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2022年01月14日

アステナHDが中期計画をローリング、3年後の営業利益38億円(前期比66%増)などめざす

■売上高は「収益認識基準」など適用のため金額が減ることに

 アステナホールディングス(アステナHD)<8095>(東1)は1月13日の17時、2021年1月に策定した「新中長期ビジョン」に基づく中期経営計画をローリング方式で見直した連結数値計画(22年11月期から3年間)を発表した。

 新たな3ヵ年の連結数値計画の売上高は、「収益認識に関する会計基準」等を適用するため金額が減少する見込みとなり、2021年11月期の実績723.22億円に対し、22年11月期は500億円(従来基準では730億円)、24年11月期は600億円(同880億円)。

 また、営業利益の連結数値計画は、21年11月期の実績22.83億円に対し、22年11月期は17億円、24年11月期は38億円。ROE(株主資本利益率)は、21年11月期の実績7.3%に対し、22年11月期は6.3%、24年11月期は8.9%。こうした見直しは、今後も経営環境の変化などに柔軟に対応するため、原則として毎期改定を行うローリング方式の3ヵ年の中期経営計画として発表するとした。

 「新中長期ビジョン」では、(1)プラットフォーム戦略、(2)ニッチトップ戦略、(3)ソーシャルインパクト戦略、の3つのサステナビリティ戦略を、基本戦略としている。

【プラットフォーム戦略】
 プラットフォーム戦略では、販売・仕入れ・委受託・協働などを行う全ての取引先の事業課題を解決することを目標にし、私たちが参入している産業全体の構造的な課題を減少させ、エコシステム化することにより、産業のサステナビリティを高めていく。

 産業におけるプラットフォーマーの役割は、商取引を通してプラットフォーム上に蓄積していく情報や経験などの「共有知」があらたな付加価値を生み、製品・サービスそのものの信頼性を高め、あるいはオペレーションを効率化を実現する。そして結果的に、その産業に参入している全事業者が協働することで、産業自体の価値と効率が高まっていくと考える。

【ニッチトップ戦略】
 ニッチトップ戦略では、常にナンバーワンの市場シェアを獲得することを目標とする。その高い市場シェアを実現するためのコアコンピテンシーは、研究開発力や製造能力といったものづくりの技術に置く。当社グループは、自らの持つ技術が常に高い競争力を保つように技術革新を続け、技術のサステナビリティを高めていく。

 イノベーションには「持続的イノベーション」と「破壊的イノベーション」そして「効率型イノベーション」があると定義している。当社グループのニッチトップ戦略を構成する技術は、この3つのイノベーションを繰り返しながら成長を重ねてきた。既存の技術の磨き上げを行いながら、その技術を適用できる新領域・新市場を探求し、より安定的に安価に顧客に届け、新しい技術を追いかけるだけではなく、イノベーション・サイクルを回すことが重要と考える。

【ソーシャルインパクト戦略】
 ソーシャルインパクト戦略では、当社グループが所属している社会の課題を解決し続け、豊
かな社会を実現させることを目標とする。取り組みに際しては、必ずビジネスで社会課題を解決し、そのビジネスをグローバルに拡大させることを原則とする。当社グループは、社会課題を解決する新規事業を次々と世に送り出し、社会のサステナビリティを高めていく。

 高齢化と人口減少は、あらゆる社会課題を生み出している。そして、ある閾値(注:いきち)を下回ったとき、人の営みを継続するための社会システムが限界を迎えてしまい、これは全国1724自治体のうち約400自治体が同じような課題に直面している。

 石川県珠洲市に本社機能を一部移転させた目的は、こうした地域が抱える社会課題解決型ビジネスの研究開発を行うためだった。私たちが生きる社会の「豊かさ」を守るビジネスをつくり、広げること。それがソーシャルインパクト戦略である。
(HC)
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