2015年07月21日

【今日の言葉】東芝の悪質性が問われる

今日の言葉 『東芝の悪質性が問われる』=東芝の不適切経理問題を調べていた第三者委員会が報告書を公表した。歴代経営トップの指示による組織的なもので1500億円の利益下方修正が必要と指摘している。今朝の東芝株価は悪材料表面化による、「材料出尽くし」というマーケット特有の判断で反発しているが、このまま株価が本格的に戻るとは思えない。

 思い出せば、西武鉄道、オリンパスなどが不正経理で株価が下げ、西武鉄道は上場廃止に追い込まれた。オリンパスの場合は悪質性は薄いと判断されたようで上場廃止は免れたが、果たして東芝は「悪質性」が今後、証券取引等監視委員会や東証などでどう判断されるのか。株主側からも株主代表訴訟も予想されそうだ。

 老舗名門企業には不正がはびこる何かがあるのだろうか。名門なら許されるという空気があるのだろうか。あるいは、数字ありきの余裕のない今の社会を映し出しているのだろうか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:38 | 今日の言葉
2015年07月17日

【今日の言葉】GDP下方修正は織込んだか

今日の言葉 『GDP下方修正は織込んだか』=マーケットは、日本の4〜6月GDPを材料視している。日銀が15日の金融政策決定会合で2015年度のGDP(実質)をこれまでのプラス2.0%からプラス1.7%へ下方修正した。

 「当然、4〜6月のGDPを織込んでの下方修正だろうから4〜6月はそうとう悪い数字となる心配がある。GDPは、昨年10〜12月期、今年1〜3月期と2期連続でプラスだったが、もしも4〜6月期がマイナスとなれば景気の腰折れ感が強まりそうだ」(中堅証券アナリスト)。

 国内要因より中国など海外景気の減速が影響しているようだ。4〜6月期GDPは8月中旬に発表予定。「仮に、悪い数字なら日銀の第3次量的緩和が予想される。3度の量的緩和が終わったあとのGDP減速なら株価は下げるだろうが、もう一度、打つ手が残っているから今回の発表で大きく下げることはないだろう」(同)という。ただ、安保関連法案につききりで、景気はカヤの外となったのでは内閣支持率低下もあるだけに心配ではある。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | 今日の言葉
2015年07月15日

【今日の言葉】安保関連法案可決とマーケット

今日の言葉 『安保関連法案可決とマーケット』=15日の衆議院特別委員会で安全保障関連法案が可決され、16日にも衆議院本会議で可決され参議院に送られる。内閣支持率が低下する中で安倍総理は押し切ったといえる姿だ。最大の取組み課題としていただけにやり遂げたかったものと推察する。

 安倍総理が前々から安保改定には前向きだったことは国民はあるていど承知していたはず。企業の株主総会とでもいえる前回衆議院選挙ではそれを承知の上でわれわれは選らんだ。

 マーケットにとってのポイントは、(1)アベノミクスは安保改正のためのものであったのかどうか、(2)このまま支持率が下がり続けると次の株主総会(選挙)では任命されない可能性もある、という点だろう。もしも、安保関連法成立で景気対策はこれでいいということになれば株価は浮揚力を失う。また、支持率が低下し続ければ外国人投資家の売りを誘発する心配もある。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:21 | 今日の言葉
2015年07月14日

【今日の言葉】アベノミクス正念場

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 『アベノミクス正念場』=マーケットは、ギリシャ問題の霧が晴れたものの、今度は、わが国内閣支持率低下の影に怯えている。朝日新聞の最新世論調査では内閣支持39%に対し不支持42%と、不支持が上回った。NHKの世論調査でもほぼ同様の内容だった。

 経済及び軍事で台頭する中国への脅威は感じているものの、安全保障関連法案の成立を急ぐ内閣に対し、「急ぎすぎ」との反応のようだ。背景には、アベノミクス効果が一部の大手優良企業にとどまり、中小企業や高齢者などには効果の及んでいない不満があるようだ。

 たとえば、オリンピックの国立競技場立替高額費用に対する批判となって現れている。とくに、昭和39年の東京オリンピックを体験し感激したはずの高齢者に生活面からの不満があるようだ。

 このまま、内閣支持率が低下するようだと、また、数年前の首相の短期ぐるぐる交代の悪夢が浮上、外国人投資家売りにつながる心配がある。まさに、アベノミクス正念場である。ここは、年金資金等でPKOを期待したいところではなかろうか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:31 | 今日の言葉
2015年07月13日

【今日の言葉】ギリシャ問題最終章

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 『ギリシャ問題最終章』=ギリシャ問題が大詰めを迎えている。前週、ギリシャはEUに対し、レストラン等での課税強化・年金支給年齢繰上げ、軍事費削減等の財政再建策を提示し今後3年間で7兆円強の融資を申し込んだ。土日で、ユーロ圏蔵相会議とEU首脳会議において結論を出し、週明けにはすっきるするところだった。

 しかし、今度はEUが粘り腰を見せた。信用のできないギリシャということから提示した削減策を議会において約束(法制化)せよと迫った。猶予は15日(水)まで。議会で法制化するか、それともできなかった場合はユーロ圏から離脱するか、どちらかであるという最後通告である。

 背景には、「借りたものは返さない国民性。今また7兆円強貸し付けたら踏み倒されるのではないか」というギリシャに対する不信感があるようだ。ギリシャはこれまで中国、ロシア接近カードをちらつかせてきたが、今の両国の経済情勢では計23兆円ものギリシャの借金を肩代わりすることは無理だろうとの読みがEU側にあるのだろう。今度ばかりはギリシャもEUの要求に対し反民主主義的とはいえないだろう。約束を守ることが民主主義の基本である。

 15日にはギリシャはEUの要求を飲むものとみられる。なぜなら、ギリシャには生きるためのエサ(マネー)が底をついているのだから。もちろん、それによってギリシャ問題が短期的には峠を越えたとしても中長期的には依然として頭を押さえる材料である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:15 | 今日の言葉
2015年07月08日

【今日の言葉】新国立競技場Go! ギリシャを思う

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 『新国立競技場Go! ギリシャを思う』=2020年の東京オリンピックメイン会場として新国立競技場の建設が正式決定され今秋着工される。建設費2520億円という大規模のものである。祭りは華やかなほうがよいから設備も立派であるほうがよい。産業界の応援団に身を置くわれわれとしては波及効果に期待するところではあるがいささか心配でもある。

 2004年にオリンピックを開催したギリシャは、オリンピック後に経済がおかしくなり始めた印象が強い。日本も1964年(昭和39年)の東京オリンピック後に証券会社の破綻など40年不況に襲われた。それでも当時の日本には元気があったから乗り越えて一時はジャパンアズナンバーワンに登りつめた。

 今はどうだろう。高齢化で当時ほど元気はないし、とくにGDPの2倍に達する1000兆円規模の国の借金である。もちろん、オリンピック開催決定以来、「お・も・て・なし効果」で来日外国人観光客は増え早くも経済効果も見られる。

 短期化社会の今日、先のことなど心配することはないとの見方もあるだろうし決定したことはヤルしかないこともある。2020年後の心配は取り越し苦労だったとなることを願うばかりである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:15 | 今日の言葉
2015年07月07日

【今日の言葉】新幹線客室に監視カメラ

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 『新幹線客室に監視カメラ』=先の、東海道新幹線での焼身自殺事件でJR東海は、客室内に監視カメラを設置する方向という。1編成あたり105台ていどのカメラ設置となるようだ。街を歩けば監視カメラ、買い物でも監視カメラと、いたるところで監視される世の中になった。

 まもなく、マイナンバー制度も始まり、こちらはマネーの流れが監視される。監視、監視で社会主義国のようでもあるが、自由と繁栄の一方で凶悪犯罪が増えているだけにやむを得ないことではある。むしろ、自由・繁栄を守るために必要と考えるべきかもしれない。監視カメラでソニー、キャノン、パナソニックなどやレンズ、あるいは監視システムなど関連銘柄が注目されそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:36 | 今日の言葉
2015年07月03日

【今日の言葉】生活苦しい62%

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 『生活苦しい62%』=「生活が苦しくなっている」、と答えた世帯は集計全体の62.4%と過去最高になっていることが厚労省の発表で明らかになった。苦しくなったと答えた中で、「大変苦しい」という割合が29.7%という。

 アベノミクス効果で大手企業中心に業績好調でGDPも堅調だが、好況感を満喫できているのは、まだ一部分で大多数の人は消費税引き上げなどもあって生活は圧迫感を感じているようだ。東海道新幹線で焼身自殺した人は年金に対する不満があったと報道されている。

 今後、消費税10%への引き上げが計画されているが、このままでは反発が強まるのではないだろうか。政権は、今は景気より安全保障問題につききりだが、安保問題にも国民の反発の雰囲気が強まっており、生活苦のマイナスが加わると内閣支持率低下が心配だ。なんとか、株だけでも元気でなくてはいけないということだろうか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:34 | 今日の言葉
2015年07月02日

【今日の言葉】中国の投資家人口9千万人の影響

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 『中国の投資家人口9千万人の影響』=中国の株式市場がこのところ軟弱状態だ。代表的な上海綜合指数は、去る6月12日の5166ポイントから6月29日には4053ポイントまで短期間に約21%の急落となっている。このところの中国個人投資家の信用取引を使った買いが急膨張した反動が出ているようだ。

 中国はGDPの10%台成長から7%ていどの成長率まで経済が減速、商売もうまく行かなくなっているようだし土地も値下がりし結局、株しかないという国民の思いとなっているようである。不景気の株高ということになるかもしれない。

 結果、中国の投資家人口は約9000万人と、遂に、共産党員数を上回ったとも報道されている。中国政府にとってもマーケットに目配りした政策が求められそうである。足元で4000ポイント台をキープできるかどうかが中国政府の政策を占ううえでも注目される。もちろん、日本にも中国の株安が続くと、「爆買い」が期待できなくなる心配がある。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:25 | 今日の言葉
2015年07月01日

【今日の言葉】警備関連銘柄浮上

【今日の言葉】警備関連銘柄浮上


 『警備関連銘柄浮上』=これまで重大事故や事件のなかった東海道新幹線で死者の出る大きい事件が発生した。誰もがテロかと思ったに違いないだろうが、焼身自殺だった。ISが日本も標的と言って以来、我々はテロという言葉には敏感となっている。

 今度の事件で、ノーチェックで乗り降りできる新幹線は標的となりやすいことが思い知らされた。来年は日本でサミットが開かれるしオリンピックも控えている。飛行機のようにボディチエックというわけにはいかないだろうが、最低限、不審者に目を光らせる警備強化は必要だろう。

 駅、ホームは当然で車内にも人員増強が必要となってくるのではないか。JR職員だけでは手が回らないからそうなれば警備会社の出番ということになるだろう。「警備」が注目銘柄として浮上してくるのではなかろうか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:39 | 今日の言葉
2015年06月30日

【今日の言葉】ギリシャの陰に隠れている気になる材料

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 『ギリシャの陰に隠れている気になる材料』=ギリシャ問題の陰に隠れた形となっているが、「報道の自由問題」は日本のマーケットにとって注意の必要な材料である。

 安全保障問題で国会が延長され白熱を帯びている。なんとしても成立させたい安倍内閣。阻止したい野党。そんな時に総理に近いとされる勉強会が、「沖縄の新聞、2紙は潰さなくてはいけない」という発言は明らかに行き過ぎの発言である。

 国民は総理の強いリーダーシップには賛同していても、思い上がりや強権的姿勢には賛成とは言えない。気になるのは内閣支持率である。可能性は小さいとは思われるが、仮に、内閣支持率が30%を切ってくるようだと相場にはかなりのマイナスで、ギリシャ以上の下げを覚悟しなくてはいけない心配もあるだろう。

 なぜなら支持率が30%を下回ると、解散がちらつき、解散選挙に進むようなことになればアベノミクスが頓挫することになる心配がある。とくに、中小企業にはアベノミクス効果を享受できていないという不満があるだけに選挙になれば楽観できない。選挙となれば負けないまでも、また、政治が混迷となって、外国人投資家の売りも予想される。

 ギリシャ問題の陰に隠れている、もうひとつの内閣支持率問題は注意しておく必要がある。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:58 | 今日の言葉
2015年06月29日

【今日の言葉】ギリシャに見る民主々義と市場主義

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 『ギリシャに見る民主々義と市場主義』=休みの間にギリシャを巡る事態が大きく動いた。EUはギリシャに対し新規融資の停止を表明、これによって、6月末にIMFへ約2000億円の債務返済期限が来ているギリシャは返済不履行(デフォルト)が濃厚となった。週明け29日の日経平均は401円安とマド開けして寄付き、さらに516円安と下げている。ただ、日経平均の安値は2万0190円と2万円の大台はキープしている。

 前週、EUはツナギ融資の条件として、よりいっそうの財政改革をギリシャに求めた。当然のことである。しかし、ギリシャは、その要求をギリシャ国民に対する屈辱的要求であり民主主義に反するとして態度を硬化させ、7月5日に民主主義に訴えEUの要求を受け入れるかどうかの国民投票を行うと発表した。

 なぜ、民主主義に反するかというと、EUからの緊縮政策要求に反対を打ち出して、今年1月に民主主義的に選挙で選ばれた首相であるという言い分である。再度、民主的に国民投票に訴えるというのである。

 これに対しEUはギリシャへの融資停止を発表した。これだけのことが、この休みの間に起きた。

 ギリシャの態度に対しては、遂に、民主主義までを持ち出してきたか、という印象である。実にタフな国である。しかし、「民主々義」と同じように、「市場主義」も大切なことである。

 「市場主義」は、言うまでもなくプレーで負けたものは市場から去るというルールである。ギリシャは、試合に負けたのに、負けを認めず、まだ試合に参加させろと言っているようなものである。さすがに、EUはこのままギリシャの言い分を飲むと、経済のゲームが成り立たなくなる、と判断したのだろう。同時に、EUはギリシャの国民に対し7月5日までの間によく考えなさいと逆手を取ったともいえる。

 融資ストップでギリシャは6月末の返済は無理で、よほど急転直下、たとえば、ギリシャ国民が国民投票を撤回しEUの要求を受け入れるといった妥協案が出ない限りギリシャのデフォルトは避けられないだろう。

 今夕のNYダウも下げるだろうが、ただ、マーケットはギリシャのデフォルト、ユーロからの離脱の可能性はかなり織込んでいると思われる。むしろ、「市場主義」ルールが守られたことを徐々に評価するのではなかろうか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:55 | 今日の言葉
2015年06月26日

【今日の言葉】エサ獲り力

今日の言葉 『エサ獲り力』=ユーロ圏財務省会合が27日に最終的ともいえる会合となるようだ。6月末に15億ユーロ(約2000億円)の債務返済期限を迎えるギリシャを金融面でどうするかという会合である。新たな融資を行って期限の来ている債務を返済させるのか、あるいは見切るのか、大事なところにある。

 仮に、ギリシャが返済できずデフォルト、そして、ユーロからの離脱ということになれば、どういうことになるのか。ヨーロッパが恐れているのは、大戦の歴史を持つヨーロッパ大陸に再び緊張の高まる心配のあることだろう。また、ギリシャの社会不安からテロなどが起こり、それがヨーロッパに広がる心配のあることではないだろうか。

 ギリシャはこのあたりは十分承知でタフな交渉を続けている。しかし、素人目に心配なことは稼ぐ力、言い換えればエサを獲る力がなくなったところは自然界では生き延びることが難しいということだ。目先を乗り越えたとしても、まさこの先、同じようなことが続く心配がある。経済力とはエサ獲り力、稼ぐ力であることを改めて考えさせられる。日本もエサ獲り力を失わないことが大切である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:57 | 今日の言葉
2015年06月19日

【今日の言葉】日経平均5日ぶり反発も4日間の下げ幅の半値戻しに届かず、様子見る「波乗り投資家」

今日の言葉 日経平均は5日ぶりに反発も25日線は奪回できていない。前日まで4日連続安で合計約450円下げ2万円台を割った日経平均は、19日(金)は一時204円高の2万0194円と5日ぶりに反発となっているが、4日間の合計下げ幅に対し、「半値戻し」を達成できておらず戻りは鈍い。

 また、25日線(2万0318円)にも届いていない。主力の外国人投資家の買いが細っていることが背景にあるもよう。

 来週、25日線を突破できれば、短期の波乗り投資家が勢いを増してくるだろうとの見方がされている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:52 | 今日の言葉
2015年06月17日

【今日の言葉】出来高20億株割れの意味

今日の言葉 『出来高20億株割れの意味』=東証1部の出来高が15日、16日と連続で20億株を割り込んだ。多分、17日も台割れしそうだから3日連続20億株割れとなりそうで、今年4月13日以来ほぼ2ヶ月ぶりの3連続となる。

 この間、2015年3月期決算の好調な発表と思わぬ円安による効果で1日当り25億株前後の出来高が続いた。とくに、3月期決算ではROE重視と増配が前面に出たことで外国人投資家が評価して大量に買い越してきた。

 それが、ここに来て外国人投資家の買いが急速に細ってきた。ROE買いの一巡感と夏休みを控えていることから外国人投資家は積極買いの姿勢から慎重に転じてきたのではないかと推測される。もっとも、これは毎年のことではある。

 外国人買いの指標的銘柄であるトヨタ自動車は円安だったが、結局今のところ3月につけた年初来高値8783円を抜けないでいる。

 夏場相場は日本人投資家による和製相場の展開ということが予想されるのではなかろうか。すでに、情報セキュリティ、SARSウイルスに関連した銘柄が好人気となっているのも夏相場を先取りした動きともいえそうだ。空売りを多く抱え、材料を内包している銘柄が狙い目となりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:29 | 今日の言葉
2015年06月15日

【今日の言葉】四季報・夏号

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 『四季報・夏号』=四季報・夏号が発売となった。パラパラとめくってみただけでも利益好調銘柄が数多く目につく。とくに、これまで円安効果で業績を大きく伸ばしたトヨタ自動車などの主力どころに対し2部市場銘柄に代表される2番手、3番手銘柄の意外ともいえる業績好調が目を引く。総理の言う、主力が頑張ってその効果が中小企業や地方に波及するという狙いが上場銘柄においては現れているようだ。

 日経平均は2万円台に乗せたあと大台を固める展開にある。日経平均がここから上に行くには主力銘柄だけでなく2、3番手銘柄の活躍が欲しいところだが、四季報・夏号で見ればその可能性は大いに期待できそうである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:03 | 今日の言葉
2015年06月05日

【今日の言葉】介護高齢者難民の心配

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 『介護高齢者難民の心配』=昨年、「消滅自治体」の衝撃レポートを出した日本創生会議(増田寛也座長)が、今度は「東京圏高齢化危機回避戦略」の提言レポートを発表した。

 東京都のほか3県(神奈川、千葉、埼玉)で今後、高齢者が増加し介護施設不足が顕著となり高齢者の要介護難民が発生する心配が強まっている。このため、同レポートでは北海道から九州沖縄までの高齢者受け入れ可能都市をリストアップし高齢者の「地方移住を提言」している。

 たとえば、北海では室蘭、函館、東北では弘前、秋田、中部では富山、福井、近畿では福知山、中国では岡山、宇部、四国では坂出、高知、九州では大牟田、鳥栖、宮古島など。とくに、四国候補地が多いのが目立っている。

 東京圏を離れたくないという高齢者は多いと思われるが、受け入れ施設不足では希望通りは難しい。「昭和30年代の地方から都会へという動きの逆流現象とみることもできるだろう」との見方も。

 介護施設を全国展開しているツクイ(2398)あたりがマーケットで注目されそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:01 | 今日の言葉
2015年06月03日

【今日の言葉】下降に向かうNT倍率

今日の言葉 『下降に向かうNT倍率』=東証1部の『NT倍率』が低下傾向にある。NT倍率は、当日の日経平均を分子、TOPIXを分母として求める。日経平均がTOPIXに対し優位かどうかを見る。

 今年4月にNT倍率は12.54倍まで上昇、NT倍率の上限とされる12.7倍に接近したことで頭打ちから下降に転じている。5月8日には12.20倍まで低下、足元では12.25〜12.29倍でモミ合っている。

今後については、見方が分かれている。
(1)高ROE銘柄の日経平均型銘柄に対し、依然、外国人投資家の買い意欲が強いのでNT倍率は再び上昇する。
(2)日経平均の12日連騰で日経平均主導相場はひとヤマ形成したのではないか。外国人がサマーバカンスを控えているので外国人買いは下火になりNT倍率は下降し昨年6月の12.0倍まで低下する。
(3)ROEが軸の相場には変わりはないが、これまでのROE10%以上銘柄からROE8%前後の銘柄にも目が向くだろう。その結果、NT倍率は横ばい推移が予想される。

 一部市場関係は、カギを握っているのはトヨタ自動車ではないだろうかとみている。3月24日の年初来高値8783円からほぼ3カ月調整しているトヨタが新高値に進むようなら、再び、日経平均を押し上げNT倍率は上昇に向かうという。

 例年、ボーナスシーズンの6月相場は中低位の数量銘柄が人気の中心になることが多い。今年は、例年とは違う展開となるのか注目される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:07 | 今日の言葉
2015年06月02日

【今日の言葉】安保審議中は株高!?

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 『安保審議中は株高!?』=日経平均は終値で5月15日からの上昇が6月1日までで12営業日連続高となっている。さらに、6月2日(火)も50円ていど高くなっているから連騰記録を13日に伸ばしそうだ。バブル当時の1988年頃の連騰記録に並ぶことになるという。

 理由は、いろいろ挙げられている。日本の1〜3月のGDPが2期連続のプラスとなり景気の先行きに明るさが見えてきた、企業々績の好調、企業が株主重視でROEを国際水準に引上げる動きなどが指摘されている。

 さらに、これらとは違った見方として、安倍政権が安全保障問題に全力で取り組んでいることを指摘する向きもある。安全保障問題改革は歴史的な大きい問題だけに株高で世論を味方にしたいのだろうということで、そのためにアメリカに円安(ドル高)で株高を支援してもらうという見方である。

 案外、これが一番当っているのではないかと賛同する向きは結構、多いようだ。となれば、安全保障問題が国会で審議されている間は株高は続くということになりそうだ。果たして、どう動くか、相場にとっても歴史的な瞬間といえる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:37 | 今日の言葉
2015年06月01日

【今日の言葉】コーポレートガバナンス・コードと長期投資

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今日の言葉 『コーポレートガバナンス・コードと長期投資』=今日、6月1日から、「コーポレートガバナンス・コード」がスタートした。2013年に示されたアベノミクス「日本再興戦略」の一つにコーポレートガバナンス(企業統治)があり、これを強化進めるための原則といえる。

 とくに、日本経済が成長するためにはメインプレーヤーである企業の成長が大前提であり、そのためには長期の株主を増やすことが必要である。昨今、マーケットが短期売買化したり、あるいは企業の不祥事が目につくことから投資家の長期投資が薄れる傾向がみられるようになっていることから企業に対し株主重視の姿勢を荒めて強く求めたものといえる。

 東京証券取引所の公表したコーポレートガバナンス・コードは、A4縦サイズで34枚に及ぶ。表題に、「会社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上のために」とある。

 株主に対し中長期戦略を示し、分かりやすい言葉で個人投資家と対話を図ることなどを求めている。最近は、株価上昇で個人の長期保有していた銘柄の利食い売りが目を引くが、今回のコーポレートガバナンス・コード実施で個人投資家の中長期投資に対する信頼を向上させることができるか注目される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:52 | 今日の言葉