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2018年09月26日

アスカネットは1Q業績の小幅減益を織り込みトリプル・ボトム水準から3連騰

 アスカネット<2438>(東マ)は、前日25日に33円高の1462円と3営業日続伸して引け、25日移動平均線を出没する三角保ち合いに煮詰まり感を強めた。同社株は、今年9月5日に発表した今2019年4月期第1四半期(2018年5月〜7月期、1Q)業績が、小幅減益転換し下値を探る動きとなったが、1400円台で下値抵抗力を発揮し、トリプル・ボトムを形成する好形チャートを示現したことから、織り込み済みとして売られ過ぎ訂正買いが増勢となった。1Q決算と同時に空中に3次元映像を浮かび上がらせる「ASKA3Dプレート」が、サンリオ<8136>(東1)の展示会の空中映像サイネージ(電子看板)に採用されたと発表しており、確立を目指す「経営の第3の柱」の内外でのアピールが続いていることも、買い手掛かりとなっている。

■「ASKA3Dプレート」の先行投資負担増を主力2事業の順調推移で吸収

 同社の今期1Q業績は、前年同期比3.8%増収、1.1%営業減益、0.6%経常減益、1.8%純益減益となり、売り上げは続伸したものの、利益は小幅減益転換した。メモリアルデザインサービス事業では、主力の遺影写真加工収入が堅調に推移し、祭壇に故人の3次元遺影を浮かび上がらせる「飛鳥焼香台」も寄与し、パーソナルパブリッシングサービス事業も、自社営業による契約獲得や展示会への出展効果などで順調に伸びたが、画像処理オペレーターの人員増や昨年秋以降の運賃値上げ、さらにエアリアルイメージング事業では、「ASKA3Dプレート」でガラス製に加えて量産型の樹脂製を開発、この試作開発費や海外の展示会に相次いで出展、旅費交通費などの先行投資負担が増加したことなどが、小幅減益要因となった。

 今4月期通期業績は、期初予想に変更はなく売り上げ61億1100万円(前期比3.5%増)、営業利益8億600万円(同2.2%増)、経常利益8億1100万円(同1.9%増)、純利益5億6700万円(同1.8%増)と増益転換を見込んでいる。なお配当は、年間10円(前期実績10円)と安定継続を予定している。今期の設備投資は、「ASKA3Dプレート」の量産開発・改良開発に約5000万円、特許関連費用に1500万円、本社隣接地に写真集生産工場建設のための工場用地取得に約2億2600万円など合計約10億3000万円を計画しているが、この先行投資を吸収して増益転換する。

■25日線出没の三角保ち合いが煮詰まり年初来高値からの調整幅の半値戻しを目指す

 同社の株価は、「ASKA3Dプレート」に新展開があるたびに歓迎高し、今年3月に樹脂製の供給開始を発表したことで窓を開けて年初来高値1964円へ急伸した。その後は、相次いだ世界同時株安や所属市場の東証マザーズ市場の低迷などが波及して下値を探り、7月安値1395円、8月安値1388円、9月6日安値1403円でトリプル・ボトムを形成した。足元では25日線を出没する三角保ち合いが煮詰まり上放れ気配を強めており、まず年初来高値からのトリプル・ボトムへの調整幅の半値戻し1600円台回復に進もう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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