■第1四半期、治験は影響受けたが製薬会社からの需要は急拡大
エムスリー<2413>(東1)は7月30日、一段高で始まり、取引開始後に9%高の5580円(460円高)をつけて株式分割など調整後の上場来高値に進んだ。
29日に発表した第1四半期連結決算(2020年4〜6月、IFRS)が売上高15%増、営業利益26%増と好調だったほか、新型コロナ陽性者数が東京都以外でも拡大傾向のため、医療従事者関連情報事業への追い風が期待されている。
第1四半期は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、エビデンスソリューション事業で治験プロジェクトの一時的停止という影響があったが、メディカルプラットフォーム事業では「製薬会社の需要が急激に拡大」(決算短信より)した。(HC)
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2020年07月30日