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2018年07月11日

トーソーは売り一巡して出直り期待、19年3月期減益予想だがやや保守的

 トーソー<5956>(東2)はカーテンレールやインテリアブラインドの大手である。室内装飾関連事業を主力に介護用品事業も展開している。19年3月期減益予想だがやや保守的だろう。株価は地合い悪化の影響で反落したが、売り一巡して出直りを期待したい。0.5倍近辺の低PBRも見直し材料だ。なお7月31日に第1四半期決算発表を予定している。

■カーテンレール・インテリアブラインドの大手

 カーテンレールやインテリアブラインドの大手で、国内市場シェアはカーテンレールが約50%、ブラインドが約15%である。

 室内装飾関連事業(カーテンレール類、ブラインド類、間仕切類)を主力として、介護用品事業(ステッキなど)も展開している。18年3月期のセグメント別売上高構成比は室内装飾関連事業が98.5%、介護関連用品などのその他事業が1.5%である。収益面では、新設住宅着工件数やリニューアルなど住宅関連市場の影響を受け、第4四半期の構成比が高い特性がある。

 中期成長戦略では「窓辺の総合インテリアメーカー」として、高付加価値商品の拡販、インテリアトレンドに合わせた特長ある商品や省エネ・節電対応など新商品開発のスピードアップ、コスト競争力の強化、ホテルや商業施設など非住宅分野における需要の取り込み、大型物件の獲得や新興国の消費需要取り込みによる海外売上高の拡大、新規領域としての介護用品事業の拡大などの施策を強化している。

■19年3月期減益予想だがやや保守的

 19年3月期連結業績予想は、売上高が18年3月期比1.5%増の228億円、営業利益が9.5%減の7億20百万円、経常利益が9.5%減の7億30百万円、純利益が7.4%減の4億70百万円としている。

 原材料・物流コストの上昇などで減益予想だが、やや保守的だろう。なお配当予想は18年3月期と同額の年間10円(第2四半期末5円、期末5円)としている。予想配当性向は21.9%となる。

■株価は売り一巡して出直り期待、低PBRも見直し

 株価は地合い悪化の影響で戻り高値圏600円近辺から反落したが、6月4日の年初来安値518円を割り込むことなく切り返して売り一巡感を強めている。

 7月10日の終値541円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS45円72銭で算出)は約12倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は約1.8%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS1133円26銭で算出)は約0.5倍である。時価総額は約60億円である。

 週足チャートで見ると安値圏の下ヒゲで売り一巡感を強めている。出直りを期待したい。0.5倍近辺の低PBRも見直し材料だ。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:03 | アナリスト水田雅展の銘柄分析