IRセミナー
2/27(木)=システムサポート、Jトラスト

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2020年01月13日

イワキの19年11月期も3期連続の増収増益、配当も3期連続の増配

■今期20年11月期は11年11月期の過去最高純利益を上回る17億円を見込む

 イワキ<8095>(東1)は、10月の消費増税に伴う薬価改定のなかでも、19年11月期も3期連続の増収増益となり、配当も3期連続の増配となった。また、今期20年11月期は、11年11月期の過去最高純利益16億19百万円を上回る17億円を見込んでいる。

 10日に発表された19年11月期連結業績は、売上高616億47百万円(前期比2.6%増)、営業利益21億21百万円(同14.7%増)、経常利益23億18百万円(同15.9%増)、純利益15億33百万円(同8.4%増)と売上高は当初予想を下回ったものの、3期連続の増収増益となった。


 医薬・FC事業では、10月の消費増税に伴う薬価改定による各製販からの値下げ要請があった一方、政府の後発医薬品使用促進策の効果継続や、中国化学メーカーのたび重なる爆発事故等に起因した安定調達を重視する原料の国産品回帰により、後発医薬品の市況は堅調に推移していることもあり、売上高は244億91百万円(同9.9%増)、営業利益は20億81百万円(同36.0%増)と増収大幅増益となった。

 HBC事業の機能性食品原料及び化粧品原料市場は、機能性食品における海外向け需要は好調に推移したが、化粧品は訪日外国人の減少により市場の拡大幅が前年対比では鈍化した。ドラッグストア・薬局・薬店を主とした市場は、インバウンド需要の減少の影響を受け、一般用医薬品・化粧品などの販売が減少した。また物流費の高騰などによる費用の増加により、営業利益は低調に推移した。通販化粧品分野では、新規顧客向け売上高は計画を下回ったが、主力製品の既存顧客向けプロモーションの好調、一部新製品の好調により全体では堅調に推移した。以上により、事業全体の売上高は241億38百万円(同1.9%減)、営業損失は0百万円(前年同期は2億34百万円の営業利益)となった。

 化学品事業については、表面処理薬品市場は、表面処理薬品分野では、プリント配線板向け薬品において、新規銅めっき添加剤の投入、半導体向け薬品では、国内外でシード層エッチング薬品の展開を行った。また、国内で成長市場である半導体向けUBMめっき薬品の浸透を行う活動を継続した。また、新たにラインアップに加わった水平搬送用無電解銅めっき薬品の普及活動に努めた。その結果、プリント配線板向け薬品は、海外を中心に銅めっき添加剤の新規販売が伸長し、国内はUBMなどの半導体向け薬品が伸長した。しかしながら受動部品向けは需要予測に届かず、また市場全体が貿易問題などの影響を強く受け、売上高・営業利益ともに低調に推移した。 表面処理設備市場は、顧客のニーズに対応した装置作りを基本とした装置標準化を進めることで、納期短縮やコスト削減に取り組むとともに、最適地生産によるグループ全体の利益改善に努めた。その結果、営業利益は堅調に推移した。同事業全体の売上高は73億39百万円(同6.8%増)、営業利益は85百万円(同7.0% 減)となった。

 食品事業では、食品原料分野では、関連会社での受託加工提案、健康志向食品向け原料の提案、自社輸入原料をはじめとした既存原料の販売拡大に注力するとともに、海外向け販売の強化に取り組んだ。その結果、顧客の製品終売、在庫調整などによる原料販売の減少などの影響があったが、健康志向食品向け原料の需要増加により全体的には堅調に推移した。同事業全体の売上高は42億36百万円(同0.5%減)、営業損失は44百万円(前年同期 は4千万円の営業損失)となった。

 その他の売上高は14億41百万円(同29.9%減)、営業損失は01百万円(前年同期は33百万円の営業利益)となった。

 以上のように、医薬・FC事業が大幅増益であったことから、他の事業の減益をカバーし、全体では増収増益を達成した。

 今期は、事業部の変更を行う。従来、「医薬・FC事業」については、医薬品原料の製造・販売から医薬品の製造・販売まで幅広く行っていたが、重要性が増し今後の成長が見込めるため、2020年11月期から医薬品原料を主とする「ファインケミカル事業」と医薬品を主とする「医薬事業」に区分する。更に「HBC事業」については、化粧品・機能性食品原料の販売などを、「食品事業」については、食品原料の販売をそれぞれ行っているが、特に機能性食品原料と食品原料の境界が曖昧になっていることもあり、それぞれの事業を統合して新たに「HBC・食品事業」と区分する。なお、「化学品事業」については変更しない。

 今期20年11月期連結業績予想は、売上高640億円(前期比3.8%増)、営業利益22億円(同3.7%増)、経常利益24億円(同3.5%増)、純利益17億円(同10.9%増)と4期連続の増収増益を見込む。なお、配当は年間14円(前期13円)と1円増配を予定している。

◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!


提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:19 | 決算発表記事情報