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2020年07月30日

寿スピリッツは「自粛」や「休業」の影響が甚大で第1四半期の営業損失24億円

■高級スイーツなど製造固定費をカバーできず利益率が悪化

 寿スピリッツ<2222>(東1)が7月30日に発表した2021年3月期の第1四半期・連結決算(2020年4〜6月)は、新型コロナウイルス感染拡大による外出移動の自粛や商業施設の臨時休業によりグループ全体の事業活動が大幅な縮小を余儀なくされ、売上高は前年同期比74.4%減の27.15億円となった。

■通信販売事業は「巣ごもり需要」などにより46%増加

 ショコラ、グラッセなどの高級スイーツを特色あるブランドで多角展開する製菓事業の統括会社。こうした中で、通信販売事業の売上高は、「巣ごもり需要」の増加などにより、「ルタオ」ブランドを中心に前年同期比46.2%増の8.26億円と大幅に拡大した。

 だが、連結ベースでの収益は、大幅な生産調整などにともない、製造固定費をカバーできず、売上総利益率が悪化。営業損失は24.09億円(前年同期は15.54億円の黒字)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は11.63億円(前年同期は10.22億円の黒字)となった。

 こうした推移のため、第2四半期、および3月通期の業績・配当予想については、引き続き「未定」とし、業績予想が可能となった段階で速やかに開示するとした。

 ただ、6月には、羽田空港第1ターミナルに新ブランド「オリエンタルショコラbyコートクール」の新規出店と「東京ミルクチーズ工場」のリロケーションを実施。アントルメグラッセ専門店「グラッシェル」表参道店を物販に特化し、同月、近隣に移転リニューアルした。また、「寿製菓・但馬寿」では、感染収束後に備えて新商品開発の強化に注力するとともに、ドラッグストア向けなど新たな販路開拓や遊月亭ブランドなどによる通信販売の強化などに注力した。第2四半期以降は、こうした施策が徐々に奏功し始めることになりそうだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:38 | 決算発表記事情報