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2018年11月06日

【編集長の視点】スリープロはレンジ下限水準から続伸、3Q高利益進捗率業績を見直し決算発表に期待を高め下げ過ぎ訂正

 スリープログループ<2375>(東2)は、前日5日に14円高の955円と続伸して引け、今年10月30日につけたレンジ相場の下限882円から底上げの勢いを強めた。今年8月28日に発表した同社の2018年10月期第3四半期(2017年11月〜2018年7月期)業績が、期初予想の10月期通期予想業績に対して高利益進捗率を示したことを見直し、11月下旬に予定している通期決算発表に期待を高め下げ過ぎ訂正買いが増勢となっている。また同社株は、子育て支援、女性活躍社会、テレワーク、キャッシュレス決済、仮想通貨、働き方改革などの豊富なテーマ性を内包し、今年1月にはストップ高しており、テーマ株人気の再燃期待も底流している。

■BPO事業ではM&Aが寄与しレンタルオフィス事業でも新規拠点開設でユーザー数が増加

 同社は目下、2018年10月期決算を集計中だが、この3Q業績は、売り上げ119億2900万円(前年同期比19.0%増)、営業利益4億2500万円(同49.3%増)、経常利益4億4300万円(同46.5%増)、純利益3億1300万円(同84.8%増)と連続の2ケタ増収増益で着地し、期初予想を据え置いた10月期通期業績に対する利益進捗率は、営業利益で85%、経常利益で88%と目安の75%を上回り、純利益に至っては予想値を2600万円も上回った。企業が業務処理を外部委託するBPO事業では、システム・エンジアリング開発受託・技術者派遣事業の強化に向け昨年10月にオー・エイ・エスを子会社化し、今年2月に子会社2社を合併して拠点統合などの経営資源を集中、コールセンター事業でも積極的にM&Aを進めたほか主婦層が集まりやすいエリアに新規拠点を開設し、コアワーキングスペース(レンタルオフィス)事業でも、レンタルオフィスを新規開設し首都圏を中心に53拠点と拡大、ユーザー数も3300ユーザーを突破したことなどが要因となった。

 2018年通期業績は、売り上げ165億円(前期比22.6%増)、営業利益5億円(同31.1%増)、経常利益4億9800万円(同23.9%増)、純利益2億8700万円(同33.2%増)と期初予想を据え置いている。ただ今期第2四半期累計業績も期初予想を上ぶれて増益率を伸ばして着地しており、3Q業績の高利益進捗率から上ぶれ期待を高めている。また2Q高利益進捗率業績開示に際しては、期末配当の7円(前期実績5円)への増配と株主優待制度の導入を同時発表しており、11月下旬予定の決算発表での業績ガイダンスとともに注目を集めている。

■25日線から5%超の下方かい離修正でダブル底を上放れまず1000円大台奪回

 株価は、今年1月に材料株人気でストップ高して年初来高値1370円まで買い進まれ、その後何回も繰り返された世界同時株安に巻き込まれて5月に年初来安値881円へ調整、以来260円幅のレンジ相場を続け、配当・優待制度の権利落ちと全般相場急落が重なってレンジ下限の882円へ再調整、5月安値とともにダブルボトムを形成した。足元では同ダブル底から底上げ途上にあるが、25日移動平均線からなお5%超のマイナスかい離と下げ過ぎを示唆している。まず年初来高値から同安値への調整幅の3分の1戻しとなる25日線水準の1000円大台奪回に動こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:47 | 編集長の視点