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2022年05月11日

WOW WORLDは23年3月期大幅増収増益で連続増配予想

(決算速報)
 WOW WORLD<2352>(東証プライム)は5月10日の取引時間終了後に22年3月期連結業績を発表した。大幅増収、EBITDA増益だが、のれん償却などの影響により営業・経常・最終減益で着地した。23年3月期はIFRS任意適用のため前期比増減率非記載だが、実質大幅増収増益で連続増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して年初来安値圏だが下値固め完了感を強めている。23年3月期予想を評価して出直りを期待したい。

■22年3月期EBITDA増益、23年3月期は実質大幅増収増益予想

 22年3月期の連結業績(収益認識会計基準適用だが損益への影響軽微)は、売上高が21年3月期比20.2%増の28億33百万円、EBITDAが4.9%増の5億93百万円、営業利益が11.9%減の3億62百万円、経常利益が14.0%減の3億65百万円、親会社株主帰属当期純利益が4.1%減の2億13百万円だった。配当は21年3月期比5円増配の30円(期末一括)とした。

 なお収益認識会計基準適用の影響額として、従来方法に比べて売上高が10百万円減少、売上原価が11百万円減少、営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益がそれぞれ0百万円増加している。

 クラウドサービスWEBCAS SaaSスタンダード版の伸長や、コネクティの新規連結などで13期連続増収、EBITDA増益だが、グループ会社における人件費の一時的な増加、コネクティの連結子会社化に伴うのれん償却、ストックオプション発行に伴う償却負担などの影響により、営業・経常・最終減益で着地した。なおカスタマーサクセス関連費用やIFRS準備対応などの一時的コスト影響を除く調整後EBITDAは16.4%増の6億58百万円だった。

 エンタープライズ・ソフトウェア事業の売上高は13.6%増の19億10百万円だった。クラウドサービスWEBCAS SaaSスタンダード版の伸長に加えて、コネクティのCMSも寄与した。売上総利益率は68.6%で4.0ポイント上昇した。前期に発生した大型案件対応に伴う外注費が減少したことも寄与した。

 デジタル・マーケティング運用支援事業の売上高は59.0%増の8億02百万円だった。コネクティのWEB関連が寄与した。売上総利益率は24.1%で8.4ポイント低下した。子会社FUCAがコロナ禍の影響や人件費の増加で減益だった。

 EC事業(子会社ままちゅ)の売上高は28.8%減の1億17百万円だった。コロナ禍でターゲット層の「お出掛け需要」が減少した。売上総利益率は24.1%で8.4ポイント低下した。

 四半期別に見ると、第1四半期は売上高6億77百万円、EBITDA1億47百万円、営業利益1億円、第2四半期は売上高7億11百万円、EBITDA1億70百万円、営業利益1億16百万円、第3四半期は売上高7億20百万円、EBITDA1億49百万円、営業利益85百万円、第4四半期は売上高7億25百万円、EBITDA1億27百万円、営業利益61百万円だった。

 23年3月期連結業績予想(IFRS任意適用のため前期比増減率非記載)は、売上高が34億40百万円、EBITDAが7億30百万円、営業利益が5億10百万円、親会社株主所有者帰属当期純利益が3億20百万円としている。配当予想は22年3月期比3円増配の33円(期末一括)としている。連続増配予想となる。

 既存事業およびコネクティの伸長に加えて、ニューストリームの新規連結(スペースシップの新設分割会社を子会社化、22年7月予定)も寄与して21.4%増収、23.0%EBITDA増益、40.6%営業増益、49.9%最終増益の実質大幅増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。

■株価は下値固め完了

 株価は地合い悪化も影響して年初来安値圏だが下値固め完了感を強めている。23年3月期予想を評価して出直りを期待したい。5月10日の終値は1098円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS82円76銭で算出)は約13倍、時価総額は約44億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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