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2019年02月06日

ヨコレイは今期業績の2期ぶり過去最高更新を見直し割り負け訂正買いが拡大し続伸

 ヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1)は、前日5日に9円高の938円と続伸して引け、昨年12月の急落時に開けた窓を埋めた。今2019年9月期業績が、2期ぶりに過去最高を更新すると予想されていることを見直し、割り負け訂正買いが増勢となった。テクニカル的にも、窓埋めから25日移動平均線を出没する三角保ち合いに煮詰まり感を強めており、上放れ期待を高めている。

■食品販売事業の営業利益がV字回復し冷蔵倉庫事業も新設拠点が寄与

 同社の今9月期業績は、減益を前期の1期のみにとどめ、売り上げは1500億円(前期比12.7%減)、営業利益58億円(同20.2%増)、経常利益60億円(同11.7%増)、純利益37億円(同10.7%増)と予想し、売り上げが減収転換するものの、利益は2ケタの増益転換となり、純利益は、2017年9月期の過去最高(33億6000万円)を2期ぶりに更新する。前期に食品販売事業の営業利益が、エビ、イカ、カニの価格上昇の販売価格への転嫁遅れを主因に前々期比36.9%減となったが、これが一巡してノルウエェーのトラウト養殖事業が続伸することなどから、同利益が、前期比2.1倍とV字回復し、主力の冷蔵倉庫事業は、東京羽田物流センターなどの新設した各物流センターが稼働率をアップさせ売り上げが2744億円(同4.2%増)、営業利益も、トラック予約受付システムの本格導入などの物流効率化効果で62億円(同2.2%増)と続伸することなどが寄与する。

 なお今期の売り上げは、為替変動対策の一環としてノルウェーから欧米への輸出事業の取引形態を変更した影響で減収転換するが、引き続き中期経営計画に基づき成長戦略の新規物流センター新設を進めており、昨年11月15日の名古屋港の名港物流センター竣工に次ぎ12月3日にはつくば物流センター(茨城県つくば市)の起工式を行った。中期経営計画では、最終年度の2020年9月期に売り上げ1600億円、営業利益70億円、経常利益70億円、純利益45億円を目標にしている。

■25日線での三角保ち合いが煮詰まり上放れから1株純資産1321円も射程圏

 株価は、今期業績の2期ぶり過去最高更新予想に、同社の夢洲物流センターが立地する大阪市此花区の夢洲で2025年に55年ぶりに大阪万博開催が決定された関連人気が加わって1003円高値まで急伸したが、日経平均株価が一時、1万9000円台を割る全般相場急落にツレ安して窓を開けて昨年来安値827円へ突っ込んだ。同安値からは、売られ過ぎとして底上げ、窓を埋めて25日移動平均線を出没する三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。PERは14倍台、PBRは0.7倍、配当利回り2.45%となお割り負けており、昨年12月の1003円高値抜けから昨年来高値1206円を奪回し、1株純資産1321円クリアの4割高も射程圏に捉えよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:55 | 編集長の視点