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2018年10月14日

イワキの今期第3四半期は増収2ケタ増益で通期の上方修正の期待高まる

■主力の医薬・FC事業は増収増益

 イワキ<8095>(東1)の今期第3四半期は、増収2ケタ増益で通期の上方修正の期待高まる。

 事業別の業績を見ると、主力の医薬・FC事業の医薬品原料分野では、解熱鎮痛剤・ビタミン剤原料・米国向け主体の血管収縮剤原料の販売が伸長するとともに、新薬メーカー向け中間体の新規採用に伴う売上は増加した。一方で、ジェネリック医薬品メーカー向けの原料販売は低調に推移した。また営業利益は、原材料の値上がりに伴う原価上昇の影響があったものの、電子・機能性材料の受託が貢献し、堅調に推移した。
 医薬品分野では、主力の外皮用剤は全般的に販売が好調に推移し、特に抗真菌剤や副腎皮質ホルモン剤など主力品の売上が大幅に伸長した。一般用医薬品は、「ビタミンC末」の売上は好調に推移したが、うがい薬は競争の激化により減少した。また営業利益は、主力品の販売増に伴う収益増に加え、副腎皮質ホルモン・抗生物質配合剤が基礎的医薬品に指定された効果もあり、大幅に伸長した。その結果、同事業全体の売上高は161億94百万円(同1.2%増)、営業利益11億77百万円(同1.5%増)となった。

■HBC事業は増収大幅増益で黒字転換

 HBC事業の機能性食品原料及び化粧品原料分野では、機能性食品原料分野は前年対比横ばいとなったが、化粧品原料分野は国内需要やインバウンド需要の増加で好調に推移し、全体では堅調であった。一般用医薬品を主体とした卸売分野では、インバウンド需要と海外向け販売の好影響や、既存主要顧客との取引が順調に推移したことにより、全体的に好調に推移した。
 通販化粧品分野では、既存顧客向けプロモーションが計画を若干下回ったが、売上高は堅調に推移した。営業利益は、広告宣伝及び販売促進の効率的な運用により好調に推移した。同事業全体の売上高は183億38百万円(同6.1%増)、営業利益1億28百万円 (前年同期△6百万円)と大幅増益となり黒字転換となった。

■化学品事業は2ケタ増収大幅増益

 化学品事業の表面処理薬品分野では、プリント配線板向け硫酸銅めっき新規添加剤の拡販及び日立化成より譲受した各種プロセス薬品の引継ぎ活動と拡販を進めた。半導体関連薬品では、国内外ともにプリント配線板向け薬品及び半導体関連薬品の販売が伸長した。
 表面処理設備分野では、設備投資の低迷から、部品・メンテナンス販売の強化やグループ内最適地生産による利益体質への改善、水平搬送装置を必要とする新規分野への進出に取り組んだ。また技術面では、将来普及する電気自動車で必要不可欠である大電流制御回路やハイパワー電源用の厚銅基板に対応するエッチング装置の改良に取り組んだ。その結果、売上実績は目標進捗を下回っているものの、営業利益は、国内・海 外ともに好調に推移した。同事業全体の売上高は49億17百万円(前年同期比10.7%増)、営業利益1億2百万円(同 812.0%増)と2ケタ増収大幅増益となった。

■食品事業は2ケタ増収ながら赤字幅拡大

 食品事業の食品原料分野では、天候不順による需要減の影響を受けたものの、既存原料の拡販活動による新規受注の獲得、主力である農産加工品の増加、健康志向食品向け原料の増加により売上は堅調に推移した。しかし、営業利益は低調に推移した。その結果、同事業全体の売上高は32億5百万円(同7.2%増)、営業利益△15百万円(前年同期△07百万円)となった。

 その他は、売上高は14億96百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は24百万円(同6.6%減)たなった。

■通期業績予想に対する利益面の進捗率は85%超の高い進捗率

 以上の結果、今期18年11月期第3四半期連結業績は、売上高441億52百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益14億14百万円(同19.3%増)、経常利益15億09百万円(同14.1%増)、純利益10億23百万円(同20.9%増)と増収2ケタ増益となった。

 今通期連結業績予想は、前回予想を据え置いているが、通期業績予想に対する進捗率を見ると、売上高74.8%(前期73.6%)、営業利益88.4%(同75.6%)、経常利益87.7%(同74.4%)、純利益86.7%(同68.2%)となっていることから利益面での上方修正が予想される。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:30 | 決算発表記事情報