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2021年12月20日

【特集】安全資産の一角を形成する金関連株に再注目

 今回の当特集では、安全資産の一角を形成する金関連株に再注目することとした。金先物価格(ニューヨーク商品取引所)は、15日のFOMC直後に定石通りに7.8ドル安の1トロインオンス=1764.5ドルと続落したが、16日は反発、17日は続伸し、17日には一時1815.7ドルと今年11月下旬以来の高値となった。金は、金利のつかない金融商品で金利上昇局面には投資魅力が減退するが、その金利以上に物価が上昇して実質金利のマイナスが続けば金への投資ニーズは高まることになる。

 しかも、足元の長期金利(10年物国債)の利回りは低下し、「オミクロン型」の感染拡大へのリスク回避目的の買いも続いている。さらにロシアのウクライナ国境への兵力集結、来年2月の北京オリンピックを前にした米中対立の激化などの地政学リスクなども視野に入れ、金先物価格が、FRBのインフレ抑制策にまさかまさまの対抗相場を演じる可能性があるとすれば、関連株をポートフォリオの一角にセットして置くのも一法となるはずだ。当特集で再三取り上げてきている金関連の定番銘柄の産金株、貴金属リサイクル株などをマークするところだろう。

■関連最右翼株は住友金鉱で株価感応度の高いのは貴金属リサイクル株

 定番銘柄の産金株の最右翼といえば、菱刈鉱山の住友金属鉱山<5713>(東1)で、次いで黒鉱のDOWAホールディングス<5714>(東1)、さらに同業の三井金属<5706>(東1)、三菱マテリアル<5711>(東1)、中外鉱業<1491>(東2)と続く。貴金属リサイクルでは、アサカ理研<5724>(東2)、アサヒホールディングス<5857>(東1)、松田産業<7456>(東1)が三羽烏で、DOWAもこの一角に加わる。

 金先物価格が、2020年8月に史上最高値の1トロイオンス=2069.4ドルをつけた時の株価感応度が高かったのは貴金属リサイクル株と低位値ごろで長大上ヒゲを伸ばした中外鉱業で、金先物価格は、最高値後の安値1678ドルから足元で1810ドル台まで戻しているが、今後、一段のリバウンドを窺うのか、下値を探るのかで関連株の評価も変わることになり要注目である。

■番外銘柄では貴金属買い取り・販売銘柄や商品先物会社も浮上

 番外銘柄では、貴金属買い取り販売のコメ兵<2780>(東2)、トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)、シュッピン<3179>(東1)、大黒屋ホールディングス<6993>(東2)などの戦列参加が予想され、商品先物会社では金地金販売に特化する第一商品<8746>(JQS)が、限界企業の低位値ごろ株妙味を発揮するかもしれない。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:14 | 特集