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2020年01月15日

【編集長の視点】アサンテは小幅続落も連続最高業績・増配を手掛かりに下値に割安内需株買いが交錯

 アサンテ<6073>(東1)は、前日14日に1円安の2020円と小幅続落して引けた。ただこの日の前場安値2014円からは小戻しており、昨年11月6日に開示した今第2四半期(2019年4月〜9月期、2Q)累計業績が、期初予想を上ぶれて着地して高利益進捗率を示し、3月期通期業績が連続して過去最高を更新、配当も、上場以来7期連続の増配を予定していることを手掛かりに、下値に割安内需株買いが交錯した。今年2月5日には、今期第3四半期(2019年4月〜12月期、3Q)決算の発表を予定しており、前期3Q業績が高利益進捗率を示し、株価も歓迎高しただけに再現期待を高めている。

■新規エリア拡大、CM効果などで2Q利益進捗率は68%と好調

 同社の今期2Q累計業績は、売り上げは期初予想をやや下ぶれたものの利益は2100万円〜3700万円上ぶれ、前年同期比2.8%増収、7.3%営業増益、6.7%経常増益、7.1%純益増益と続伸し、3月通期予想業績に対する利益進捗率は、67%〜68%と目安の50%を上回った。白蟻防除事業の売り上げが、昨年9月の阪神営業所の開設などによる新規エリアの拡大やJAとの提携強化による既存エリアの深耕、さらに積極的なテレビCMや8頭に増加した探知犬の活用効果などにより前年同期比4.8%増となり、防除事業と同時に進めている地震対策事業なども伸びたことなどが寄与した。

 今2020年3月期通期業績は、同社の業績特性として白蟻の活動が、4月〜7月頃まで活発化し利益が2Q累計業績に偏重するためとして期初予想を据え置いたが、それでも売り上げ154億3000万円(前期比6.4%増)、営業利益26億1500万円(同14.4%増)、経常利益26億2800万円(同13.6%増)、純利益17億5200万円(同15.6%増)と見込み、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。また配当も、年間60円(前期実績54円)と2013年3月の新規株式公開(IPO)以来、7期連続の増配を予定している。

■25日線での三角保ち合いが煮詰まり期末の配当権利取りも加わりまず昨年来高値奪回

 株価は、前期第3四半期の好決算と期末の増配配当権利取りでつけた昨年来高値2259円から全般急落相場の波及で1900円安値まで下ぶれ、売られ過ぎ訂正と2Q好決算で2100円までリバウンド、その後続けてきた25移動平均線を出没する三角保ち合いが煮詰まり、貯め込んだエネルギーの放出期待を高めている。PERは14倍台、配当利回りは2.97%と割り負けており、期末の配当権利取りも加わって昨年来高値2259円奪回から、2018年9月の上場来高値2451円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:49 | 編集長の視点