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2022年08月15日

アイフリークモバイルは23年3月期通期営業増益予想据え置き

(決算速報)
 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は8月12日の取引時間中に23年3月期第1四半期連結業績を発表した。XR領域への先行投資の影響などで減益だったが、通期の営業増益予想を据え置いた。コンテンツ事業ではユーザー獲得に向けた投資、CCS事業では専門領域に特化したエンジニアの育成などを推進する。通期ベースでは積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は小幅レンジでモミ合う展開だ。第1四半期業績に対する反応も限定的だった。調整一巡して出直りを期待したい。

■23年3月期1Q減益だが通期営業増益予想据え置き

 23年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比5.0%減の6億24百万円、営業利益が28.0%減の22百万円、経常利益が52.1%減の30百万円、親会社株主帰属四半期純利益が53.1%減の29百万円だった。メタバースをはじめとするVR・AR・MR技術を包括するXR領域への先行投資の影響などで減益だったが、概ね計画水準だったとしている。

 コンテンツ事業は売上高が6.5%減の63百万円、セグメント利益(全社費用等調整前営業利益)が41.1%増の10百万円だった。デジタル絵本アプリでの新作配信および知育アプリ「はじめてのきせかえ」のリニューアルなどの施策を推進したが、XR領域で活躍するクリエイター育成に関する取り組み(所属クリエイターおよび「CREPOS」に登録する約1万人のクリエイター向けにVR・ARクリエイターを目指すオンラインスクール「NEWVIEW SCHOOL ONLINE」を提供)など先行投資の影響で減益だった。

 コンテンツクリエイターサービス事業は売上高が4.9%減の5億61百万円、セグメント利益が8.3%増の79百万円だった。エンジニア数の減少で減収だが、稼働率が比較的高い水準で推移して増益だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が22年3月期比12.9%増の29億64百万円、営業利益が4.9%増の1億70百万円、経常利益が21.8%減の2億02百万円、親会社株主帰属当期純利益が24.4%減の1億91百万円としている。配当予想は22年3月期と同額の3円(期末一括)としている。

 コンテンツ事業では、ユーザーの獲得や継続率の向上のための投資、育児をするママパパをターゲットとしたベビーテックサービスの提供を推進する。コンテンツクリエイターサービス事業では、RPA、メタバース(VR/AR)、データサイエンス、ゲーム等の専門領域に特化したエンジニアの育成を推進する。第1四半期は減益だったが、通期ベースでは積極的な事業展開で収益改善基調だろう。

■株価は調整一巡

 株価は安値圏の小幅レンジでモミ合う展開だ。第1四半期業績に対する反応も限定的だった。調整一巡して出直りを期待したい。8月12日の終値は144円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS10円72銭で算出)は約13倍、今期予想配当利回り(会社予想の3円で算出)は約2.1%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS40円65銭で算出)は約3.5倍、時価総額は約26億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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