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[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (11/09)【編集長の視点】上方修正もクレセゾン反落、金利敏感株としての注目可能
記事一覧 (11/09)【編集長の視点】インタースペース調整安好買い場、V字回復に増配で昨年高値へ
記事一覧 (11/09)【編集長の視点】アイセイ薬に利益確定売りも好買い場、2Q増額、通期純益最高
記事一覧 (11/09)【編集長の視点】大和小田急は2Q受注高がプラス転換、株価底上げトレンド
記事一覧 (11/07)【編集長の視点】通期上方修正の生化学工業、11年3月以来の4ケタ奪回へ
記事一覧 (11/07)【編集長の視点】下方修正で減益転換の日産自動車逆行高、中国ショック織込み済み
記事一覧 (11/07)【編集長の視点】国際帝石が急伸、上方修正の出光興と共に石油株押し上げるか
記事一覧 (11/07)【編集長の視点】ハブ株価に逆張り妙味、「スポーツ・イベント」目白押し効果
記事一覧 (11/07)【編集長の視点】権利落後強い相場のアーバネット、PER4倍台でなお割安
記事一覧 (11/06)【編集長の視点】上方修正のトヨタ株価、5日続伸も伸び悩む大統領選挙待ち
記事一覧 (11/06)【編集長の視点】がんワクチンのテラ急伸、発表接近の3Qにも期待
記事一覧 (11/06)【編集長の視点】クリーク・アンド・リバー社:後場一気に新高値、電子書籍で5万円早い
記事一覧 (11/06)【編集長の視点】日本特殊塗料2Q上方修正も反落、塗料株の割安見直しは空振りか
記事一覧 (11/06)【編集長の視点】1部指定替後の電算システム株価上昇続く、3Q増益、連続増配へ
記事一覧 (11/05)【編集長の視点】日本航空、上方修正・外資規制緩和の定款変更をマーケット注視
記事一覧 (11/05)【編集長の視点】フォスター電機5連騰、3月期を再上方修正でV字回復鮮明に
記事一覧 (11/05)【編集長の視点】寿スピリッツ:株価、切り返し高値肉薄、通期業績上方修正を評価
記事一覧 (11/05)【編集長の視点】クレスコは2Q好決算で割安株買い膨らみ底上げ鮮明
記事一覧 (11/05)【編集長の視点】正真正銘の上方修正銘柄に早めの「クリスマス・プレゼント」期待=浅妻昭治
記事一覧 (11/05)【編集長の視点】プラマテルズ株価、出来高増え底値圏、2Q業績減益も上ぶれ着地
2012年11月09日

【編集長の視点】上方修正もクレセゾン反落、金利敏感株としての注目可能

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 クレディセゾン<8253>(東1)は、14円高の1787円と4日ぶりに反発したあと、46円安の1727円と売り直されている。年初来高値は9月28日の1954円。
 前日8日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、その2Q累計業績と3月通期業績の上方修正を発表、通期純利益がV字回復を鮮明化したが、上値の伸びが鈍いとして利益確定売りが優勢となっている。ただ、株価水準は割安であり、金利敏感株人気が再燃する展開も有力となる。

 業績修正のうち3月通期業績は、期初予想より営業収益を40億円引き下げたが、経常利益を10億円、純利益を15億円それぞれ引き上げ、純利益は、305億円(前期比3.2倍)と大きく増益転換する。

 2Q累計業績が、債権管理強化による債権健全化で貸倒関連費用が減少し、持分法適用の関連会社の業績が想定を上回ったことで上ぶれ、この2Q累計業績を踏まえて2月通期業績も上方修正したもので、純利益は、前期計上の子会社再編損失が一巡してV字回復を鮮明化する。

 株価は、今期第1四半期決算の高利益進捗率を買い材料に年初来高値1954円をつけ、ほぼ往って来いの安値から日本銀行の追加金融緩和策をテコに金利敏感株人気を再燃させ下値を切り上げてきた。PERは10倍台、PBRは1倍割れと割安であり、目先売り一巡後に高値奪回に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:49 | 編集長の視点

【編集長の視点】インタースペース調整安好買い場、V字回復に増配で昨年高値へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 インタースペース<2122>(東マ)は、2000円高の11万3000円と3日続伸して寄り付いたあと10万1400円と下げている。年初来高値は前日の11万5000円。利益確定売りも交錯している。なお、下値には今9月期純利益のV字回復予想、連続増配の高評価が続き、内需関連の割安ゲーム株買いが高まる展開が有力である。

 同社の今期業績は、前期業績が、昨年8月の上方修正値を上ぶれ着地したことを受けて、売り上げ146億1600万円(前期比18%増)、経常利益7億5000万円(同35%増)、純利益3億6600万円(同2.1倍)と予想され、純利益は、前期計上の保有資産の減損損失、株式評価損が一巡しV字回復する。

 主力のアフリエイト運営事業では、アフリエイト広告サービス「アクセストレード」を中心に広告主へ最適な広告提案をするため、サービスを多様化し、グローバル展開も加速、メディア運営事業では、恋愛系ソーシャルアプリのリリースを継続し、1タイトル当たりの生産性向上や新たなプラットフォームへの提供を図ることなどが要因となる。

 配当は、前期に800円(前々期実績650円)に増配したが、今期はさらに1000円と連続増配を予定している。

 株価は、SNSゲームの「コンプリートガチャ」中止で突っ込んだ6万6000円安値から前期業績の2度にわたる上方修正などをテコに9万円台までリバウンド、11月6日の好決算・連続増配発表でストップ高、10万円大台に乗せ高値を更新した。PERは9倍台となお割安であり、目先の利益確定売りを吸収して高値抜けから昨年3月高値13万9000円が次の上値ターゲットとなろう(本紙編集長・浅妻昭治)

>>インタースペースのMedia-IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:24 | 編集長の視点

【編集長の視点】アイセイ薬に利益確定売りも好買い場、2Q増額、通期純益最高

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アイセイ薬局<3170>(JQS)は、70円安の2180円と反落している。前日8日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表、11月7日につけた株式分割権利落ち後安値2150円から底上げしてきただけに利益確定売りが先行している。11月12日予定のその2Q累計決算発表では、通期純利益の連続の最高純利益更新を見直し割安修正に再発進する展開が想定される。

 2Q累計業績は、期初予想より売り上げを1億7800万円、経常利益を1億4600万円、純利益を300万円それぞれ引き上げ、経常利益は、4億5900万円(前年同期比38%減)、純利益は、1億3400万円(同63%減)と減益率を縮める。

 主力の調剤薬局事業で調剤報酬改定、薬価改定の影響があったが、新規開店とM&Aによる店舗展開でカバーして売り上げが上ぶれ、経常利益は、店舗開発関連費の下半期ずれ込みで上方修正、純利益は、減損損失とM&Aによるのれん償却費の発生で小幅上方修正にとどまった。

 3月通期業績は期初予想を変更せず、純利益は、8億4000万円(前期比6%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 株価は、昨年12月に公開価格3460円で新規上場されて上場来高値5900円まで買い進まれて、株式分割(1対2)の権利を落とし2200円台を下値とする400円幅のもみ合いを続け、全般相場の波乱とともに落ち安値をつけた。PERは6倍台、配当利回りは2.4%と下げ過ぎを示唆しており、一段の底上げにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:02 | 編集長の視点

【編集長の視点】大和小田急は2Q受注高がプラス転換、株価底上げトレンド

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 大和小田急建設<1834>(東1)は、10月30日につけた年初来安値143円からの底上げトレンドを強めている。11月6日に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計業績が、10月19日の下方修正通りに連続赤字となったが、2Q累計の工事受注高が2ケタのプラス転換となったことをテコに、悪材料織り込み済みとして下げ過ぎ訂正買いが増勢となっているもので、極低位値ごろ有配株としても評価されている。

 2Q累計業績は、売り上げが前年同期より10.7%増と増収転換したが、経常利益が7億6400万円の赤字(前年同期は6億3200万円の赤字)、純利益が6億3500万円の赤字(同4億2900万円の赤字)となった。業態特性として工事の完成引渡が、第4四半期に集中する季節性から利益は伸び悩むが、労務不足で繰越工事の原価率が悪化したことなども響いた。

 ただ、2Q累計の受注工事高は、同14.3%増の256億9800万円とプラス転換、先行きの業績期待を高めている。受注環境は、なお公共投資、民間設備投資などが厳しく推移しているなか、同社は、大株主の大和ハウス工業<1925>(東1)小田急電鉄<9007>(東1)の有力発注先に積極的な提案営業を展開していることなどが要因となっている。

 3月通期業績は期初予想に変更はなく、大和ハウスグループとの共同調達によるコスト削減も寄与し、経常利益は6億8000万円(前期比2.8倍)、純利益は3億6000万円(同13%増)と予想している。

 株価は、2Q累計業績下方修正で年初来安値まで売られたが、この底値圏でPERは9倍台、PBRは0.3倍、配当利回りは3.3%と下げ過ぎを示唆している。下値切り上げトレンドが予想される。(本紙編集長・浅妻昭治)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:26 | 編集長の視点
2012年11月07日

【編集長の視点】通期上方修正の生化学工業、11年3月以来の4ケタ奪回へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 生化学工業<4548>(東1)は、12円高の916円と変わらずを挟んで4営業日ぶりに反発し、3月21日につけた年初来高値940円を意識する動きを強めている。
前日6日大引け後に今年9月に上方修正した今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、今度は、3月通期業績の上方修正を発表、減益転換率を縮めることを評価して下げ過ぎ訂正買いが再燃している。

 3月通期業績は、期初予想より売り上げを5000万円、経常利益を4億5000万円、純利益を5億円それぞれ引き上げ、純利益は、27億円(前期比17%減)と減益転換率を縮める。

 2Q累計業績が、9月の上方修正値をやや上ぶれて着地しており、さらに米国で販売の関節機能改善剤「Gel−One(ジェル・ワン)」の特許侵害訴訟が、今年8月に勝訴したことで「ジェル・ワン」の出荷を新規に織り込み、中国向け輸出数量の増加、「ジェル・ワン」の訴訟費用減少などが加わり上方修正につながった。

 株価は、訴訟勝訴を評価して900円台を回復、2Q累計業績の上方修正が続き900円台を固めてきた。PER評価では19倍台と割安感は小さいが、PBRは0.8倍と下げ過ぎを示唆しており、高値抜けから昨年3月高値1095円奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | 編集長の視点

【編集長の視点】下方修正で減益転換の日産自動車逆行高、中国ショック織込み済み

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日産自動車<7201>(東1)は、33円高の710円と急反発している。前日6日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示と同時に、3月通期業績の下方修正を発表、減益転換して市場コンセンサスを大きく下回ったが、10月10日につけた年初来安値639円で「中国ショック」は織り込み済みとして下げ過ぎ訂正買いが再燃している。

 3月通期業績は、期初予想より売り上げを4850億円、経常利益を1350億円、純利益を800億円それぞれダウンさせ、純利益は、3200億円(前期比6%減)と連続増益予想が減益転換し、市場コンセンサスも500億円超下回る。

 為替レートを1ドル=79.7円、1ユーロ=101.8ドルと想定し、この円高の影響と、中国の販売台数が、期初予想の135万台から117万5000台に減少するなど、グローバル販売台数が、508万台(前期比4.8%増)と期初予想より27万台下方修正したことなどが要因となる。

 株価は、今期第1四半期の連続減益決算でも悪材料出尽くしとして800円台にタッチして700円台をキープした。ただ9月中旬以降は、中国の反日デモの激化、販売台数の激減の「中国ショック」に直撃され年初来安値まで突っ込んだ。リバウンド場面ではなお強弱感の対立が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:10 | 編集長の視点

【編集長の視点】国際帝石が急伸、上方修正の出光興と共に石油株押し上げるか

<マーケットトーク>

編集長の視点 国際石油開発帝石<1605>(東1)は、1万3500円高の45万8000円と続急伸してている。前日6日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示と同時に、今年8月に続き3月通期業績の再上方修正を発表、減益転換率を縮めることが、割安修正買いを拡大させている。

 前日は同社のほか、同じ石油セクターでは出光興産<5019>(東1)も、2Q累計決算とともに、3月通期業績の一転した上方修正を発表、株価も、20円高の6940円と続伸したあと260円安と下げている。

 3月期決算会社の2Q累計業績の発表は、終盤戦を迎えようとしているが、ここまでのパフォーマンスは、通期業績の上方修正と下方修正が交錯、パナソニック<6752>(東1)のように下方修正で大幅赤字転換して無配に転落、株価もストップ安し年初来安値を更新する最悪ケースをも出ている。

 前日も国際帝石や出光興は上方修正したが、同じ資源セクターの三井金属<5706>(東1)住友金属鉱山<5713>(東1)の非鉄株は、ともに下方修正を発表しており、こと業績に関しては「勝ち組・負け組」の落差が際立っている。

 国際帝石、出光興の上方修正は、原油価格が想定より高く推移していることを要因としており、国際帝石の通期純利益は、8月の上方修正値より140億円引き上げ、1820億円(前期比6%減)とした。出光興の通期純利益は、8月の下方修正値から一転して125億円アップさせ、320億円(前期比50%減)とやはり減益転換率を縮める。

 石油株では、JXホールディングス<5020>(東1)も、11月5日に今期業績を一転して上方修正しており、企業業績の先行き不透明感が払拭できないなか、石油株を逆行高セクターの一角に押し上げる展開も想定される。

 もちろんこのポイントは、今後の原油価格の動向にある。北半球ではこれから冬場の石油の需要期を迎えるだけに、原油価格の先行きからは目を離せないことになる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:06 | 編集長の視点

【編集長の視点】ハブ株価に逆張り妙味、「スポーツ・イベント」目白押し効果

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ハブ<3030>(JQS)は、100円高と続伸して寄り付いたあと4100円安の28万3000円と反落している。前日ザラ場に29万円の戻り高値をつけただけに、利益確定売りが交錯しているが、きょう7日から同社各店舗で開催を予定しているスポーツ・イベントが、目白押しとなっているだけに、同社の月次売上高、今2月期業績への好波及も期待され、下値逆張り妙味を示唆している。

 同社店舗で予定しているスポーツ・イベントは、きょう7日のフットサル・ワールドカップの日本−リビア戦を皮切りに、14日のサッカー・ワールドカップ最終予選の日本−イラク戦、11月16日のプロ野球・侍ジャパンマッチの日本−キューバ戦、さらに昇格・降格が決まるサーカー・Jリーグの各クラブの最終戦などと続く。

 同社業績は、各店舗で毎月実施するカクテルキャンペーンなどのキャンペーン効果とスポーツ・イベト効果が、既存顧客のリピート来店や新規顧客の開拓につながっており、月次売上高は、今期に入って既存店・全店とも連続プラスとなっている。

 このため7月に今2月期第2四半期累計業績、通期業績とも上方修正したが、2Q累計業績はこの上方修正値を上ぶれ、前年同期比15%増収、38%経常増益、73%純益増益となった。

 2月通期業績は上方修正値を据え置き、連続増収、連続経常増益を予想、純利益は、3億4000万円(前期比24%増)と連続して過去最高を更新する。

 株価は、前期業績の再上方修正・再増配をテコにつけた年初来高値33万9500円から、いったん19万8500円まで調整したが、月次売上高の続伸、今期業績の上方修正・期末配当の増配などで下値を切り上げ戻り高値を更新、調整幅の3分の2戻しを達成してきた。なおPERは10倍台、配当利回りも2.6%と割安であり、全値戻しの年初来高値奪回に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>ハブのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:56 | 編集長の視点

【編集長の視点】権利落後強い相場のアーバネット、PER4倍台でなお割安

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)は、今年6月末の株式分割(1対2)の権利落ち後につけた安値1万5010円から同高値2万4920円まで66%高して高値もみ合いを続けているが、PERは4倍台と超割安であり、再騰展開が有力である。このキッカケとして注目されるのが、11月8日に発表予定の今6月期第1四半期(1Q)決算の動向で、ここで黒字転換するようなら、権利落ち埋めの3万円台まで上値を伸ばす展開も想定範囲内となりそうだ。

 同社の今6月期業績は、第2四半期(2Q)累計業績が黒字転換、通期業績は2ケタ続伸とそれぞれ予想されている。前期に売り上げ計上を持ち越した分譲用コンパクトマンション1棟(9戸)、投資用ワンルームマンション1棟(8戸)のほか、着工中の投資用ワンルームマンション5棟(232戸)、分譲用ファミリーマンション1棟(44戸)の売り上げを計上し、共同事業による土地転売に取り組み、経費削減、経営合理化を継続推進することが要因となる。

 このため2Q累計業績は黒字転換、純利益は、前年同期の1億6600万円の赤字が2億5500万円の黒字にV字回復する。1Q業績も、前年同期は会計特性上、新規開発物件の竣工・引渡が下期に繰り越しとなるため、赤字継続となっており、8日発表の1Q決算が黒字転換するようなら業績評価は一段と高まる。通期純利益が、4億3000万円(前期比13%増)と続伸することを見直すキッカケとなり、超割安株買いが増勢となる展開が有力となる。

 株価は、株式分割権利落ち安値から前期業績の上ぶれ着地、今期業績の続伸予想をテコに同高値まで66%高したが、PERは4倍台、配当利回りは4.4%と超割安である。権利落ち埋めの3万円台奪回にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>アーバネットコーポレーションのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:34 | 編集長の視点
2012年11月06日

【編集長の視点】上方修正のトヨタ株価、5日続伸も伸び悩む大統領選挙待ち

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 トヨタ自動車<7203>(東1)は、30円高の3240円で引けた。高値は3250円まで買われた。5日続伸。前日5日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算を発表。

 今3月期通期業績は、期初予想より売り上げを7000億円引き下げたが、逆に営業利益を500億円、税引前純利益、純利益をそれぞれ200億円引き上げ、純利益は、7800億円(前期比2.7倍)とV字回復を鮮明化する。

 今期通期の車両販売台数を今年8月の今期第1四半期時予想の880万台から875万台に見直し、通期想定為替レートも、同じく1ドル=80円から79円、1ユーロ=101円から100円と円高方向に変更して売り上げが下ぶれたが、利益は、収支改善の諸施策を進め、原価低減で1000億円、諸経費削減で400億円の効果を上げることなどから上方修正した。中間配当は、期初予想の20円を30円(前年同期実績20円)に増配する。

 株価は、今期第1四半期の増益転換着地で3300円の戻り高値をつけたが、中国の反日デモ激化・不買運動が響いて2873円まで調整、ホンダ<7267>(東1)の今期業績の下方修正にツレ安して3000円台を出没した。PERは13倍台、PBRは1倍割れと下げ過ぎを示唆しているが、きょう6日(米国時間)に投票日を迎える米大統領選挙の結果、選挙後の為替動向などを見極め方向感を探る動きが続きそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:43 | 編集長の視点

【編集長の視点】がんワクチンのテラ急伸、発表接近の3Qにも期待

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 テラ<2191>(JQS)は、40円高の848円と急反発し、前日5日ザラ場につけた年初来高値880円に接近している。同社が研究開発を進めているがんワクチン療法の一つである樹状細胞ワクチン療法の連携医療機関や症例の拡大が続いていることで、バイオ関連株人気を再燃させており、今年7月の今12月期業績の上方修正から、きょう6日に発表予定の今期第3四半期(3Q)決算発表にも期待を高めている。

 樹状細胞ワクチン療法は、血液中に数少ない樹状細胞を体外で大量に培養し患者のがん組織や人工的に作成したがんの特徴を持つがん抗原を認識させて体内に戻し、リンパ球にがん細胞のみを狙って攻撃させる指令を出す免疫療法である。同療法の技術・ノウハウを提供する契約・連携医療機関は、9月末で全国23カ所と順調に拡大、症例数も増加している。

 株価は、今年10月30日に連携している信州大学医学部付属病院が、保険医療との併用が認められる先進医療の認定を受け、乳がん、肺がん、膵臓がん、大腸がんを対象に同療法を実施することを評価して年初来高値まで200円超幅の急伸をした。

 今12月期業績も、研究開発費の先行投資が続くなか、同療法の順調な推移と販管費の削減効果で上方修正、通期純利益は、2900万円(前期比78%増)と大幅続伸を予想しており、3Q決算への注目度がアップしている。山中伸弥京都大学教授のノーベル賞受賞とともに盛り上がったバイオ株人気の増幅を支援しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:16 | 編集長の視点

【編集長の視点】クリーク・アンド・リバー社:後場一気に新高値、電子書籍で5万円早い

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 クリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)は、前場安から切り返して後場7000円高の4万8200円と年初来高値を更新、5万円へ近づいている。

 アマゾンドットコムが、11月19日に電子書籍端末「キンドル」を発売すると発表したことで、同社にも関連株買いが波及しており、去る9月に今2月期第2四半期(2Q)累計・通期業績を上方修正し、通期純利益が、5期ぶりに過去最高を大きく更新することも見直し内需株買いが増勢となっている。

 同社は、電子書籍関連では専用端末の発売を受けて高まる市場環境を背景に、電子書籍の制作受託からプラットフォームへの取り次ぎまで多角的なサービスを展開して業容を拡大している。

 今期業績は、このほかTV局向け映像専門社員の活躍、ゲーム分野での自社開発のソーシャルゲームの配信、医療分野での慢性的な医師不足などによる医師紹介事業の順調な伸張などを要因に上方修正、通期純利益は、期初予想の3億5000万円から4億円(前期比58%増)に引き上げ、2008年2月期の過去最高(2億6200万円)を5期ぶりに更新する。

 株価は、今年9月の今期業績の上方修正をキッカケに下値を切り上げ、「キンドル」発売発表とともに年初来高値まで上値を伸ばした。高値抜けから2006年7月高値5万4600円が次の上値ターゲットとなろう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>クリーク・アンド・リバー社のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:03 | 編集長の視点

【編集長の視点】日本特殊塗料2Q上方修正も反落、塗料株の割安見直しは空振りか

<マーケットトーク>

編集長の視点 日本特殊塗料<4619>(東1)は、3円安の343円と変わらずを挟んで5営業日ぶりに反落している。前日5日大引け後に11月7日の今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表に先立って、その2Q累計業績を上方修正、V字回復を鮮明化したが、2月27日につけた年初来高値370円に迫っていたことから利益確定売りが先行している。
 前日、塗料株は、同社のほか大日本塗料<4611>(東1)が、後場取引時間中に2Q累計業績の上方修正を発表しており、10月25日には神東塗料<4615>(大1)も、2Q累計・3月通期業績を上方修正した。

 市場では、トヨタ自動車<7203>(東1)の今期業績の上方修正をキッカケに下方修正が相次ぐ電機株から自動車株の乗換えが進むとの観測が強まっており、塗料株は、上方修正続出で、低位値ごろ妙味もあり、自動車関連の割安セクターとして浮上との期待もあった。この期待は、日本特殊塗料のこの日の反落で空振り気味となっているが、なおきょう6日に2Q累計決算を発表予定の日本ペイント<4612>(東1)、7日発表予定のトウペ<4614>(東1)、9日発表予定の関西ペイント<4613>(東1)などの決算動向を見極め、期待通りか、期待外れかしっかり確認することになりそうだ。

 日本特殊塗料の2Q累計業績は、期初予想より売り上げを9000万円、経常利益を1億4000万円、純利益を8000万円それぞれ引き上げ、純利益は、7億3000万円(前期比2.0倍)と大幅増益転換する。自動車製品関連事業の売り上げが増加し、原価構成が改善したことが要因で、3月通期業績は現在、精査中で11月7日予定の2Q累計決算発表時に公表するとしている。

 株価は、今期第1四半期のV字回復業績を手掛かりに年初来高値にあと6円と迫る364円まで買われ、300円台下位でのもみ合いを続けてきた。PERは7倍台、PBRは0.4倍と割安放置となっている。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:46 | 編集長の視点

【編集長の視点】1部指定替後の電算システム株価上昇続く、3Q増益、連続増配へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 電算システム<3630>(東1)は、今年8月の東証1部指定替え承認(上場日は9月10日)で窓を開けて上場来高値1270円まで340円高し、3分の1戻し水準でもみ合っているが、今12月期第3四半期(3Q)の好決算や今期配当の連続増配・好配当利回りを見直し再騰へ煮詰まり感を強めており、最高値キャッチアップへ弾みをつけよう。

 3Q業績は、前年同期比12%増収、17%経常増益、24%純益増益と増益転換した。情報サービス事業では、郵便局関連の情報処理サービス及び請求書作成代行などのアウトソーシングサービス業務や、モバイル端末向けのアプリ開発などが順調に推移し、収納代行サービス事業では、新規取引先の獲得や地方自治体向けの公金収納、既存取引先の通信販売業者向け収納件数の順調な増加などで売り上げが伸び、これに加えて効率的な事業運営と原価抑制を進めたことなどが要因となった。

 12月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は4億9000万円(前期比8%増)と続伸を見込んでいる。配当は、新規上場以来毎期増配を継続しており、今期は普通配当を前期の28円から35円に引き上げるとともに、前期に売り上げが200億円を突破したことで特別配当5円を上乗せして、年間40円(前期実績28円)に連続増配する。

 株価は、東証・名証1部指定替え承認で1000円台に乗せ、新データセンター建設と同社株価の東証株価指数算入開始による買い需要発生の需給好転思惑の合わせ技で最高値まで上値を伸ばし高値もみ合いを続けてきた。PERは10倍台、PBRは0.8倍と割安で、配当利回りも3.4%となっており、12月期末に向けてインカム・ゲイン狙いとキャピタル・ゲイン狙いの両面作戦妙味が膨らもう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:32 | 編集長の視点
2012年11月05日

【編集長の視点】日本航空、上方修正・外資規制緩和の定款変更をマーケット注視

<マーケットトーク>

編集長の視点 日本航空<9201>(東1)は、45円安の3855円と3営業日ぶりに反落している。前週末2日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計業績の開示とともに、3月通期業績の上方修正と外国人株主への配当実施へ向けての定款変更を発表したが、今年9月19日のIPO(新規株式公開・売出し価格3790円)時につけた上場来高値3905円目前で利益確定売りが先行している。

 今3月期業績の上方修正は、燃油市況上昇はあるものの、上期に続き下期も費用削減を継続、グループ全体で通期200億円の費用削減を見込んでいるとしてIPO時の予想値を上方修正、純利益は、1300億円から1400億円(前期比25%減)へ引き上げ減益転換率を縮める。なお今期配当は、なお未定としている。

 一方、定款変更は、同社の定款では航空法に基づき外国人の有する議決権の総数が、議決権の3分の1以上を占めた場合は、その外国人株主を株主名簿に記載し記録することを拒むことができる外資規制を定めている。ただこの制約は、外国人株主への剰余金の配当という経済的便益まで制約する趣旨ではないとして、来年6月開催予定の定時株主総会に定款変更案を付議して、配当を実施できるようにすることを取締役会決議した。

 株価は、IPO直後に中国の反日デモの影響を懸念して上場来安値3210円まで急落したが、その業績実態評価より世界の機関投資家の運用上のベンチマークとなっているMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)株価指数の構成銘柄への採用や、東証株価指数(TOPIX)算入により買い需要が発生するとの需給思惑が優先して動意付いてきた。外国人株主への配当実施で、このところ強気株価判断を続けてきた外国証券の動向も注目されるところで、目先売り一巡後に需給思惑が再燃する展開も想定される。同社株は久々の知名度の高い新規公開であっただけに、同社株に元気の出ることは個人投資家などマーケット全体に活気が生れる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:17 | 編集長の視点

【編集長の視点】フォスター電機5連騰、3月期を再上方修正でV字回復鮮明に

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 フォスター電機<6794>(東1)は、167円高の1354円と5営業日続伸している。東証1部値上がり率ランキングのトップ3にランクインする高人気となっている。前週末大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示に合わせて、今年7月に一部上方修正した3月通期業績の再上方修正を発表、V字回復をより鮮明化することを評価してスマホ関連の割安株買いが増勢となっている。

 3月通期業績は、売り上げを7月の下方修正値よりさらに90億円引き下げたが、経常利益を同じく上方修正より1億円引き上げ、純利益は、期初予想の据え置きとした予想値より13億円アップさせた。経常利益は、63億円(前期比3.0倍)、純利益は、43億円(同2.8倍)とV字回復が鮮明になる。

 売り上げは、主要顧客向けなどへの販売が7月予想を下回りさらに下ぶれたが、利益は、生産能率や歩留まりが改善し、前期業績を直撃したレアアース価格も低下して再度、上ぶれ、純利益は、一部海外子会社の業績が改善し、税負担率が低下することで上方修正幅を拡大する。

 株価は、7月の業績修正が、2Q累計業績は下方修正となったものの、3月通期業績は一部上方修正となったことで1369円の戻り高値をつけ、米アップル社の新製品「iPhone5」、「iPadミニ」が相次いで発売されるなか1200円台を出没した。PERは6倍台、PBRは1倍割れと割安である。戻り高値奪回から年初来高値1441円へキャッチアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:03 | 編集長の視点

【編集長の視点】寿スピリッツ:株価、切り返し高値肉薄、通期業績上方修正を評価

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 寿スピリッツ<2222>(JQS)は、15円高の921円と続伸し、10月29日につけた年初来高値933円に肉薄している。前週末2日大引け後に今年10月24日に上方修正した今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示と同時に、今度は3月通期業績の上方修正を発表、3期ぶりの過去最高純利益更新の更新幅を拡大することから割安株買いが増勢となっている。

 3月通期業績は、期初予想より売り上げを2億4000万円、経常利益を2億円、純利益を8000万円それぞれ引き上げ、純利益は、11億6000万円(前年同期比65%増)と続伸し、2010年3月期の過去最高(9億8100万円)を更新する。

 2Q累計業績の上方修正に次いで、下期もセグメント別に、ケイシイシイでは、昨年11月のテレビ放映効果の一時的な反動を新商品投入などのイベント商戦強化でカバーし、シュクレイでは、東京市場の菓子ブランド展開に向け東京駅の強化と商品開発を推進、販売子会社では、10月31日にオープンしたJR大阪駅構内商業施設「エキマルシェ大阪」に新規出店したほか、関西地区に11月中に3店舗を新規出店することなどが要因となる。

 株価は、2Q累計業績上方修正で年初来高値まで45円高して900円台固めを続けた。PERは8倍台となお割安となり、高値抜けから2010年3月以来の1000円大台での活躍が想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>寿スピリッツのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:59 | 編集長の視点

【編集長の視点】クレスコは2Q好決算で割安株買い膨らみ底上げ鮮明

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点
 クレスコ<4674>(東1)は、4円高の529円と続伸し、9月6日につけた年初来安値491円からの底上げを鮮明化している。前週末2日大引け後に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計決算が、連続の2ケタ増益で着地したことを手掛かりに内需割安株買いが膨らんでいる。

 2Q累計業績は、前年同期比7%増収、13%営業増益、11%経常増益、46%純益増益と続伸した。ソフトウェア開発では、主力の金融分野や公共サービス分野が前年同期を上回り、流通・その他分野もクレスコ北陸の子会社化が寄与して売り上げが6%増、営業利益が10%増となり、組み込み型ソフトウェア開発事業でも、通信端末やカメラ関連の開発案件が増加したことなどが寄与した。

 3月通期業績は期初予想に変更はなく、営業利益は12億5000万円(前期比21%増)、経常利益は13億5000万円(同14%増)と続伸し、純利益は、前期計上の確定拠出年金移行に伴う特別損失が一巡し7億6000万円(前期比70%増)とV字回復を見込んでいる。

 株価は、前期配当の2度にわたる増配を歓迎して前期期末の配当取りで年初来高値688円をつけ、今期に入って好決算を継続したものの全般波乱相場の波及で同安値まで調整、3分の1戻し水準でのもみ合いを続けてきた。PER7倍台、PBR0.7倍の割安修正でリバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>クレスコのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:19 | 編集長の視点

【編集長の視点】正真正銘の上方修正銘柄に早めの「クリスマス・プレゼント」期待=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 表現はどぎつくて恐縮だが、まさに死屍累々である。目を覆うばかりの惨状だ。発表がピークを超えた3月期決算会社の4〜9月期(第2四半期、2Q)業績の発表動向である。業績下方修正のオンパレードであった。

 それも中途半端な下方修正ではない。パナソニック<6752>(東1)は、黒字転換予想が大きく赤字転落して63年ぶりに無配に転落し、イビデン<4062>(東1)の3月通期純利益は、期初予想のわずか3%にまで激減してしまった。当然、パナソニックの株価は、ストップ安と売られ、イビデンは、わずか2日で10%安も急落して年初来安値まで突っ込んだ。

 業績の下方修正はこの2社だけにとどまらない。みずほ証券リサーチ&コンサルティングの10月31日までの集計では、決算発表会社のうち31%の企業が業績を下方修正し、前年同期の21%から10%も悪化したのである。

 ところがこの相次ぐ業績下方修正に株価が、どう反応したこといえば、パナソニック、イビデンなどの急落は、ごく一部の例外的なケースにとどまり、多くは悪材料出尽くし、織り込み済みとして逆行高したのである。これは、まさに今年2月の前3月期4〜12月期(第3四半期)決算発表時と相似形である。このときも業績の下方修正銘柄はもちろん、再下方修正銘柄、再々下方修正銘柄まで飛び出したのに株価は逆行高、日経平均株価は年初来高値1万255円まで上昇した。

 日本銀行が、2月13〜14日に開催した金融政策決定会合で「バレンタイン・プレゼント」といわれた追加金融緩和策を発表、円高修正が進んで悪材料出尽くし感を強めて逆行高したである。今回も同様で、10月30日開催の金融政策決定会合では、資産買入基金の一段の増額が打ち出され、日銀の独立性をおびやし、バブルの再燃まで懸念させる日銀総裁と経済財政政策担当大臣、財務大臣が連名の共同文書さえ公表した。

 これを受けて「バレンタイン・プレゼント」と同様に為替相場は、円安・ドル高が進行して下方修正した主力株は逆行高する展開となった。この円安・ドル高がこのまま推移するのか、逆戻しが起こるのかは、11月6日に投票日を迎える米大統領選挙の動向が、カギを握るとみられている。オバマ再選なら円高・ドル安、オムニー当選なら円安・ドル高との観測がしきりであり、早ければこの選挙結果が速報される、東京市場の7日後場は、日銀金融政策会合開催の10月30日と同様に思惑が錯綜することだけは間違いない。

 その日銀の追加緩和策の公表が、30日大引け間際の14時46分まで伸び、またホンダの2Q累計決算・通期業績の下方修正が、フライングされて29日の昼休み中に突然発表されるなど、このところイレギュラーな情報開示の多いこともある昨今だ。これからの相場展開が、早めのクリスマス・ラリーが始まる「リスク・オン」となるのか、それとも往って来いで11月19〜20日開催予定の次回の日銀金融政策決定でさらに追加緩和策を催促する「リスク・オフ」のままが正解なのかは、判断に迷うところである。

 そうしたなかで、業績下方修正した銘柄の逆行高にだけが脚光を浴び、その分だけ割りの食っているのが、業績を上方修正した銘柄である。前記のみずほ証券リサーチ&コンサルティングの決算集計でも、15%の銘柄が上方修正しているのである。円高・ドル安、世界経済の減速と悪環境が続いたなかでも上方修正に踏み切った銘柄である。大統領選挙の動向次第で、為替相場が一定程度巻き戻されたとしても、その好業績自体には大きな変化は起こらないはずである。

 そこで注目したいのが、業績上方修正銘柄でも、業績上方修正と同時に増配も発表した「正真正銘の業績上方修正銘柄」である。増配を公約することは、下期の環境がどのように変化に対しても対応力があると宣言したことと同じであるからだ。

 代表株は、オリエンタルランド<4661>(OLC)(東1)である。確かに、年初来高値水準の1万円台で今3月期業績の上方修正と増配を発揮しても上値余地は限られるとの見方も少なくない。しかし、提携先のウォルト・ディズニーが、ルーカスフィルムを買収して「スターウォーズ」の強力キャラクターを入手しているのである。そのことを計算に入れて株価観測をしなければならないことはいうまでもない。

 OLC以外にも東証1部銘柄で、業績上方修正と増配を発表した銘柄は、ザット数えて9銘柄にのぼる。やはりOLC同様にこの上方修正・増配とともに年初来高値追いとなった銘柄が多いが、ここは順張りを推し進め、日銀の「バレンタイン・プレゼント」にあやかって早めの「クリスマス・プレゼント」を期待したいところである。(本紙編集長・浅妻昭治)(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:51 | 編集長の視点

【編集長の視点】プラマテルズ株価、出来高増え底値圏、2Q業績減益も上ぶれ着地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 プラマテルズ<2714>(JQS)は、今年1月10日につけた年初来安値310円に並ぶ安値圏水準でもみ合っているが、値付き・売買高とも好転してきており、底上げに再発進するムードを強めている。10月26日に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計決算が、減益転換して着地したものの、期初予想をやや上ぶれて着地したことを見直して割安修正の打診買い買いが下値に続いているからで、今年6月の株主総会で定款を変更して新設した自己株式取得の実施思惑も底流している。

 2Q累計業績は、前年同期比0.9%減収、4%経常減益、1%純益減益と小幅減益転換したが、利益は、期初予想を4000万円〜500万円上ぶれた。業績そのものは、欧州の財政危機による欧米経済の先行き懸念や、中国など新興国景気の減速、円高の長期化など不透明状況下で推移したが、国内の東日本大震災後の復興需要による緩やかな持ち直しやグループ全体の連携強化により需要の回復を着実に捉え減益転換率をやや縮めたのである。

 3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、5億円(前期比5%減)と減益転換を見込んでいるが、年間配当は、前期実施の上場10周年記念配当2.5円が一巡するが、普通配当で15円の高配当を予定している。

 株価は、年初来安値のボトムから前期期末の高配当利回り買いで年初来高値360円まで買い進まれるなど好実態評価が根強い。自己株式実施思惑が万年割安修正の引き金になる期待も強く、下値逆張り余地を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>プラマテルズにMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:38 | 編集長の視点