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2019年10月10日

ソーバルは戻り試す、20年2月期増益予想、2Q累計大幅増益で通期上振れ余地

 ソーバル<2186>(JQ)は、組み込みソフト開発などエンジニアリング事業を展開し、自動車・AI・IoTなど新規技術分野の開拓を推進している。20年2月期増益・連続増配予想である。第2四半期累計は大幅増益となり、進捗率も高水準だった。通期上振れ余地がありそうだ。株価は9月の直近安値圏から反発して下値を切り上げている。調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

■組み込みソフト開発などエンジニアリング事業を展開

 組み込みソフト開発、ウェブ・スマホアプリ開発、ハードウェア設計・開発などのエンジニアリング事業を展開している。

 技術力と経験豊富な人材を合わせ持つ国内有数の独立系組み込みソフト開発企業である。顧客や分野の多様化、自動車・AI・IoTなど新規技術分野の開拓、プロジェクト管理体制の強化、人材の採用・教育、国内外の外部委託先(パートナー企業)との長期的なリレーション構築を強化している。

 19年2月期の主要顧客別売上構成比はキヤノングループ39.0%、ソニーグループ16.6%、富士通グループ8.4%、リクルートグループ2.9%、日立グループ2.9%、NTTグループ2.8%、その他27.4%だった。取引社数は18年2月期比3社増加の184社だった。優良な大口顧客と強固な信頼関係を構築していることが特徴である。また取引先数の増加に伴ってキヤノングループの構成比が低下し、1社依存体質からの脱却と収益の多角化も進展している。

 契約種別比率は請負53.9%、派遣46.1%(18年2月期は請負50.4%、派遣49.6%)だった。請負比率が上昇傾向であり、当面の目標を60%としている。

■20年2月期増益予想、2Q累計大幅増益で通期上振れ余地

 20年2月期の連結業績予想は、売上高が19年2月期比0.1%増の81億96百万円、営業利益が1.4%増の6億30百万円、経常利益が1.6%増の6億42百万円、純利益が10.1%増の4億60百万円としている。配当予想は3円増配の年間30円(第2四半期末15円、期末15円)で、予想配当性向は53.3%となる。

 第2四半期累計は、売上高が前年同期比2.8%増の41億57百万円、営業利益が28.3%増の3億63百万円、経常利益が27.6%増の3億73百万円、純利益が23.7%増の2億40百万円だった。請負比率の拡大を軸に構造転換を推進した結果、利益率が改善して大幅増益だった。請負比率は58.5%まで上昇した。

 通期も請負業務の拡大、優良顧客からの継続受注、プロジェクト管理体制の継続強化、部門間のクロスセル体制推進、人材教育や最適人員配置による派遣業務の収益力強化、アライアンスも活用した新規分野における収益案件獲得などを推進する。

 第2四半期累計の進捗率は売上高50.7%、営業利益57.6と高水準だった。通期上振れ余地がありそうだ。

■株主優待制度は毎年8月末の株主対象

 株主優待制度は毎年8月31日現在1単元(100株)以上保有株主を対象として実施している。保有株式数に応じてQUOカードを贈呈する。

■株価は戻り試す

 株価は9月の直近安値圏から反発して下値を切り上げている。調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。10月9日の終値は1148円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS56円32銭で算出)は約20倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は約2.6%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS395円05銭で算出)は約2.9倍、時価総額は約94億円である。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)




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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 05:44 | アナリスト水田雅展の銘柄分析