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[株式評論家の視点]の記事一覧
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記事一覧 (11/20)【株式評論家の視点】ウイン・パートナーズは高齢化社会で低侵襲治療の成長に期待
記事一覧 (11/19)【株式評論家の視点】アートネイチャーは押し目買い有効、公募増資嫌気も好業績で織り込む
記事一覧 (11/19)【株式評論家の視点】三菱電機は国内、新興国の設備投資回復を背景に持続的増収益基調へ
記事一覧 (11/19)【株式評論家の視点】バルクホールディングスは日本経済の回復を受け業績回復が鮮明に
記事一覧 (11/18)【株式評論家の視点】太平洋セメントは復興関連株のリード役としての展開に期待
記事一覧 (11/18)【株式評論家の視点】協立情報通信は今期後半からの業績好転を評価する流れを待つ
記事一覧 (11/17)【株式評論家の視点】一時的波乱もありうる、相場好転もまだ片肺飛行で短期急騰の反動も
記事一覧 (11/15)【株式評論家の視点】エニグモは第3四半期の好業績発表に期待、見直し買い加速へ
記事一覧 (11/15)【株式評論家の視点】第一精工はリセット終了、視点は来期からのV字型回復へ移る
記事一覧 (11/15)【株式評論家の視点】エストラストは割安、株価の下値固め進む
記事一覧 (11/14)【株式評論家の視点】地盤ネットは地盤への関心が高まり、業績はこれから伸びる局面
記事一覧 (11/14)【株式評論家の視点】トヨタ自動車の底打ち、出直りに市場の期待は大きい
記事一覧 (11/13)【株式評論家の視点】ファナックはアナリストが強気を継続、増額に
記事一覧 (11/13)【株式評論家の視点】アイセイ薬局は高齢化時代で独自の成長戦略を展開
記事一覧 (11/13)【株式評論家の視点】マーベラスAQLは本格上昇開始、25日線を突破、業績絶好調
記事一覧 (11/12)【株式評論家の視点】博展は業容変革が進む、持続的成長を取り込む評価替えを待つ
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記事一覧 (11/11)【株式評論家の視点】マキタは今期減額も、良好な環境続き好実態見直しの方向へ
記事一覧 (11/11)【株式評論家の視点】ファルテックは、中期経営計画で業界トップレベルの収益力を目指す
記事一覧 (11/09)【株式評論家の視点】1ドル=99円台にレートバックの円安の動きが最大の焦点、市場ムード好転の可能性
2013年11月20日

【株式評論家の視点】ウイン・パートナーズは高齢化社会で低侵襲治療の成長に期待

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ウイン・パートナーズ<3183>(JQS)がじわりと浮上態勢に入りつつある。5月14日の高値1450円から整理基調にあるが、ここへきてじりじりと値を上げ、7月8日の戻り高値1035円まで、あと一息の水準に達した。この水準でも配当利回りは3.4%の高さを誇る。下値不安は極度に乏しい。その上でPERは9.1倍とかなり低い。高い配当を得ながら、キャピタルゲインも狙える存在。やや長い目で見る投資家にとってはおあつらえ向きの銘柄と言えそう。

 同社は、2012年4月1日に、ウイン・インターナショナルとテスコが共同株式移転の方法により経営統合し、両社の完全親会社となる共同持株会社として設立された。従って今2014年3月期が第1期となるため、前期実績及び前年第2四半期実績はない。今2014年3月期は売上げ455億8000万円、営業利益22億8000万円を見込んでいる。

 同社は「医療機器販売事業」と「医療施設支援事業」の2つの柱から成り立っている。同社の特徴は低侵襲(ていしんしゅう)治療。身体的負担や苦痛が低い検査・治療のことである。従来の外科手術では大規模な切開などを伴うため、身体への負担や体力消耗が大きく、回復にも長時間を要したが。低侵襲医療では切開部を最小限に抑えつつ診断・治療を行う。そのため、入院・加療を短縮化でき、器具・薬剤等の消費も削減できることから、医療費の低減も可能となる。虚血性心疾患(狭心症等)の低侵襲治療に用いられる心臓カテーテル治療関連の製品では全国販売シェアトップを誇る。

 さらに、これまでの循環器分野に加え、新たな成長分野として全国に2200万人以上と推定されている糖尿病患者様に対し、インスリンポンプ療法の普及も開始。高齢化時代の到来で、同社の活躍余地は大きく広がっていくものと思われる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:20 | 株式評論家の視点
2013年11月19日

【株式評論家の視点】アートネイチャーは押し目買い有効、公募増資嫌気も好業績で織り込む

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アートネイチャー<7823>(JQS)は、寄付後に133円安の2220円と売られた後、反発に転じている。前日18日、同社は東京証券取引所から上場市場を12月9日付で東証1部または2部へ市場変更すると発表。公募増資と売り出しを実施することから、需給が悪化するとの見方が強まり売り込まれる場面もあったが、上昇に転じている。

 14日に年初来の高値2490円と買われていたこともあり、目先の売りが膨らみ、短期的には2200円処が下値として確認した感がある。業績好調で業績上ブレ期待があることから、ここからの押し目は注目されよう。

 株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため、45万株の公募増資と77万8000株の売り出しを実施する。公募増資などで約12億円調達する。調達する資金は同社グループの毛髪製品の生産力拡大のほか、カンボジア王国での新工場建設、顧客満足向上の為の店舗の移転やリニューアルなどに充てられる。公募・売り出し価格が決まる26日から29日までに1部か2部への上場を発表する。

 足元の業績、10月30日に今3月期第2四半期決算に発表済み。男性・女性共にオーダーメードかつらの売上高が当初計画を上回り好調。

 販売費及び一般管理費について、経費の抑制的使用を推進したほか、販促費を中心に第3四半期累計期間に使用する予定が、第3四半期以降に一部繰り越しとなったため、売上高は従来予想の184億7500万円(前年同期比13.3%増)から187億0300万円(同14.7%増)、営業利益は同21億0600万円(同4.8%増)から28億0300万円(同39.5%増)、経常利益は21億3400万円(同5.1%増)から28億3300万円(同39.5%増)、純利益は同12億1100万円(同1.1%増)から16億1800万円(同35.0%増)と中間期計画を上回り好調。

 毛髪業界を取り巻く環境が依然として先行き不透明であることや、費用の一部繰越であることから、通期純利益25億0600万円(前期比8.5%増)予想を据え置いているが、松坂屋静岡店で「無料増毛体験会」を開催、スカルプアロマシャンプー 『ラボモ(LABOMO)』のCМキャラクターに及川光博さんを起用するなど、広告宣伝の効果もあり通期業績予想は上ブレする可能性が高い。

 株価は、週足では26週移動平均線、月足では9カ月移動平均線をサポートラインに上昇トレンドを継続している。07年2月上場時の高値2333円を突破した後の初押し完了と捉えることが出来る。カンボジアでの新工場建設と店舗の移転やリニューアルで高い成長が期待される。配当利回り2.0%と利回り妙味もソコソコあり、ここからの押し目は注目されよう。(株式評論家・信濃川)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:09 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】三菱電機は国内、新興国の設備投資回復を背景に持続的増収益基調へ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 三菱電機<6503>(東1)が静かに5月16日の年初来高値1242円に接近してきている。重電御三家では日立<6501>(東1)東芝<6502>(東1)などに比べ人気面では後塵を拝しがちだが、国内設備投資の回復などから、今回は同社の出番到来との認識が強まってきている。

 今2014年3月期の9月中間決算は、営業利益が797億円(前年同期896億円)と、従来の見通し700億円に対し、上振れ着地となった。中国を中心に海外昇降機事業が好調な重電システム部門、アジアでのFAシステム事業や北米での自動車機器事業が堅調に推移した産業メカトロニクス部門の伸長などが原動力。第2四半期の営業利益は455億円と、第1四半期の341億円から大きく伸びているが、これは6四半期ぶりの増加である。つれて、通期の営業利益の見通しを2050億円から2200億円(前期1520億円)に引き上げた。

 同社は、環境関連事業戦略の推進、中国・インド等の新興国市場での事業拡大、社会インフラシステム事業の強化など、成長分野への取り組み強化を図っている。特に力を入れているのがアジア展開。今後、本格的な事業拡大の時期を迎えるインド市場では、重電システムや産業メカトロニクスなど、同社のグループの中でもとりわけグローバルに強い事業を核にした成長市場開拓に取り組んでいる。加えて、タイにおいては、成長市場のニーズをとらえたタイ市場における事業拡大だけでなく、グループの重要なグローバル供給拠点としての機能を強化し、競争力強化を実現していく。

 設備投資は国内での回復と新興国での成長が見込まれ、来期以降についても増収・増益の持続が想定されている。新展開への踏み込みは時間の問題と思われる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:51 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】バルクホールディングスは日本経済の回復を受け業績回復が鮮明に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 バルクホールディングス<2467>(名セ)は7月以降もみ合い場面を継続中だが、ここへきて着実な下値切り上げ波動に乗ってきており、新展開入りへの瀬踏みを開始し始めたニュアンスだ。

 11月13日に今2014年3月期の9月中間決算を発表したが、売上げは従来見通しの6億9000万円に対し、実績は6億6900万円(前年同期比31.1%増)とやや下回った。一方、予算進捗管理の徹底、及び経費効率の改善などの取り組みにより、営業利益は逆に800万円の損失見通しから300万円の黒字(同3.9%増)確保へ、好転した。

 同社は、情報セキュリティコンサルティングを主体としたコンサルティング事業、インターネットリサーチを中心とするマーケティングリサーチ事業、図書館運営のアウトソーシングサービスを提供する情報デジタルサービス事業。それに官庁、民間企業向けのIT事業の4つの事業領域を柱として運営している。

 中間期の売上げついては、グループ全体で、既存顧客及び新規顧客への積極的な営業活動、ウェブ戦略の継続的な実施を行った結果、各事業とも順調に推移した。ただ、マーケティング事業のセールスプロモーション及び広告代理事業で、当初見込みより受注が減少したことが下振れの要因。

 通期の業績は当初予想の売上げ14億3100万円(前期比36.8%増)、営業利益2000万円(同33.5%増)を据え置いた。ただ、四半期ベースでは第1四半期の800万円の損失から第2四半期は1100万円の黒字へ、上げ潮ムードにある。同社の業績は景気の動向と密接な関係にあり、業好転が目覚ましい企業の業績動向などを踏まえると、来期にかけ環境はさらに好転の方向が予想される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:01 | 株式評論家の視点
2013年11月18日

【株式評論家の視点】太平洋セメントは復興関連株のリード役としての展開に期待

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 太平洋セメント<5233>(東1)には、スカッとした上昇相場への期待が強まっている。建設資材価格や作業員の労務費の上昇を受け、ゼネコン3社が今期の営業利益見通しを下方修正した。公共事業の増加、東日本大震災の復興関連事業の本格化で受注や売り上げは伸びているが、コスト高による採算悪化が鮮明になっている。少なくとも通期については好業績が展望されていたゼネコンが想定外の事態となり、やや復興関連株に挫折ムードが生まれつつある。

 そうした中で、今2014年3月期の業績について市場の期待をさらに上回る大幅増額の見通しを明らかにした業績絶好調の同社に、復興関連株のリード役を付託する向きが多い。

 同社は昨年5月に前3月期を初年度に、2015年3月期を最終年度とする「14中期経営計画を」策定した。そこでの最終的にあるべき姿は、2015年3月期に売上7350億円(2012年3月期7278億円)、営業利益520億円(同291億円)。しかし、実際は前、2013年3月期に売上げ7476億円と中期計画をクリアー。続く今3月期は営業利益640億円と、目標数値を大きくクリアーする。ここ数期間の目覚ましい収益上伸は、成長株そのものの軌跡と言ってもおかしくない。

 東日本大震災の復興需要、東京オリンピック開催に向けた各種建設事業、老朽化した道路、橋梁などの補強工事など、セメント業界を取り巻く好環境はロングランで続く見通しだ。株価の評価余地はさらに広がっていると見て良さそうだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:27 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】協立情報通信は今期後半からの業績好転を評価する流れを待つ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 協立情報通信<3670>(JQS)はやや調整色の強い展開となっている。今2014年2月期の8月中間決算は売上げ25億2500万円(前年同期は財務諸表未作成のため比較なし)、営業利益9000万円(同)となった。

 同社は、情報と通信に関するソリューションの販売、構築、ソフト、教育、運用サービス等についてワンストップサービス行っている。対象は、官庁・公共・企業・事業所等である。また、モバイル事業は法人企業へNTTドコモ<9437>(東1)のスマートフォン、携帯電話の販売、サービスの契約取次などを行うとともに、スマートフォン、タブレットを軸に、ソリューション事業と連携を図り、顧客企業にモバイルソリューションサービスを提供している。

 8月中間決算はソリューション事業は健闘したものの、携帯電話販売店「ドコモショップ」においてスマホの販売が伸び悩んだ。つれて、通期の業績について、売上げを57憶7600万円から52億9500万円(前期50憶1000万円)へ、営業利益を4億円から2億8300万円(同3億6400万円)へ、それぞれ引き下げた。株価はそれをきっかけに、もみ合い場面が続いている。

 ただ、前半の営業利益9000万円に対し、後半の営業利益は1億9300万円へ急回復する、ここらあたりが来期に引き継がれるようだと、来期の業績に期待が持てる。9月にはドコモショップ4店舗でアイフォーンの取り扱いを開始、今後の売上げ増に期待が持てるほか、ソリューション事業も堅調に推移する見込み。

 中小企業のICT(情報と通信に関する技術の総称)に関しては、行政が積極的な取り組みを強化。中堅・中小企業の情報活用領域の拡大、クラウド型情報システム活用の普及と、これに伴うユビキタス社会の加速など、同社の事業環境は明るい。株価は、足元の一時的な業績停滞を十分に織り込み、出直り相場への転換を待っている。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:09 | 株式評論家の視点
2013年11月17日

【株式評論家の視点】一時的波乱もありうる、相場好転もまだ片肺飛行で短期急騰の反動も

<株式相場展望>(11月18〜22日)

株式評論家の視点 11月第2週の日経平均は1万4271円でスタート、1万5165円で終える、急騰の週となった。前週の見通しでは円安の動きが最大の焦点と書いたが、その円が100円台前半と、ほぼ2カ月ぶりの安値圏水準に動いた。そこにNYダウの史上最高値更新、イエレン米連邦準備理事会(FRB)副議長の金融緩和継続発言など、好材料が重なり買い人気が一気に盛り上がった。

 急騰前までは慎重な相場観が支配していたこともあり、突然の上げは市場筋には驚きを持って迎えられている。円安、NY高という好環境を得ているにも関わらず、輸出関連のフラッグシップ株トヨタ自動車(7203)の第2週の動きは、6290円で始まり、6310円で終了するなど、市場人気の埒外に放置されており、市場の冷静な見方を誘っている。

 そうした輸出関連株の主力株を置き去りにしながらの片肺飛行とあって、投機筋の先物買いに誘発された裁定買いや、オプション絡みのヘッジ買い、空売りの反動など需給優先の戻りとの指摘も多い。

 第2週末のNY市場では、ダウが連日で最高値を更新し、CMEの日経平均先物相場は1万5305円と、15日の大証終値を135円上回った。市場では短期急騰に対する警戒感も強く、第3週は強弱感が対立する形で、一時的な波乱場面に見舞われる場面もありそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 株式評論家の視点
2013年11月15日

【株式評論家の視点】エニグモは第3四半期の好業績発表に期待、見直し買い加速へ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 エニグモ<3665>(東マ)が再上昇の動きに入りつつある。今2014年1月期の7月中間決算で売上げ8億600万円(前年同期比31.8%増)、営業利益3億4900万円(同59.7%増)と、大幅な増収益を達成した。それを先取りして、5月に1万2500円の高値を示現したが、その後は手掛かり材料難に整理商状に入っていた。しかし、今期の第3四半期累計決算の発表が12月の半ばにも予定され、改めて好業績見直しの動きが巻き起こりつつあるニュアンスだ。

 同社は個人の輸入を代行するソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」を運営している。「BUYMA」では、主に海外の個人バイヤー(商品の売り手)が商品をサイトに出品、同社は国内会員(購入者)の注文の取次ぎや決済などを代行している。

 今1月期の7月中間決算は、売上げ8億600万円と、前年同期比31.8%増、営業利益も3億4900万円と同59.7%増の大幅な増収、増益決算となった。「BUYMA」での品揃えを拡充するとともに、クーポンやキャンペーンなどの集客施策が奏功している。7月末時点の「BUYMA」の会員数は142万2000万人となり、1年前に比べ45.6%の増加を記録している。そのため、商品取扱高が順調に拡大、購入者から受け取る決済手数料や、バイヤーから受け取る成約手数料が順調に伸びた

 当社による運営に加えてバイヤー自らがBUYMA上で企画・編成・プロモーションでファンを増やせるプラットホーム・ツールを整備。コミュニティ化を加速させることでバイヤーの継続的な成長をサポートいく方針だ。海外展開も本格化する計画で、7月に英語版サービスを開始したのに続き、韓国版サービスも年内に開始の予定。それにより2017年1月期には、営業利益30億円(前2012年1月期5億9700万円)を目指している。再度の見直し買いのスケールは大きい。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:34 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】第一精工はリセット終了、視点は来期からのV字型回復へ移る

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 第一精工<6640>(東1)は目先底を探り当て、反転相場を探る動きとなっている。11月8日に今2013年12月期の第3四半期累計決算を発表したが、ノートパソコン用コネクタの受注低迷で、営業利益は1億6800万円と、前年同期比84%の大幅ダウンとなり、以後失望売りが先行する流れとなっている。

 しかし、10月31日の高値1534円から11月13日の1302円まで、16%の下げを演じ値幅整理一巡感が台頭してきた。業績推移を子細に検討してみると、今期第4四半期から回復に転じる業績は、来期に大きく好転する見通しにある。相場もとりあえずのリバウンドから、好業績先取り買い相場へと衣替えしていく可能性が強い。

 今期の第3四半期の営業利益は1憶6800万円にとどまるが、通期の営業利益は5億円(前期比4%減)の確保を目指している。第4四半期の営業利益は単独で3億3200万円の想定となる。今期の4半期ベースの営業利益は第1四半期1億9700万円の損失、第2四半期2億1100万円、第3四半期1億5400万円と推移してきており、第4四半期の3億3200万円は状況が大きく変わったことを示している。

 スマートフォン用やタブレットパソコン用の高周波同軸コネクタが好調に推移する一方、低迷が続いてきたノートパソコン用の細線コネクタが、足元で回復の兆しがみられる模様だ。従って、今期の業績に増額の可能性が出てきたほか、来期の業績はまさにV字型の飛躍を遂げるものと推定される。リバウンドだけでもそれなりの値幅が取れるし、時間を置けば株価水準もかなりの居どころ変えとなりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:35 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】エストラストは割安、株価の下値固め進む

<銘柄の見所>   九州と山口エリアを中心にマンション分譲、不動産賃貸や不動産管理業務の受託を手掛ける、エストラスト<3280>(東マ)は、11月14日(木)前日と変わらずの721円。足元では不動産分譲事業における契約が好調に推移し、業績好調で割安感があり見直し余地が広がるほか、下値を固めており、中長期的な視点で押し目買い妙味が膨らもう。

  10月10日に今2014年2月期業績予想の上方修正を発表済み。分譲マンションと新築戸建の引渡戸数20戸の増加を見込むほか、契約が好調に推移し、広告宣伝費等の販売費の大幅圧縮見込み、売上高は従来予想の96億円(前年同期比11.1%増)から103億円(同18.5%増)、営業利益は同8億8000万円(同2.3%増)から10億1000万円(同11.8%増)、経常利益は8億6000万円(同5.8%増)から9億円(同10.8%増)、純利益は同5億1000万円(同7.9%増)から5億4000万円(同14.3%増)と連続最高益予想を増額する見通し。配当は初の中間配当として2円を決定、期末配当4円と併せ年間配当は6円を予定している。

  九州・山口エリアのNO.1のデベロッパーを目指し、2016年2月期売上高130億円、営業利益12億5000万円、経常利益12億円、純利益7億2000万円の目標を掲げているが、今回の14年2月期業績予想の上方修正で営業利益は1年前倒し(15年2月期10億2000万円目標)達成見込みと順調だ。

株価は、5月9日につけた分割前の高値1416円から6月7日に分割前の安値635円と調整。700円割れを底値としてもみ合いを続けている。今期予想PER6倍台と割安感があり、福岡市において同社最大規模のプロジェクトを計画中で、中長期的な成長が期待されることから、押し目買い妙味が膨らもう。(株式評論家・信濃川)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:36 | 株式評論家の視点
2013年11月14日

【株式評論家の視点】地盤ネットは地盤への関心が高まり、業績はこれから伸びる局面

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 地盤ネット<6072>(東マ)が調整切り上げのタイミングを迎えた。5月15日の高値から整理商状を続けてきたが、高値からの最終期日が接近に伴い、薄商いが続き、明らかに売り一巡の様相が強まってきた。

 今2014年3月期は売上げ24億2600万円(前期比74.5%増)、営業利益6億7700万円(同82.3%増)の見通しが明らかになっているが、そうした好業績は織り込み済みとの見方から、株価は動意薄の流れになっている。しかし、東日本大震災を契機に消費者の地盤に対する認識が大きく変化、そうした状況が業績に反映されるのはこれからである。この先、好業績見直しの流れが再び巻き起こることが予想される。

 今3月期の9月中間決算は、売上げ10億6700万円(前年同期比76.0%増)、営業利益3億3700万円の大幅な増収、増益を達成した。住宅ローン金利や住宅価格の先高感、景況感の改善等を背景に、新設住宅着工戸数が増加傾向にある。そうした環境の下、同社は地盤業界の見える化を目指し、「地盤セカンドオピニオン」に留まらず、「地盤インスペクター」「地盤ロングライフ補償」を新たに加えた地盤業界の見える化4STEPにより、消費者が長期間、安心して住宅に住み続けることができる「地盤安心住宅システム」を提供している。取引企業数並びにサービス利用件数は過去最大を記録しており、着実に消費者ニーズを吸収している。

 第1四半期の営業利益1億4200万円が第2四半期には1億9500万円へアップ。消費者の地盤に対する関心が時間の経過とともに高まっていることがうかがえる。従って、今3月期も史上最高の利益を確保する業績は来期、来々期とさらに上昇カーブを描くものと思われる。株価の上昇ポテンシャルは大きい。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:06 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】トヨタ自動車の底打ち、出直りに市場の期待は大きい

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 トヨタ自動車<7203>(東1)の底打ち、出直りに市場の期待が高まっている。11月6日に中間決算を発表したが、営業利益は1兆2555億円と前年同期比81%の大幅増益を達成した。つれて通期予想も従来の1兆9400億円から2兆2000億円(前期比67%増)に上方修正された。これまでのピーク、2008年3月期の2270億円に肉薄するほどの好業績である。

 それにも関わらず株価は一時、さらに売り込まれる想定外の動きとなり、以後も調整色の強い展開になっている。事前の市場の予想値を下回ったことが下げの要因として指摘されている。ただ、期待値と言っても、発表直前に先取り相場が形成された形跡もなく、後付けの解釈と言えそう。

 ただ、中間決算の中身を見ると、生産台数はほぼ横ばいで、円安による輸出採算の回復、原価改善による日本拠点の収益力アップが増益の主な要因である。今後とも円が現状水準で推移した場合、来期は為替メリットが剥落する。そうした状況所の中で来期も増益を確保することができると、投資家が確信を持てないでいることが調整の要因と思われる。

 しかし、アナリストは円安寄与で今期は史上最高利益更新の可能性が強いと見ている。しかも、米国ではリーマンショック後の景気悪化で買い控えていた需要が徐々に顕在化してくること。それに新興国についても景気回復の波に乗り需要が増加、生産台数が増加することで、来期以降も増益維持の可能性が強いという。日本の輸出関連株の代表的存在とあって、同社の出直りは市場に大いなる安心感を与えることになる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:11 | 株式評論家の視点
2013年11月13日

【株式評論家の視点】ファナックはアナリストが強気を継続、増額に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ファナック<6954>(東1)が底入れの兆しを強めてきた。10月29日の決算発表では、9月中間決算の営業利益は749億円と前年同期比26%減益に見舞われた。ただ、従来予想の620億円は大きく上回り、市場コンセンサスも上回ったとみられている。米アップルのスマートフォン「iPhone」の部品加工機械で特需の反動が出たことが響いた。

 一方で、工作機械の頭脳となるCNC(コンピューター数値制御)装置を含む主力のFA部門は回復に転じている。営業利益は第1四半期の346億円から第2四半期402億円に、大きく盛り返しつつある。

 そうした中で今回初めて公表された通期の営業利益計画1478億円(前期比20%減)は市場想定の1600億円程度を下振れ、ネガティブ視される格好になっている。ただ、これはひとまず、たたき台を提供したものと捉えられる。実際、決算発表後もアナリストの最上位継続のレーティング発表が相次ぎ、目標価格引き上げの証券会社もある。同じ新興国を主戦場とするコマツ<6301>(東1)が底入れムードを醸しつつあるのも支援要因になりそう。

 ファナックは自動車や電子機器など幅広い分野で使う工作機械で世界的に高シェアを持つ。工作機械などに搭載される。特に、CNC(コンピューター数値制御)装置では、世界トップシェアメーカー。新興国の経済成長には欠かせない製品で、豊かな成長力は引き継がれたままだ。アナリスト筋の間では既に今期の業績増額はコンセンサスになりつつあり、次第にそうした期待を織り込みながら快調な戻り相場が期待できそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:27 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】アイセイ薬局は高齢化時代で独自の成長戦略を展開

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アイセイ薬局<3170>(JQS)は見直し買いの流入が期待できる。12日に発表された今2014年3月期の9月中間決算は売上げが227億4400万円と前年同期比14.9%増加した。しかし、営業利益は2億7000万円と、同45.9%の大幅な減少に見舞われた。主力の調剤薬局事業で、新規出店及びM&A戦略推進等の事業規模拡大に向けた施策に積極的に取り組み、増収を達成した。

 ただ、事業規模拡大による、のれん償却費を中心とした投資コスト、及び人件費を中心とした管理コストの増加が利益を圧迫した。ちなみに、売上総利益の段階では前年同期の26億500万円から27億6300万円へアップしている。しかし、販管費が21億400万円から24億9300万円へ大幅に増加している状況だ。

 通期の見通しについては売上げ471億3400万円(前期比11.6%増)、営業利益14億1900万円(同0.1%増)の見通しを据え置いている。その結果、下期の営業利益は11億4900万円と。前年同期比25.3%増益へ急回復することになる。見直しを催促するポイントである。

 同社は「アイセイ薬局」を関東、東海、東北、関西などでチェーン展開しているが、その特色は個人診療所の近隣に店舗を構える「マンツーマン型」にある。個人開業医と連携することで効率的な運営ができるうえ、「高密度(ドミナント)」出店を施行することで、経営の拡大と安定を実現している。

 ここへきては、複数の医療機関が入る医療ビル等に店舗を開設する「医療モール型」や大規模総合病院の門前に出店する「門前型」の店舗展開も積極化している。「薬局を基盤とした医療と介護の融合連携」など、来るべき本格的少子高齢化時代に向けて、独自の成長戦略を展開していく方針だ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】マーベラスAQLは本格上昇開始、25日線を突破、業績絶好調

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 TVアニメなどのDVD、ゲーム、音楽などを企画・制作している、マーベラスAQL<7844>(東1)は、11月12日(火)29円高(+5.37%)の569円と3営業日続伸で25日移動平均線を突破し、下値確認から出直る動きを強めつつある。好業績で高値奪回へ向かう可能性があり、中長期で押し目買い妙味が膨らもう。

 11月6日に今3月期第2四半期決算を済み。オンライン事業で北米で配信したタイトルを不採算タイトルとして一括償却を行ったが、コンシューマー事業で自社販売部門が好調、アミューズメント部門ではキッズ向けアミューズメント筐体の「ポケモントレッタ」がすこぶる好調に加え、音楽映像事業が堅調で、売上高は95億8500万円(前年同期比21.3%増)、営業利益は13億6500万円(同23.5%増、経常利益は13億8500万円(同35.6%増)、純利益は同8億6000万円(同33.4%増)と2ケタ増益増収着地。営業利益は8月7日に上方修正した11億1000万円(同0.4%増)予想を2億5500万円上回っており、通期業績予想の上ブレも十分期待出来る。

 株価は、8月9日に分割前の高値693円と買われた後、10月8日に分割後の安値476円まで調整を挟んで10月28日に分割後の高値657円と上昇。11月8日安値525円と下げて出直る動き。週足一目均衡表の雲の上限が下支えしており、トレンドは崩れていない。コンシューマー事業で米国子会社が好調なことから、欧州の展開に期待が持てる状況で来3月期も2ケタ増収増益と高い伸びが観測されている。目先下値が確認されており、押し目買い優位に高値奪回から上値を伸ばすと期待されよう。(株式評論家・信濃川)

>>マーベラスAQLのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:38 | 株式評論家の視点
2013年11月12日

【株式評論家の視点】博展は業容変革が進む、持続的成長を取り込む評価替えを待つ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 博展<2173>(JQG)は評価替え相場にタイミング待ちと言える。今2014年3月期の9月中間決算は、売上げが27億1800万円、前年同期比25.6%増と大きく伸びたが、営業利益は1億3400万円と、同弱含み横ばいにとどまった。日本経済の緩やかな回復に伴い、顧客企業の広告宣伝投資、販促関連投資に復調の兆しが見られ、主力事業であるイベント・展示会への出展及び主催サポートサービスが引き続き堅調に推移した。ただ、地方案件増加に伴う外注原価率のアップ、並びに営業機能強化のための本社リニューアル費用や新体制構築のための人材採用費などの増加が利益の足踏みにつながった。

 一時的な費用増がなくなる後半の収益アップもあり、通期の業績は売上げ55億円(前期比11.7%増)の増収、増益が見込まれている。4期連続の増収、増益となり、売上げ利益ともに過去最高水準である。

 特に注目されるのは売上げの拡大。2012年3月期までは30億円台の売上げが続いていたが、2013年3月期に49億2200万円と上に突き抜け、今期も55億円とさらに拡大する。

 当社の事業内容は、展示会・イベントを開催する企業への「主催サポートサービス」である。ただ、そうした展示会などで競争力が高まっていることを背景に、顧客企業のマーケティング目標を達成するためのパートナーとしてプラン発案の当初から関わる、長期的に選ばれる企業となるための営業を積極化。それが奏功し始めている。従って増収、増益のペースは今後とも維持の方向が予想され、株価もそれなりの評価替えがあって当然の流れと思われる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:16 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】新川に一本釣り人気、後半からのV字型回復に期待高まる

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 新川<6274>(東1)に一本釣り人気が回ってきた。きっかけは、11月7日に発表された決算。今2014年3月期の9月中間決算は、営業損失が18億3500万円と、前年同期の5億9200万の損失を上回る低調な決算となった。

 同社は半導体製造の後工程のなかで、ICチップを固定、配線するボンディングと呼ばれる工程で使われる産業用精密ロボットが主体。半導体業界ではモバイル関連機器の好調により、半導体製造の前工程製造装置までは設備投資の増加が及んできている。しかし、後工程装置市場については、PC等の需要低迷で半導体メーカー各社に生産能力の余剰が生じており、積極的な設備投資には至っていない。

 そのため、今3月期の第3四半期累計の営業損失は31億1000万円と、中間決算からさらに損失が上積みとなる模様だ。ただ、今後の見通しについは、ビッグデータの活用などにより、クラウドコンピューティングの普及が進んでおり、下期には半導体メーカー各社において先端デバイスの量産に向けた設備投資が本格化すると予想されている。

 同社期待のタイ工場は、4月よりワイヤボンダの生産を開始している。投入した新製品の市場浸透は着実に進んだが、製品評価には一定の時間を要することなどから、第1四半期には販売面での成果には至らず、原価低減もあまり進まなかった。しかし、時間の経過とともに市場の認知度が進むと思われ、今後は同社の収益押し上げの好転の原動力になりそう。今期の通期の見通しについては明らかにされていないが、アナリスト筋は後半の黒字転換を想定し、来期の業績は久々の黒字計上となるものと見ている。同社にとっては今期が重要なターニングポイントになりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:53 | 株式評論家の視点
2013年11月11日

【株式評論家の視点】マキタは今期減額も、良好な環境続き好実態見直しの方向へ

<銘柄の見所>

■業績の上振れを期待する流れに

株式評論家の視点 マキタ<6586>(東1)は反転相場入りが近い。株価は10月31日の業績予想の下方修正を材料に売り人気が先行する流れとなっているが、これはあまりにも表面的な数字にウェートかけたもので、その内容を子細に検討すると、見直し余地が大きいと判断できそう。

 今2014年3月期の9月中間決算は売上げ1858億円(前年同期比22%増)、営業利益257億円(同7%増))と順調な収益を達成した。国内における販売が、リチウムイオンバッテリ製品の拡充やテレビCMの効果、消費税増税前の住宅需要の増加などで堅調に推移。売上規模の大きい欧州も、南欧で底打ち感が強まり、ホームセンター向けの販売好調や円安がプラスに寄与した北米、中国の販売が持ち直したアジアも増収となり、全方位的に環境は良好である。

 そうした中で今3月期通期の見通しについて、売り上げを3450億円から3600億円と前期比16%増へ増額する一方で、営業利益を560億円から490億円の前期比8%増へ引き下げた。会社側では、第3四半期以降における世界の需要動向は不透明な状況が続き、企業間競争の激化などが予想されること。それに生産の効率化を目的に生産体制を見直し、2014年3月期をもって沼津工場での生産を終了する予定で、これに伴い下期に一時費用が発生することを指摘している。

 ただ、四半期ベースの営業利益は第1四半期の106億円に対し、第2四半期は150億円へ大きくジャンプアップしており、こうしたいい流れが第3四半期以降一気に断ち切られるとは想定しにくい。アナリスト筋も、大幅な上振れを想定する向きが大勢である。株価はいずれ業績上振れを期待する流れが巻き起こりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:05 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】ファルテックは、中期経営計画で業界トップレベルの収益力を目指す

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ファルテック<7215>(東2)が10月8日の決算発表を契機に、見直し本格化の流れが強まってきた。同社は、自動車メーカーの製造ラインで装着される自動車部品と、自動車販売会社で販売されている自動車用品(純正用品)を主に手がけている。

 今2014年3月期の9月中間決算は売上げが360億4900万円(前年同期は財務諸表未作成のため比較なし)、営業利益10億9100万円(同)となった。海外では欧州が生産減となる中、米国や中国等向けは需要拡大に伴い生産が拡大している。売上げは順調に伸びているのだが、国内における新車立上げに伴うコスト増や中国子会社工場の量産本格化準備費用の発生等により利益がやや圧縮された。

 通期の見通しについては売上げ725億円(前期比0.7%増)、営業利益36億円(同11.9%増)を見込んでいる。営業利益は2012年3月期の35億7100万円を上回る過去最高となる。それにも関わらず株価はPERがわずか5.7倍、PBRに至っては0.8倍の割安水準に放置されている。そのうえで配当利回りが3.5%と高く、中期的な訂正高の余地は、かなり大きいと思われる。

 同社は「FY13中期経営計画」の中において、計画最終年度の2016年3月期に売上げ850億円(2013年3月期720億1800万円)、連結経常利益率7.5%を目指す。売上げ達成の際には、営業利益は63億7500万円にアップすることになる。

 中期経営計画ではまず、業界トップレベルの収益力確保を目指す。そのため、既存海外拠点の売上げ拡大を図るとともに、中国及びタイに自動車部品製造・販売会社を新たに設立し、グローバル供給体制の増強を進める。新商品・新技術の増強に資源を集中投入し、オンリー1技術を開発することで顧客への提案力を向上させ、ナンバーワン商品を育成していく方針だ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:28 | 株式評論家の視点
2013年11月09日

【株式評論家の視点】1ドル=99円台にレートバックの円安の動きが最大の焦点、市場ムード好転の可能性

<相場展望>(11月11〜15日)

株式評論家の視点 11月8日の東京株式市場は1万4086円と、10月9日以来、約1カ月ぶりの安値で終えた。前日の米株式相場の下落を引き継ぎ、売りが優勢だった。ただ、心理的節目となる1万4000円を目前に下げ止まったことから、押し目買いや売り方による買い戻しなどが入り、下げ渋る場面もあったが、11月第2週も調整が続きそうなムードの中で東京市場は終えた。

 しかし、週末8日のNYダウは前日比167ドル高と、6日の史上最高値を早くも塗り替えた。10月の米雇用統計が良好な内容になり、米景気の勢いが増しているとの見方が背景。為替市場でも、米国経済の強さを手掛かりに1ドル=99円00〜10銭で取引を終えた。NY高、円安のダブルの好材料を得てCMEの日経平均先物相場も1万4260円で終え、大証の8日の終値を170円上回った。

 これまでNY高への感応度が低いきらいがあったが、それは為替市場の先行きの不透明さが要因と思われる。為替市場筋では一時の先安機運が衰え、1ドル=100円クリアーは難しいとの見方が支配的となっていた。第2週の始まり、11日にさらに円安が進み、それまでの見通しが覆るようだと、株式市場のムードが大きく好転する可能性もありそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:22 | 株式評論家の視点