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2020年02月14日

【編集長の視点】ランディックスは初決算発表を前に割安直近IPO株買いが拡大して3連騰

 ランディックス<2981>(東マ)は、前日13日に89円高の2566円と高値引けで3営業日続伸し、今年2月3日につけた上場来安値2195円からの底上げを鮮明化した。同社株は、昨年12月19日に新規株式公開(IPO)されたばかりで、きょう14日にIPO後の初決算となる今2020年3月期第3四半期(2019年4月〜12月期、3Q)業績を発表する予定であり、業績期待を高め割安直近IPO株買いが増勢となった。続く来2021年3月期業績についても、今年3月に「住まいテック研究所」の設立や大型販売用不動産の購入を発表しており、業績を押し上げるのが有力として買い手掛かりとなっている。

■城南6区の富裕層をターゲットに不動産テックを駆使し最高業績

 同社の今2020年3月期業績は、売り上げ78億4800万円(前期比21.8%増)、営業利益10億300万円(同16.6%増)、経常利益9億3800万円(同12.7%増)、純利益6億4600万円(同13.1%増)と連続の過去最高更新が予想されている。富裕層をターゲットに不動産売買に係る情報を多面的に発信する自社サイト「sumuzu」を運営する不動産テック会社として、昨年9月末で約9700件にのぼる蓄積累計顧客データを活用し、仲介、自社売買、建築・デザイン紹介などを組み合わせ不動産売買のニーズに一気通貫で対応、サイトのユニークユーザー数が1万4164人に達しリピート率が高いことなどが寄与している。とくに主要エリアを世田谷区、渋谷区、港区、目黒区、品川区、大田区の都内城南6区に特化していることから富裕顧客層の開拓効果が好業績要因となっている。

 初決算の3Q業績についても、IPO時に開示した今期第2四半期(2019年4月〜9月期、2Q)累計業績の3月通期予想業績に対する利益進捗率が、73%〜77%と目安の50%を上回っており、3月期通期予想業績対比の進捗率とともに業績上ぶれ期待を高めている。また今年3月に設立する「住まいテック研究所」で不動産テックにさらに弾みをつけ、東京都品川区に宅地用の大型不動産(約817平方メートル)を購入、2021年3月期に収益計上を見込んでいるだけに、来期業績の続伸材料としても注目されている。

■有配IPO株のバリュー株人気を再燃させまず最高値調整幅の3分の1戻し

 株価は、公開価格1630円に対して今期配当を42.3円と予想する希少な有配IPO株として評価されて3660円で初値をつけ、上場来高値4180円まで買い進まれる高人気となった。最高値後は、定石通り定位置を探る調整が続いたが、2月に入って新型肺炎の感染拡大を嫌った全般相場の波乱とともに上場来安値2195円へ突っ込んだ。足元では、大型不動産購入も加わって売られ過ぎ修正が続き400円幅の底上げ途上にある。PERは、9倍台と超割安であり、バリュー株として一段の底上げに弾みをつけ、まず最高値から最安値への調整幅の3分の1戻しの2856円奪還に動こう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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