近辺、そして前期実績PBR(前期実績BPS1947円54銭で算出)は0.3倍近辺である。時価総額は約20億円である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。0.3倍近辺の低PBRも見直して戻りを試す展開が期待される。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:52 | アナリスト水田雅展の銘柄分析