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2022年01月28日

綿半ホールディングスは22年3月期3Q累計減益だが通期増益予想据え置き

(決算速報)
 綿半ホールディングス<3199>(東1、新市場区分プライム)は、1月27日の取引時間終了後に22年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。小売業における巣ごもり特需の反動減などで減益だった。ただし通期の増益・7期連続最高益更新予想を据え置いた。通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は小幅レンジでのモミ合い展開が続いている。目先的には第3四半期累計の減益が嫌気される可能性もあるが下値限定的だろう。

■22年3月期3Q累計は減益、通期増益予想据え置き

 22年3月期第3四半期累計連結業績は、売上高が前年同期比4.4%減の849億43百万円、営業利益が50.7%減の16億59百万円、経常利益が41.1%減の21億19百万円、親会社株主帰属四半期純利益が24.6%減の16億11百万円だった。小売業における巣ごもり特需の反動減などで減益だった。営業外収益では出資金運用益1億40百万円、特別利益では負ののれん発生益1億97百万円を計上した。

 小売事業は売上高が3.1%減の582億26百万円で営業利益が33.7%減の15億03百万円だった。店舗改装効果による売上増で減収は小幅にとどまったが、前年のコロナ禍に伴う巣ごもり特需の反動減による衛生用品や利益率の高いDIY商品の売上減、店舗改装費用などで減益だった。

 建設事業は売上高が5.8%減の222億67百万円で営業利益が67.6%減の3億47百万円だった。コロナ禍による前期の受注減少、資材価格高騰、納期長期化などが影響した。ただし第3四半期(10月〜12月)は前年同期比24.8%増収と回復している。

 貿易事業は売上高が13.0%減の42億37百万円で営業利益が39.9%減の5億51百万円だった。前年のコロナ禍に伴う医薬品安定供給確保のための在庫積み増し特需の反動減、原料価格・輸送価格上昇、為替影響などで減収減益だった。

 なお全体業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が260億23百万円で営業利益が3億36百万円、第2四半期は売上高が278億11百万円で営業利益が4億16百万円、第3四半期は売上高が311億09百万円で営業利益が9億07百万円だった。

 通期予想は据え置いて売上高が21年3月期比4.5%増の1200億円、営業利益が2.7%増の33億71百万円、経常利益が0.6%増の35億50百万円、親会社株主帰属当期純利益が9.4%増の21億円としている。7期連続最高益更新予想である。配当予想は1円増配の21円(期末一括)としている。

 第3四半期累計は巣ごもり特需の反動減などの影響を受け、通期予想に対する利益進捗率も低水準(営業利益49%、経常利益60%、純利益77%)だが、小売事業では生鮮食品を導入してスーパーセンター化した店舗や、医薬品を導入した改装店舗が好調に推移している。建設事業では受注環境が改善し、木造住宅分野が伸長している。貿易事業ではコロナワクチン副反応対策で解熱鎮痛用途の需要が増加している。第4四半期に挽回して通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は下値限定的

 株価は小幅レンジでのモミ合い展開が続いている。目先的には第3四半期累計の減益が嫌気される可能性もあるが下値限定的だろう。1月27日の終値は1225円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS105円98銭で算出)は約12倍、時価総額は約243億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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