2015年09月24日

【今日の言葉】民主党と共産党の歴史的党首会談

今日の言葉 『民主党と共産党の歴史的党首会談』=民主党と共産党の党首が25日(金)に会談することが決まったという。来年の参議院選挙をめぐって強力関係が話し合われるもよう。選挙協力が実現すれば歴史的なことである。

 民主党といえばほぼ4年前には日本の政権を担当していた。外交の不手際で中国の尖閣進出を許し、経済もデフレからの脱却がならなかった。共産党といえば市場主義の対角線上にある政策の党で大企業への増税を打ち出し、株売買にも高額の税金を掛けてくるものとみられる。

 「民主党はこのままでは党勢の回復は難しいだろう。賭けに出たのではないか。今後、民主党が共産党と組むようなことになれば恐らく民主党の力では飲み込まれるだろう」(マーケット関係者)とみている。

 まもなく、アベノミクスの仕上げが始まるが、こうした野党共闘に対抗するためにも景況感を大企業だけでなく中小企業、地方まで拡大することが急務だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:11 | 今日の言葉
2015年09月17日

【今日の言葉】利上げとオバマノミクス

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 『利上げとオバマノミクス』=日本時間の18日深夜にアメリカの『9月利上げ問題』に対し結論が出るが、NYダウは16日、17日で約360ドルの大幅高となっている。「どっちに出ようとはっきりすること自体が好材料」ということから見切り発車といえる。1年にわたって利上げ観測が繰り返されてきただけにいい加減にしてくれというマーケットの空気のようである。

 答えはまもなく明らかになるが、可能性としては9月利上げの公算が8割ていどあるのではなかろうか。なぜなら、オバマ政権にとっては不況に苦しんだアメリカ景気を回復させ、とくに10%を超えていた失業率を5%にまで改善させたという政策成果がある。それを記録に残すためにもゼロ金利を終えることは大切なことである。

 できれば来年の大統領交代までに2度目の利上げはやりたいのではなかろうか。この立場に立つとすれば、今のNYダウは、『オバマノミクス』の仕上げ段階ということにもなりそうだ。むろん、日本はこれから『アベノミクス』本番が待っている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:19 | 今日の言葉
2015年09月15日

【今日の言葉】新日鐵住金の値ガサ株へ一大変身の日

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 『新日鐵住金の値ガサ株へ一大変身の日』=新日鐵住金(証券コード5401)が、今年10月1日付で10株を1株へ株式併合を行い、同時に株式売買単位も1000株から100株となる。何が一番大きく変わるか。現在、約950億株の発行済株式数が10分の1の約9億5000万株へものすごくスリムとなることだ。株主にとっては所有株数が10分の1に減ることになり表面上は大変のように思われるが、発行株数が少なくなる分、1株利益は10倍、配当も10倍になり株価も今の値段より10倍となるから財産価値としては今と変わらない。

 戦後、「鉄は国家なり」で資本金をどんどん増やし発行株数も950億株という超肥満体のメタボ状態といえるまでになっている。高度成長経済から成熟経済に移行、また、「セルロースナノファイバー」のような鉄より軽く鉄の5倍強度という新素材が実用化接近を迎えるなど鉄の需要はこれまでのような期待はもてなくなっている。会社の印象を肥満からスリムに変えるにも発行株式数を減らすことには大きい意味があるといえる。

 これからの株価はどう動くか。「これまでの新日鐵住金は相撲取りが重い体を揺さぶって走っていたようなもの。これからはスリムとなるので今までよりは走る足取りは軽くなることは間違いない」(市場関係者)。

 新日鐵住金の株価はバブル経済当時の1989年に最高値984円、その後、中国ブームの2007年に964円の高値がある。しかし、過去一度も4ケタ相場の実績はなく、これまでの株価は概ね平均250円ていどであった。

 今後は、直近の株価245.4円は10月1日には2450円となる計算だ。しかも、これまでは全体相場が大きく動いても、せいぜい同社株は1〜2円動くのが精一杯だったが、これからは株数が少なくなり株価が2000円以上ということから1日当りの動きが500円前後ということも起きるようになる。

 これまでの、「1カイ・2ヤリ」の存在から、「値幅狙いのできる銘柄」に一大変身が予想される。1950年の上場から65年、新日鐵住金の歴史的変身の日がまもなくやってくる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:17 | 今日の言葉
2015年09月11日

【今日の言葉】新・列島改造

今日の言葉 『新・列島改造』=関東平野を襲った大洪水には自然の怖さを改めて思い知らされる。日本列島はここ5年、津波、山崩れ、洪水、竜巻、地震など立て続けに自然の猛威にさらさせている。地球温暖化の影響であろうことは素人目にも察しがつく。美しい山、美しい川、美しい海岸、美しい田畑などこれらはすべて日本のトレードマークといえるものだが、美しさが一夜にして夜叉に変わってしまう。100年に一度あるかないかだから騒ぐ必要はないとの意見もあるだろうが、

 今後、頻繁に起きる可能性も否定はできない。交通網を整備するだけでなく災害に強い日本列島改造をデザインし直すところに来ているようだ。マーケットでは、土木建設株の前に先ず、まち作りなどに強い建設プロデュース銘柄が注目だろう。今朝はオオバ<9765)、建設技術研究所(9621)などが動意となっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:49 | 今日の言葉
2015年09月09日

【今日の言葉】テーマ株が久々、息を吹き返す

今日の言葉 『テーマ株が久々、息を吹き返す』=自民党総裁の3年間の任期が9月末で終わることから新しい総裁選びが行われるため立候補届出が8日締め切られたが安倍氏以外の立候補はなく無投票で安倍総裁の続投が決まった。10月に新内閣がスタートする。

 マーケットにとって嬉しいことは、安倍総理が10月の新内閣では、「経済最優先」を表明していることだ。3年経過したアベノミクスが腰折れまでには至っていないものの、かなり疲労感がみられるだけに再び経済最優先を打ち出すことは萎んでいる株価にも恵みの雨といえる。

 アベノミクス3本の矢の3本目は成長戦略推進である。水素エネルギーなど日本の得意とする技術に関連したテーマ銘柄が久々に息を吹き返しそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:38 | 今日の言葉
2015年09月08日

【今日の言葉】短期売買の極意は?

今日の言葉 『短期売買の極意は?』=全体相場の方向が定まらない今のようなマーケットでは、その日のうちに買って売るという日計り売買が活発のようだ。しかし、日計りとは言っても漠然とやっていたのでは儲けることは難しい。日計りを中心に売買している50歳代の個人投資家に酒席の勢いを借りて聞いてみた。

 もちろん、極意は教えてもらえるはずがないが、それでもヒントはあった。チャートは、「分足」を使い、前場は、「9時15分〜9時30分」に買って、「11時を目処に売却」という勝負ということのようだ。たとえば、8日(火)のトヨタ自動車なら9時00分に7089円で寄付き、9時10分に安値7030円をつけ、11時11分には7159円の高値で安値から高値まで129円の上げ。寄り後の安値で200株購入なら2万5800円の儲けということだ。

 寄り後は必ずと言ってよいほど軟調となり、そこが狙い目という。こうして当の投資家氏は1日、2〜3万円を着実に稼いでいるという。もちろん、このやり方が広まれば、寄り後の買いが変わってくることも予想されるが、また新しい方法が生み出されることだろう。短期売買の方も努力されているのである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:34 | 今日の言葉
2015年09月03日

【今日の言葉】日中韓首脳会談、次はアベノミクス総仕上げ

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 『日中韓首脳会談、次はアベノミクス総仕上げ』=日本、中国、韓国のアジア主要3カ国の首脳会談が開かれることになった。隣同士でありながら、首脳の行き来のない状態が解決される。韓国もなかなか粋なことをやるもので、中国の戦勝70年記念式典に出席する見返りで3カ国首脳会談を提案し実現させた。もちろん、背後にはアメリカの強い意思が働いているものとみられるし、これまでブレない外交を展開してきた安部政権の成果ともいえる。

 これからも、隣同士ゆえに感情的になることは起きるだろうが、少なくとも数年先、数10年先までは緊張は緩和の方向だろう。安倍政権はアジア緊張に目処をつけ、安全保障関連法案を成立させれば、いよいよ次は日本再生の、「アベノミクス総仕上げ」の順番といえる。当然、マーケットは、アジア緊張緩和とアベノミクスを好感する展開が予想される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:28 | 今日の言葉
2015年09月01日

【今日の言葉】東芝株はどこかヘン

今日の言葉 『東芝株はどこかヘン』=明治6年(1983年)創業で社歴142年の老舗である東芝が2015年3月期決算の発表を再延期するという。不正経理が次々と見つかっているという。これまでの決算発表数字を信じて投資した人はどうなるのか。2007年の1185円が去る8月25日には341.2円と7割も値下がりしている。ここまで遡ることはないとしても2013年4月の高値565円からでも約4割の値下がりとなっている。

 とくに、素朴な疑問として感じることは、これだけ長期間にわたって決算発表が行われていない中で売買が継続されていることだ。極論すれば、ウソの数字で売り買いをさせていることになるのではないだろうか。どこかヘンである。しかも、お金を借りて取引する「信用買い」が非常に多くなっている。投資は自己責任によって成り立っているが、その前提は正しい決算数字の公表である。公表がされないまま売買を認めるというのはどこかしっくりしない。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:09 | 今日の言葉
2015年08月31日

【今日の言葉】M&Aに見直しも

今日の言葉 『M&Aに見直しも』=スズキが世界大手自動車メーカーのフォルクスワーゲン(VW)との資本提携解消が決まった。2009年にGMとの提携解消後VWと提携していた。解消理由は報道を整理すると、(1)対等と意識していた両社の関係が対等でなかった、(2)期待していたハイブリット技術が得られなかった、ということのようだ。

 M&Aが大流行の時代だが、企業カルチャーの違うM&Aの難しさがある。一方が経営不振なら救済という優劣の差がはっきりするが、今回のようにどちらも世界の有力メーカーという対等な力関係ではなかなか難しいようだ。

 競争がますます激しくなり、事業環境が刻々と変化する現社会では、今後もM&Aは増えるものとみられるが、力関係の似通った対等型のM&Aは逆に少なくなるのではなかろうか。相手のいいとこ取りよりも自分たちの持っている強さに磨きをかける方向に向いているように思える。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:08 | 今日の言葉
2015年08月25日

【今日の言葉】株による財産76兆円が吹っ飛ぶ

今日の言葉 『株による財産76兆円が吹っ飛ぶ』=東証の時価総額(上場株数×株価)が去る8月10日のピーク616.3兆円から24日には540.2兆円へわずか10営業日で約76.1兆円が吹っ飛んだ。上場株数が減っているわけではないから、当然、株価の下落によるものだ。

 この間、日経平均は約2320円下落しているから日経平均1000円当りで時価総額約32兆円が変動する計算だ。時価総額は細分化すれば投資家一人ひとりの株式財産額だから時価総額が減ればサイフのヒモを締めることにつながる。

 もちろん、時価総額が増えればヒモは緩み景気に好い効果となる。この点に、政府が株価を重視する一因にもなっているわけだ。株価は景気の先行きを見詰めて動いているわけだから、そろそろ政府の景気対策が出てくるものとみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:23 | 今日の言葉
2015年08月21日

【今日の言葉】聞こえてきた世界デフレの足音

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 『聞こえてきた世界デフレの足音』=NYダウの右肩下がりの展開、日経平均の週末急落、中国など世界の株価も大きく下げている。さらに、原油相場はリーマンショック2008年の33ドルに近づく下げとなっている。

 株安、商品安、これを「世界デフレ」といわずしてなんというか。欧州不安が、オリンピックと万博後にピークアウトしていた中国経済の押し下げに作用して、ここに来て中国経済が完全におかしくなっている。リーマンショックでは多額の政府投資による大判振る舞いで世界を牽引してきた中国に疲れが出ていた姿である。

 アメリカ経済も6年以上に及ぶ回復拡大でこれ以上の大きい伸びは期待し難くなり、日本もGDPのマイナス転落など元気がない。このまま、世界はデフレ経済に突入するのか心配だ。急いでG20などで対策を練るところではなかろうか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:22 | 今日の言葉
2015年08月19日

【今日の言葉】甲子園・仙台育英と東北銘柄

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 『甲子園・仙台育英と東北銘柄』=2015年夏の甲子園高校野球は大詰めを迎えている。今大会は東日本チームの活躍が目を引き、「東高西低」といえる展開。今日の準決勝第一試合では注目された早稲田が仙台育英に0−7で敗退。明日の決勝戦で仙台育英が勝つと東北に優勝旗が渡り東日本復興に弾みが加わることになりそうだ。先ずは、マーケット発の東北応援銘柄が注目だろう。さぞかし、地元の居酒屋は連夜、にぎわっていることだろう。イオン系の酒の商社、やまや<9994>、東北最大の石油・LPガス販売のカメイ<8037>あたりが思い浮かぶ。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:21 | 今日の言葉
2015年08月18日

【今日の言葉】不正経理銘柄の明暗

今日の言葉 『不正経理銘柄の明暗』=コーポレートガバナンスコード(取り決め)の極めつけ指標ともいえる「JPX日経400」がスタートして1年8カ月となる。東証のホームページでは、指数に新規採用となる銘柄と除外される約40数銘柄が載っている。除外の筆頭は不正経理の東芝で、東芝プラントも入っている。不正材料使用で業績を悪化させている日本マクドナルドも除外となる。

 一方、新規採用では、以前、不正経理問題で世間を騒がせたオリンパスが登場、東芝と対照的となっている。ミクシイ、ネルソン、コーセー、大きいところでは日本郵船、住友化学などが新たに採用された。JPX日経400はROEが基本となっていることから選定銘柄は株主重視の経営として評価される。新規採用銘柄には外国人投資家の買いが予想されマーケットで好人気となりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:59 | 今日の言葉
2015年08月17日

【今日の言葉】GDPマイナスと安倍政権

 『GDPマイナスと安倍政権』=日本の4〜6月GDPが実質で年率マイナス1.6%と発表された。事前に、「マイナスは避けられず」と伝えられていたことと、とくに、「マイナス2%以内なら売り材料とはならないという観測だったことから17日の日経平均は約150円値を上げている。しかし、日本の経済が減速していることは事実で短期的には相場に織込み済みとしても中期の投資家には無視できない。

 世界経済の減速で円安にもかかわらず輸出が芳しくない上にGDPの6割を占める個人消費も停滞している。とくに、今年1〜3月の年率プラス3.9%に比べると落ち込みはそうとう大きい。

 今日の日経平均上昇には政府、日銀に対する景気刺激策期待が含まれているが、足元での対策は難しいとしても9月の自民党総裁選挙、そのあとの内閣改造で思い切った景気対策が期待できるかどうかがポイントといえる。総理の戦後談話で不戦の誓いと平和を守るための防衛の必要が評価され内閣支持率は回復が予想されそうだ。次は、経済に軸足を置く順番で、アベノミクス第3幕として秋相場は期待できそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 今日の言葉
2015年08月12日

【今日の言葉】日経平均急落、やはり気になる中国

今日の言葉 『日経平均急落、やはり気になる中国』=前日(11日)に日経平均(場中値)は年初来高値まで6円と迫っていたが、中国通貨切り下げショックで12日は2万0426円と前日高値から約520円下げた。マーケットでは、「日本経済は、既に、脱中国で頑張ってきた。企業業績は第1四半期で20%台の増益なのにマーケットは脱中国ができていないのだろうか」(中堅証券)と呟いている。

 確かに、日本経済は大反日運動の高まりもあって中国から撤退企業もみられ貿易も縮小気味で推移。中国関連銘柄は人気が離散の展開だった。だが、今日のマーケットの動きから見る限り、マーケットは中国離れはできていないようだ。

 その背景には今年になって来日中国人観光客の急増、国内消費に大きい恩恵をもたらしている「爆買い」の冷え込むことに対する懸念があるようだ。

 尖閣を巡る緊張は幾分、和らいだようだが、根本のところでは気を緩めることはできない。「これから先、中国経済が一段と悪くなるようなら再び対外強行姿勢をとってくることも予想される」(同)と、やはり、中国の動向は気になるようだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:37 | 今日の言葉
2015年08月11日

【今日の言葉】原子力の火、再び

今日の言葉 『原子力の火、再び』=九州電力川内原子力発電所1号機が1年11カ月ぶりに再稼動、再び、「原子力の火」が点った。日本で最初に原子力の火が点ったのは1957年8月27日、茨城県東海村の日本原子力発電所1号実験炉だった。1964年の東京オリンピック、それ以降の高度経済成長で急増する電力を原発はまかなってきた。そして、今、全国に張り巡らされた新幹線網、身の回りにいっぱいのIT機器やエアコンなどの電気製品、電気なくして生活は成り立たなくなっている。節約といわれてもエアコンを切ると猛暑で熱中症にやられてしまう。

 しかし、1957年の第1号機から58年の間にわれわれは福島原発の大事故に見舞われた。原油価格から下がっているから助かっているが、油のない日本にとって、いつなんどき燃料の脅威を受けるか分からない。『電気と親はなくって始めて有難さが分かる』と教わってきたが、平和も電気も努力なくしては手に入れることはできない。福島の事故を教訓に安全な原発で豊かな生活を続けたいものである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:41 | 今日の言葉
2015年08月05日

【今日の言葉】猛暑のあとに何か起きる予感

今日の言葉 『猛暑のあとに何か起きる予感』=2012年暮れの政権交代以降、猪のようにまっしぐらの勢いだった安倍政権にこのところ思うように行かないケースが目につくようになっている。政権スタート当初は北朝鮮との人質問題はすぐにでも大きく前進が期待されたが、進むどころか後退の印象があるしTPPもまとまらない。

 悪いことばかりを言うつもりではないが、新国立競技場建設は白紙に戻りオリンピックムードは冷め、沖縄辺野古埋め立ても1カ月工事中断となった。景気といえば、まもなく発表される4〜6月のGDPは3期ぶりマイナスが予想されている。企業業績は全体としては好調だがアベノミクス効果を先行して享受した銘柄には陰りもみられる。

 とくに、庶民は消費税の負担、円安による物価高などで生活はけっこう厳しくなっている。結果、安全保障関連法案をめぐって国民の不満は高まり内閣支持率が低下という姿である。それでも、なんとか、株価が堅調なことは救いだが、支持率を横目で睨みながらの展開でこれまでのように強気一辺倒というわけにはいかなくなっている。暑い夏のあとには何かが起きそうな予感がしないでもない。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:23 | 今日の言葉
2015年08月03日

【今日の言葉】第1四半期決算好調だが喜べぬわけ

今日の言葉 『第1四半期決算好調だが喜べぬわけ』=2016年3月期・第1四半期(4〜6月)の決算発表が、明日4日のトヨタ自動車(7203)の発表をもって主力銘柄の発表が一巡する。これまでの発表銘柄について企業数の7割が増益になっていると日本経済新聞が報道している。

 マーケットはどう見るか。先行発表したファナックなど優良銘柄には業績のよくないところも目立つ。ということは、アベノミクス効果を満喫してきた銘柄には効果一巡感があるのではないだろうか。遅れて、これまでアベノミクス効果を満喫していなかった3、4番手銘柄が業績好調ということではなかろうか。仮にそうだとすれば、これから発表される4〜6月のGDPがマイナス成長とも伝えられているだけに企業業績にもこの先、楽観できないことになりそうだ。

 これまで、景気と企業業績と株価を伸ばすエンジンとなってきた、「円安」、「年金買い」、「公共投資」に陰りが出始めているだけに、ここからは政府が景気に対し、どう動いてくるかが大きい視点となりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:58 | 今日の言葉
2015年07月30日

【今日の言葉】ファナック決算の意味するところ

今日の言葉 『ファナック決算の意味するところ』=2016年3月期の第1四半期(4〜6月)決算の発表が本格化している。いきなり、ファナックの通期見通し減額修正でマーケットに緊張が走ったが、30日の日経平均は200円を超える急伸で平穏を取り戻している。

 ファナックの減額から言えることは、優良銘柄群にアベノミクスの息切れ感が出ているのではないかということだろう。これまで、アベノミクス効果は優良企業には大きく発現しているが、中小企業には恩恵が小さいと指摘されてきた。その優良企業群に陰りが見え始めたということになれば、「アベノミクス陰り」ではなく、「アベノミクス腰砕け」の心配が増してくる。安全保障関連法案に軸足を移している間に景気の先行きは怪しくなりつつあるのかもしれない。

 消費税10%が控えていることからも、もう一度、景気対策を真剣に考えるところに来ているのではなかろうか。もし、4〜6月期決算が全体として好調な内容となった場合に安心されるのが怖い。ファナックの減額が先行きに対する懸念の兆しなのかもしれないことを頭に入れておく必要がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:38 | 今日の言葉
2015年07月28日

【今日の言葉】世界経済1位と2位の株安の行方

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 『世界経済1位と2位の株安の行方』=世界経済1位と2位の国の株価が下げている。GDP1位のアメリカと2位中国のことである。むろん、下げていると言っても内容には大きい違いがある。景気でみれば好調持続のアメリカに対し急下降中の中国という方向性に180度の開きがある。

 これまで人口という数にものを言わせてGDP規模において中国は世界2位に躍進したものの、国民1人当りGDPという質の面では大きく見劣りする。さらに、中国株下落にはもっと大きい意味が含まれていると見るべきだろう。

 「中所得国の罠」という視点から先行きが心配されている。後進国が低賃金と豊富な労働力を武器に成長はしたものの、もはや低賃金が武器にならず成長が停滞することを指していう言葉である。かつての日本もこの罠から勤勉性を武器に先進国の仲間入りをしたが、果たして中国に勤勉性と技術向上で中進国から脱皮できるかどうかが問われているといえる。

 脱皮できれば名実ともに優秀な先進国として高い評価を得ることになるが、失敗すれば社会不安を引き起こす可能性を含むことになるだろう。上海総合指数の最高は2007年10月の6092ポイントに対し足元では3500ポイントまで大きく下げている。今後も中国株の動きには「罠」を見るうえで注目される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:05 | 今日の言葉