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2018年08月28日

【編集長の視点】アスカネットは2番底水準から4連騰、増益転換業績を見直し終活関連株人気の再燃期待もオン

 アスカネット<2438>(東マ)は、前日27日に5円高の1487円と4営業日続伸して引け、今年8月16日につけた2番底1388円からの底上げを鮮明化させた。同社株は、今年9月5日に今2019年4月期第1四半期(2018年5月〜7月期、1Q)決算の発表を予定しており、今4月期通期業績の増益転換予想を見直して下げ過ぎ訂正買いが増勢となった。また、8月22日から開催された「第4回エンディング産業展」に特許出願中のスマホ連動型の「記帳受付システム」やAI(人工知能)焼香台「飛鳥焼香台」などを出展しており、終活関連株人気の再燃期待も高めている。

■「ASKA3D」の量産開発投資や広告宣伝費を主力2事業のストック効果でカバー

 今4月期通期業績は、売り上げ61億1100万円(前期比3.5%増)、営業利益8億600万円(同2.2%増)、経常利益8億1100万円(同1.9%増)、純利益5億6700万円(同1.8%増)と増益転換が予想されている。同社の業績は、遺影写真などを加工するメモリアルデザインサービス事業や、一般消費者やプロ向けにフォトブックや写真プリントを供給するパーソナルパブリッシングサービス事業が、ストック効果もあって順調に推移しているが、エアリアルイメージング事業で、空中にリアルな3次元映像を浮かび上がらせる「ASKA3D」を経営の「第3の柱」として確立するためにガラス製に加えて低価格・量産型の樹脂製プレ−トの量産化を進めており、このための研究開発費や内外の展示会に出展する広告宣伝費、さらに特許取得の関連費用などが重なって業績下押し要因となっている。
 今期も、量産開発・改良開発に約5000万円、特許関連費用に1500万円、さらに本社隣接地に写真集生産工場建設のために約2億2600万円で工場用地を取得するなどの設備投資を約10億3000万円計画しているが、この先行投資をカバーして増益転換を見込んでいる。9月5日開示予定の今期立ち上がりの1Q業績が、通期予想業績に対してどのような進捗率を示すか注目されることになる。

 なお樹脂製の「ASKA3D」は、今年6月にドイツで開催の展示会に出展するとともにサンプルの供給を開始し、フランス・アルザス地方に営業拠点を新設して欧州での販売を本格強化している。また「第4回エンディング産業展」では、「記帳受付システム」のほか、祭壇に故人の3次元遺影を浮かび上がらせる「飛鳥焼香台」などを出展し、スマートフォンを使用して遺族と会葬者をつなぐことにより葬儀にイノベーションを起こした新サービス「tsunagoo(つなぐ)」を中心に「葬儀×TECH」を積極的にアピールした。

■25日線での三角保ち合いが煮詰まり年初来高値からの調整幅の3分の1戻しから半値戻しを目指す

 株価は、今年3月の樹脂製「ASKA3D」の供給開始発表で窓を開けて年初来高値1964円へ急伸し、世界同時株安や東証マザーズ指数の安値追いなどが響いて今年2月の年初来安値(1302円)目前の1388円まで調整、25日移動平均線を出没する保ち合いが続いた。この持ち合いも上値と下値が小幅化して三角保ち合い放れの様相を強めており、まず年初来高値から直近安値までの調整幅の3分の1戻し水準の1500円台乗せを実現、半値戻しの1600円台奪回も早そうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
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