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2019年08月13日

アーバネットコーポレーションは急伸、20年6月期増収増益・連続増配予想

 アーバネットコーポレーション<3242>(JQ)は東京23区中心に投資用・分譲用マンション開発・販売を展開している。19年6月期は大幅増収増益で増配とした。そして20年6月期も増収増益・連続増配予想としている。収益拡大を期待したい。株価は急伸して6月の年初来高値に接近している。上値を試す展開を期待したい。

■東京23区中心に投資用マンション開発・販売

 東京23区中心に投資用・分譲用マンション開発・販売事業を展開している。アウトソーシングを積極活用し、少数精鋭の組織体制で固定費の極小化を図っている。

 親会社の同社は投資用ワンルームマンション開発・1棟販売や分譲マンション開発などBtoB卸売、子会社のアーバネットリビングは同社開発物件の戸別販売、他社物件の買取再販、マンション管理・賃貸などBtoC小売を基本事業としている。

 自社開発物件ブランドは、ワンルームマンションの「アジールコート」、コンパクトマンションの「アジールコフレ」、ファミリーマンションの「グランアジール」、戸建住宅の「アジールヴィラ」である。自社開発のホテル事業は第1号案件の「ホテルアジール東京蒲田」が20年5月完成予定である。

 収益は物件売上計上によって変動しやすい特性がある。配当政策の基本方針は6月13日に変更を発表した。公平な利益還元の観点により、株主優待制度を19年6月末時点の対象株主に対する贈呈をもって廃止する。そして基本的な配当理念を、親会社株主帰属当期純利益から法人税等調整額の影響を排除した数値に対する35%から40%に引き上げる。20年6月期の中間配当金から適用する。

■19年6月期大幅増収増益・増配、20年6月期増収増益・連続増配予想

 19年6月期の連結業績は売上高が18年6月期比24.9%増の200億84百万円、営業利益が28.7%増の21億48百万円、経常利益が32.8%増の19億13百万円、純利益が32.5%増の13億10百万円だった。配当は2円増配の年間18円(第2四半期末7円、期末11円)で配当性向は34.6%となる。

 計画(12月13日に上方修正)を上回る大幅増収増益だった。不動産開発販売は合計671戸(投資用ワンルームマンション14棟・650戸、アパート2棟・18戸、テラスハウス1棟・3戸)販売および用地転売3件で25.5%増収だった。不動産仕入販売では買取再販7戸販売で15.1%増収だった。

 20年6月期の連結業績予想は売上高が19年6月期比6.5%増の213億80百万円、営業利益が10.8%増の23億80百万円、経常利益が9.2%増の20億90百万円、純利益が10.7%増の14億50百万円としている。配当予想は6円増配の年間24円(第2四半期末10円、期末14円)としている。予想配当性向は41.6%となる。

 不動産開発販売では合計734戸(投資用ワンルームマンション731戸、その他3戸)の販売を計画している。このうち695戸が売買契約済あるいは契約見込となっている。収益拡大を期待したい。

■株価は急伸

 株価は急伸して6月の年初来高値371円に接近している。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。8月9日の終値は368円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS57円64銭で算出)は約6倍、今期予想配当利回り(会社予想年間24円で算出)は約6.5%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS332円15銭で算出)は約1.1倍、時価総額は約93億円である。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)




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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:00 | アナリスト水田雅展の銘柄分析